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ウマ

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ウマって目がとっても優しいし、走っている姿はかっこいいし、見ているとワクワクしますよね。ウマは動物園などで、乗馬体験をしたりさわったりできる場所も多く、身近な動物でもあります。 でも、まだまだ、ウマについて知らないこともいっぱいありそう。ウマの体のひみつは?ウマの気持ちって僕にもわかる?ウマのこといろいろ知って、馬と仲良しになろう!

ウマ 基本情報

ウマ目(奇蹄目)、ウマ科、ウマ属、ノウマ種 ウマ亜科

体高:80~180cm、体重 :100g~1000kg 学名 Equus caballus(エクゥウス・カバッルス)。 北アメリカ原産とされるが、北米の野生種は数千年前に絶滅しており、ヨーロッパ南東部にいた「ターバン」が家畜化したという説もある。

古くから、中央アジア、中東、北アフリカなどで家畜として飼われていた。ウマは野生種も家畜種も、群れを成す傾向がある。他にも食用、運搬用(荷役馬)、農耕(農耕馬)、乗用(乗用馬)、軍用(軍用馬・騎馬)、競技用(競技馬)などに使われてきた。

ウマの種類

家畜としてのウマは属名としては1つのみですが、その中には400もの品種があります。用途は、乗馬や馬車馬、競走馬までさまざまで、大きさも大型種から小型種まで、いろいろな大きさのウマがいます。ウマの分類方法は、専門的には200以上の分類方法がありますが、日本では、重種・中間種・軽種・日本在来種の4つに分けることが多く、ここでは小型のポニーも含めて説明しましょう。

【重種】体重:約800〜1000kg 早く走ることはできないけれどパワーがあるウマ。主に畑を耕したり、馬車を引いたり、荷物を運んだりするウマとして使われる。品種/ペルシュロン、シャイヤー、ブルトンなど  ・ペルシュロン フランス・ノルマンディ原産。 性格はおとなしいけれど力が強く、馬車馬、ホースショーなどに使われる。日本では森林での木材搬出作業や北海道のばんえい競馬、ディズニーランドのパレードにも使われる。

【中間種】 軽種と重種の中間にあるウマ。温和で従順なウマが多いため乗用馬、馬術競技などを中心に使われる。 品種/クォーターホース、アパルーサ、ウェストファーレンなど ・アパルーサ アメリカ・北西部原産 体の斑点模様が特徴で、毛色と模様によって、レオパード・ブランケット・スノーフレーク・マーブルなど色々な種類に分けられる。素直で賢く馬場馬術、クロスカントリー、サーカス、西部劇の映画など、様々な用途に使われる。

【軽種】体重:約400〜500kg スマートな体型で、運動能力が高く、とても速く走ることができる。主に競馬や乗馬に使われる。 品種/サラブレッド、アラブ、アングロアラブなど ・サラブレッド イギリス原産  18世紀初めの頃に、競争馬用に品種改良された。頭が小さく四肢は長く、胸や臀部の筋肉が発達し、速く走ることに向いている。しかしケガをしやすく、物音や閃光に弱いなど、肉体的、精神的にデリケートな性質を持つ。競馬、乗馬、ポロなどに使われる。

【ポニー(体高が147cm以下の馬)】体重:30〜400kg 頭がよく温厚で耐久力もあり、主に乗用、ポロ競技、子どもの乗馬、ペットなどに使われる。 品種/北海道和種(道産子)、ハフリンガー、シェトランドポニー、ファベラ、ミニュチュアホースなど ・ファベラ アルゼンチン原産 シェトランドポニーを改良したもので体高70cm程度。成馬で40cmという犬のように小さなものもいる。小さいながらもウマとしての特徴や体格比を備えていて、乗馬はできないもののペットとして人気。

【日本在来馬】体重:250~500g 中間種・重種の日本在来馬の多くは絶滅し、現在では小型のウマが8種類存在する(北海道和種・木曽馬・野間馬・御崎馬・対州馬・トカラ馬・宮古馬・与那国馬)。そのうち6種(木曽馬・野間馬・御崎馬・トカラ馬・宮古馬・与那国馬)は天然記念物に指定されている。 ・北海道和種(道産子) 日本在来馬の品種で北海道を中心に飼育されている。鎌倉時代に大和民族が本州から持ち込んだ使役馬で、南部馬が祖先である。丈夫で強靭な体力と温厚な性格を持っているため、乗馬、ホーストレッキングや流鏑馬(やぶさめ)、ホースセラピーなどに使われる。

ウマの体

長い首と頭、長い四肢を持っています。奇蹄目のウマは、各脚とも第3指を残し他の指は退化しています。脚にはよく発達した蹄(ひづめ)があり、硬い土の上を走ることができます。

