馬の耳に念仏ってどういう意味なの？

本人のためにいくら意見をいっても、聞く耳を持たないので全く効果のないことです。

このことわざの成り立ちは？

もともとは「馬耳東風（ばじとうふう）」という故事成語からきています。

馬耳東風の意味は、人の意見や話を全く聞かず聞き流すことです。

中国で生まれた故事成語が日本へ伝わった際に変化し、「馬の耳に念仏」ということわざが誕生しました。

どんなにありがたい話を聞かせても、馬にとっては興味がないので吹く風と何ら変わりやしないという意味です。