
猫の手も借りたいってどういう意味なの?
あまりにも忙しいので、とにかく誰でも良いから手を貸して欲しい。助けて欲しいということです。

このことわざの成り立ちは?
手を使える動物はイヌやウサギ、リスもいますよね。では一体なぜ、「猫の手」がことわざとして使われるようになったのでしょうか?
このことわざが初めて登場したのは、江戸時代中期に「関八州繋馬(かんはっしゅうつなぎうま)」という浄瑠璃(じょうるり)と言われています。
実はこのことわざ、はっきりとした成り立ちは分かっていません。というのも内訳が2つあり、どちらが本当なのか証拠が見つかっていないのです。
ここで一度、有力な説を紹介します。
①このことわざでいう「猫の手」は、あまり役に立たないという意味。
②古くからネズミ捕りとして活躍してきた「猫の手」は働き者の手という意味。
まず①の説ですが、基本的に猫はマイペースで自由奔放性格です。そのためいつでも人間のいうことを聞いてくれる訳ではなく、猫自身の気分が乗らないと行動しないという場合もあります。
悪く言ってしまうとネズミ捕りにしか役に立たない。それ以外の命令には従わないことが多い。そんな風に見られてしまった猫ですが、とても忙しい時だけは、あまり言うことをきかない動物、つまり猫でも良いから手を貸して欲しい!
このような理由で猫の手がことわざに使われたと考えられています。ですが、この説とは真逆に考える説もあります。それが②です。
②の場合、ネズミ捕りとして活躍してきたという部分は①と同じですが、ネズミ捕りが出来るくらい働き者の動物、それが猫。だから忙しい時は猫の手も借りたい!という意味もあるのでは?と考えられています。
ですが実際のところ、誰でも良いという意味は相手に直接言ってしまうのは失礼になります。それらを踏まえて考えてみると、①の説が正しいのかも知れませんね。
