尾と、頭から首の上部に生えている鬣(たてがみ)は長いですが、全身の毛は短く生えています。ウマはおとなしく優しい動物であると同時に、臆病で敏感な性格も持っています。 ウマの目は顔の両側に位置するため、350度ほどもある広い視野を持ち、左右別々の物を見る事ができます。これはかつてウマが野生だった時に、捕食動物から逃げる為に役立っていたと言われています。

しかし、両眼で見ることができる範囲は狭いため、近くのものがぼやけて見え、距離感を掴むことは苦手です。色は黄色、緑、青の順で判別できますが、赤は見えないと言われています。暗いところも得意で、夜間でも活動する事ができます。

ウマの一生

ウマは春先から9月ごろまで、3週間ごとに発情します。発情の期間は時期によって変動がありますが、平均5~6日間発情が継続し、その間に交配します。ウマのように、温かくなる時期に繁殖期を迎える動物を「長日性季節繁殖動物(ちょうにちせいきせつはんしょくどうぶつ)」といい、これらの動物たちは、交配が成功すると、翌年の温かくなる時期に赤ちゃんを出産します。妊娠期間は約335日、1回の妊娠で産む赤ちゃんは1頭のことが多いです。

赤ちゃんは産まれて1時間ほどすると立ち上がり、徐々に走れるようになります。赤ちゃんの成長は早いものの、自然下ではで母親のもとで一年間ほど暮らします。ウマの寿命は約25年ですが、中には40年を超える寿命を持つウマもいます。

ウマ Q&A

ウマ
ウマの名前の由来は何?

ウマは中国語の「馬(マー)」を語源とします。漢字の「馬」は象形文字で、ウマの形を横から見た姿を現しています。それでは、これをなぜ「ウマ」と呼ぶようになったかというと、中国語のウマの発音<ma>の頭字音のmが強調され[mma]となり「ウマ」と呼ぶようになったと言われています。

ウマは何を食べているの?

ウマは草を食べています。しかし、競走馬などはそれだけでは栄養が足らないため、青草や干し草(粗飼料)に加えて消化が良く栄養価も高い麦類や豆類、油カスなどの穀類(濃厚飼料)、カルシウムやビタミン剤などの添加物を合わせた飼い葉を与えます。また、ウマはニンジンやリンゴ、氷砂糖などの甘い物も大好きです。

ウマ
ウマが一日に食べるエサの量はどのくらい?

ウマが食べる量は体の大きさによっても違いますが、サラブレッドなどの競走馬を例にとると、1日に12~15キロの乾燥飼料と20~40リットルもの水を飲みます。 ウマはよく発達した門歯で食べ物を噛み切り、臼歯ですりつぶします。羊や牛などの偶蹄目(イノシシ亜目を除く)の動物たちは複数の胃を持ち反芻(一度食べた食物を吐き戻し噛み返す)しますが、奇蹄目であるウマは一つの胃しか持っていません。

しかし約1.2mもある長い盲腸と、発達した結腸の消化器官に住む微生物を用いて、草の繊維質を発酵分解することができます。

ウマ
ウマはいつごろから人間に飼われるようになったの?

ウマと人間は大昔から深い関わりを持ってきました。初めてウマを家畜にしたのは、約5千年前のアジアの遊牧民だと言われています。それ以来、ウマは人間のパートナーとして農耕馬や馬車馬、競走馬などとして働き、人間社会にとって不可欠な存在になりました。

ウマ
野生のウマっているの?

厳密な意味での野生馬はいません。現在、野生種と言われているウマは、家畜として飼われていたものが野生下して繁殖したもので、北アメリカの「ムスタング種」や、九州に生息する「御崎馬(みさきうま)」がこれにあたります。また、一度絶滅した野生の「モウコノウマ」という種がいますが、この種は絶滅前に各地の動物園に送られており、その子孫たちを使って計画的な繁殖が始められ、再野生化が試みられています。モウコノウマは現在絶滅危惧種に指定されています。

ウマ
モウコノウマに会える動物園はある?

はい。日本では、多摩動物園と千葉市動物園でモウコノウマに会えることができます。

ウマ
ウマの祖先はいつごろ現れたの?

ウマの祖先が現れたのは5千万年以上前の始新世初期のことと言われています。ウマの祖先である有蹄類の「ヒラコテリウム」は、主に北アメリカ大陸とヨーロッパの森林地帯に生息していました。ヒラコテリウムの体高は約20~30cm、前肢に4本、後肢に3本の指がありましたが、 その後、長い年月の間に大型化し、指の数は1本になりました。 ウマ属の直接の祖先は200万年~100万年前に現れたと考えられています。旧石器時代に描かれたラスコー洞窟の壁画にもウマが描かれていますが、人間の狩猟(食料・毛皮のため)により、ほとんどが絶滅してしまいました。その後、紀元前4000年~3000年ごろ、人間はユーラシア大陸で生き残っていたウマを家畜化していきました。

ウマ
ウマは立って眠ることができるって本当?

