牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
一見ちょっと難しそうで、どんな意味があるのか想像つきにくいことわざですよね。初めて聞いた!という方もいるのではないでしょうか? ちなみに琴とは日本の伝統的な和楽器で、弾ずとは弾く(ひく)という意味です。では牛に対して琴を弾くとは、何の成り立ちが隠れているのでしょうか?一緒に詳しく探っていきましょう!
牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず) 基本情報
牛に対して琴を弾ずってどういう意味なの?
能力の低い者や志が無い者に対して、いくら素晴らしく立派な話を聞かせても全く役に立たないということです。
このことわざの成り立ちは?
はるか昔、中国の魯(ろ)という場所に公明儀(こうめいぎ)という礼楽を(礼儀と音楽を合わせたもの)好む人物がいました。
ある日のこと。公明儀は牛のいる前で「清角の操(せいかくのそう)」という名曲を琴で弾いてみせるのですが、牛は名曲に耳を傾けることもなく目の前の草を食べつづけていました。
試しに蚊やアブの羽音や子牛の鳴き声に似せて音を出してみると、しっぽを振ったり聞き耳を立てながら興味を持ち始めたのです。
この光景を見た公明儀は、いくら素晴らしいものを聞かせても内容が分からない者には何の役にも立たないということが分かり、この出来事はのちに「祖庭事苑(そていじてん)」という書物に記載され、このことわざが誕生したといわれています。
牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず) Q&A
牛に対して琴を弾ずを現代風にアレンジしてみよう!
試しに、牛に対して琴を弾ずをちょっとだけ今風に言い換えてみましょう。
・牛に対して世界一のオーケストラを奏でる
・牛に対して日本一の三味線を奏でる
こんな感じになります!
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