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マグロ

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「好きな動物は?」と聞かれれば、多くの人が何かしらの動物を思い浮かべると思います。 しかし「好きな魚は?」と聞かれて、何かを思い浮かべるのは困難ではないでしょうか。もし思い浮かんだとしても、食材としての魚のことも。 食材としての魚では、海外から「日本人はマグロが好き」と思われています。たしかにマグロは、一般家庭や飲食店でも身近な食材です。 しかしマグロの生態について、詳しく知っている人は多くない印象を受けます。そこでマグロについて、生態を詳しく見ていきましょう!

マグロ 基本情報

スズキ目サバ科マグロ属

体長:3m以上 体重:400kg以上 ※日本で代表的な種類のクロマグロを参考にしています。

マグロと言えば大きな魚のイメージが根付いており、テレビでも巨大なものはたびたび話題になっています。競りなどでは目が飛び出るような値段がつくので、印象に残っている人も多いでしょう。

形態はどっしりとした紡錘(ぼうすい)型で力強さを感じます。一方でヒレは小さい種類が多く、一見するとかわいさを感じるかもしれません。

ただし尾ビレは大きく、推進力の元と言えます。多くの魚は体を左右にくねらせて泳ぐのに対し、マグロは尾ビレを左右に振ることのみで泳いでいます。

マグロ Q&A

マグロ
マグロの名前の由来は何?

和名の「マグロ」の由来には、3つの説があります。

1つ目はマグロの目が大きく真っ黒であることで、「目が黒い=目黒(まぐろ)」となったいう説です。

魚の目をまじまじと見ることはあまりありませんが、たしかにマグロの目は吸い込まれるような大きな目をしています。なかなか信憑性の高い説ではないでしょうか。

2つ目は、マグロの鮮度が由来となった説です。

現代のように冷凍技術が発達していなかった時代、常温で保管するとすぐに真っ黒になってしまいました。「まっくろ」がなまって「まぐろ」になったと言われています。現代では常温で保管することがほぼないので、少しイメージがわきづらいですね。

3つ目は、マグロの身体的な特徴が由来となった説です。

マグロは背中の色が黒く、日本で獲れるクロマグロは特に顕著な色合いをしています。通常群れを形成するマグロが、海を泳ぐ様子が真っ黒な小山に見えることから「真黒(まぐろ)」となったそうです。

また漢字では「鮪」と書き、「魚」と「有」が合わさってできています。

漢字についても諸説ありますが、有力な説は「有」が「外側を囲む」を意味しており、マグロが外洋を大きく泳ぐ回遊魚であることを表しているという説です。

ちなみにカジキマグロという魚がいますが、生物学では全く別の種類とされています。生物学が確立される以前からの呼び名が、そのまま和名として残ったようです。

マグロ
マグロはどうして外洋に住んでいるの?

マグロは外洋を泳ぐ回遊魚なので、広く世界中の海に生息しています。特に熱帯・温帯の海域を好み、特徴的なことは種類によって分布域や生息深度が異なることです。

クロマグロは北半球に生息しており、ミナミマグロは名前の通り南半球に生息しています。さらにメバチマグロは他の種類より深い層を泳ぐことがわかっており、夜は浅い層に上がってくるそうです。

世界中を泳ぐイメージのあるマグロですが、実際は種類ごとに棲み分けしているだけでした。

マグロ
マグロは何を食べているの?

マグロは、エサとなる生物の少ない外洋を住処とする回遊魚です。海洋における食物連鎖の上位捕食者で、おもにサバやイワシ、エビ、イカを捕食します。

パワフルに泳ぐので必要なエネルギーも大きく、わずかな量では足りません。

マグロは養殖産業も盛んで、想像を越える量を給餌されています。1日2回の給餌で体重の3〜5%エサを食べ、1kg体重を増やすためには13kgもの量が必要とのこと。

もちろんこの概算を自然界のマグロにそのまま当てはめることはできませんが、それでもかなりの量を捕食していることは容易に想像できます。

エサを確保するのに、もしかしたら苦労しているのかもしれませんね。

マグロ
マグロの遊泳速度は?

マグロの遊泳速度はかなり速く、時速80キロや瞬間最大時速160キロと言われてきました。しかし近年の研究で、これらの速度が誤りだったことが判明しています。

バイオロギングという最新の研究手法は、測定器を対象物に取り付けて情報を記録するというもの。

最新技術によると、マグロの本当の遊泳速度は平均で時速7キロでした。時速7キロと言えば、人間のジョギングと同じ程度です。

しかし陸上と海中の速度を、同じように考えることがそもそもの間違い。

海中は水の中なのでつねに体に負荷がかかり、人間だとあっという間に疲れてしまいます。マグロはその状態で常に泳ぎ続けているので、速度以上のすごさがわかるでしょう。

マグロ
マグロは普段寝ていないって本当なの?

マグロが24時間休まずに泳ぎ続けていることは有名ですね。マグロは寝ていないのではなく、寝ながら泳いでいるのです。

マグロが泳ぎ続けることには、2つの理由があると言われています。

1つ目は呼吸のためで、2つ目は沈まないためです。

マグロはエラで呼吸をしますが、他の魚と違ってエラを動かすことができません。口を開けて泳ぐことで、海流をエラに取り込み呼吸しています。

つまり泳ぎを止めてしまうと、呼吸ができなくなり窒息死してしまうのです。

またマグロは非常に高密度な身体で、海水に対して比重が大きく、泳ぎ続けないと沈んでいきます。泳ぐことで浮力を得て、沈まずにすんでいるのです。

マグロが寝ない理由がわかりましたが、常に同じペースで泳ぎ続けているわけではありません。夜間は速度を落とすことで代謝を落とし、いわばインターバルのような状態で泳ぎ続けているのです。

マグロ
マグロの天敵は?

食物連鎖の上位捕食者であるマグロに、天敵らしい天敵はいません。あえて天敵として挙げるなら人間であり、特に日本人と言えるでしょう。

日本人は古くからマグロを食べる文化があり、縄文時代の遺跡からも痕跡が見つかっています。世界で消費されるマグロのうち約5分の1が日本で消費されるほど、日本はマグロ大国です。

もちろん苦手な人もいるでしょうが、マグロにとってみればもっとも恐ろしい天敵かもしれませんね。

マグロ
マグロが絶滅しそうって本当?

マグロの乱獲はたびたび問題になっています。マグロは元々個体数が少なく、日本食ブームが巻き起こったときに世界中で乱獲されました。

一部ではマグロ漁の禁止を求める団体も現れ、国際的な資源保護が重要視されています。

しかしすでに遅いとする見方もあり、実際に5種類のマグロは絶滅危惧種として指定されました。マグロ大国の日本は特に注目を浴びており、今後も国による漁の管理が必須と言えるでしょう。

マグロ
ツナってマグロのこと?

マグロはトロなどが高級品として有名です。しかし一般家庭では缶詰が登場する機会が多く、さまざまな料理に使われます。

実はこの缶詰には「マグロ缶」と「ツナ缶」があります。マグロ缶は名前の通り、マグロをフレーク状にして缶詰にしたもの。

ではツナ缶との違いは何なんでしょうか。そもそも「ツナ」とは一体何を指すのでしょうか。

ツナは「tuna」と書く英語で、マグロ族に分類される魚の総称のこと。マグロ族にはカツオも分類されているため、原材料がカツオのツナ缶も存在します。

ツナ缶のほうがマグロ缶より、広義的であることがわかりますね。当然ながらカツオを原材料とした「マグロ缶」はありません。

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