はい。ウマは立ったまま寝ることができます。人間は立ったまま眠ると、力が抜けて足がガクンとしてしまいますが、ウマは膝関節(ひざかんせつ)を靭帯(じんたい)で固定できるので、立ったまま眠れるのです。でも安全な場所ではリラックスし、横になって休むこともあります。

ウマ
ウマは一日にどのくらい眠るの?

ウマの睡眠時間は約3~4時間ほどです。ウマは立ったままで眠るのが普通ですが、疲れた時などは横になったり、うずくまったりして眠ることもあります。競走馬はレース後、疲れて横になり、いびきをかいて眠ることもあるそうですよ。

ウマ
ウマの鼻の穴がふくらむときがあるけれど、どんな時にふくらむの?

人間は鼻からも口からも呼吸ができますが、人間以外の哺乳類の動物は鼻からしか呼吸ができません。ウマも鼻でしか呼吸できないため、早く走る時など、たくさんの空気が吸えるように鼻の穴をふくらまします。また、驚いたときにも鼻の穴を大きくふくらまし、荒い息を吐きます。

ウマ
ウマの耳はよく聞こえる?

はい。ウマの耳はとてもよく働き、音に敏感です。ウマの耳は180度回転することができ、まるでレーダーのようにクルクルとよく動き、耳が向いている方向の音を聞き取ることができます。これはウマの耳が10種類もの筋肉に支えられているためで、左右の耳を別々に動かすこともでき、前後左右、自由に耳の向きを変えて立体的に音を聞き取っています。

ウマ
ウマの寿命はどのくらい?

ウマの寿命は約20年、中には30年も生きるウマもいます。しかし、すべてのウマが天寿を全うできるわけではありません。競走馬は、引退後、子孫を残すための種牡馬(しゅぼば)、繁殖牝馬(はんしょくひんば)として使われたり、乗馬クラブへ移ったりと、様々な道がありますが、寿命を迎える前に殺処分になるウマもいます。

しかし、競走馬が引退後も幸せに暮らせるような取り組みを行なっている団体も多数あります。引退後の競走馬にリトレーニングを行い、その馬たちに乗ったり、馬の世話体験ができる牧場や施設も全国に存在しています。

ウマ
ウマの気持ちを知ることはできる?

はい。ウマは感情豊かな動物で、気持ちをいろいろな方法で表します。いくつか例を挙げてみましょう。

・落ち着いた気持ちのとき・・・耳を前に向けている。 ・何かに関心を持っているとき・・・関心があるものをじっと見つめている。  ・怒っているとき・・・耳を前後に互い違いに動かしている。 ・不安なとき・・・左右の耳を違う方向にクルクル動かし、視線があちこちに動き、低い声を出す。 ・敵意や警戒心を持ち威嚇しているとき・・・耳を後ろにしぼり、口を突き出し、歯をむく。 ・うれしいとき・・・高い声で長くいなないたり、尾を高く振り軽やかに歩く。 ・信頼している人に甘えるとき・・・目を細めて頭や鼻をスリスリと摺り寄せてくる。 ・気持ちがいいとき・・・鼻をのばしたり、目を細めたりする。 ・驚いたとき・・・鼻の穴を大きく膨らまし、荒い息を吐いたり、鼻嵐を吹いたりする。 ・欲求不満のとき・・・「前がき」という、前肢を地面に叩きつけるような動作をする。餌が欲しい時もこのような動作をすることがある。 ・気分がハイになっているとき・・・尾を高く持ち上げる。 ・恐ろしい時や服従を表現するとき・・・尾を両後肢の間に巻き込んだりする。

ウマ
ウマと仲良しになりたいんだけど、どう接すればいいの?

ウマはデリケートで臆病なところがあるので、急にさわるとびっくりしてしまいます。さわる人の姿が見えると安心するので、正面から近づいて声をかけながら、ゆっくり優しく体をなでてあげると良いでしょう。

ウマに近づいたら、まず鼻の近くに手を伸ばして、自分の匂いを嗅がせてあげると、ウマも安心します。そしてウマの目線よりも低い位置の部分・・・頬や首などをさわってあげましょう。また、ウマは首を軽く叩いてあげると人間に褒められていると感じて喜びます。 ウマがさわられて嫌な部分はお腹周りなどです。また、他の部分でも嫌がっている素振り(耳を後ろに伏せるなど)が見えたら、さわるのはやめましょう。逆に耳を真っ直ぐに立てているときは、さわってくれている人に興味を持っている時なので、さわっても嫌がられません。また、ウマに蹴られると大変なので、ウマの後ろに立たないようにしましょう。

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