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スズメ

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スズメ

日本でもっとも身近な鳥と言えば、スズメを想像する人も多いのではないでしょうか。スズメはカラスやハトと並んで、日本で多く生息する鳥類です。小柄なその体はとても愛くるしく、「かわいい」と感じる人もいるでしょう。 しかし、これだけ身近な鳥であるにもかかわらず、一般的に知られていないことがたくさんあります。 今回は身近な鳥、スズメの知られざる生態を見ていきましょう。

スズメ 基本情報

鳥綱スズメ目スズメ科スズメ属

全長:14-15cm

体重:20-30g

スズメは頭部と背中が茶褐色で、お腹が白い体を持っています。

見た目の特徴と言えば、頬にある黒斑(こくはん)で頬を染めているように見えるため、スズメのかわいさを象徴しています。

幼鳥のくちばしは黄色ですが、成鳥になるとくちばしの色は黒です。また、多くの小鳥は虫が主食なので細いくちばしをしていますが、スズメはイネの種子を食べるため太く短いくちばしを持っています。

日本のスズメは、ほとんどが人間と生活圏を同じくしますが、一部は森林などの自然環境を好みます。この傾向は世界的にも見られ、人間と共存する種や人里から離れて暮らす種までさまざまです。

日本では北海道から沖縄まで生息しており、各地で見られます。ただし、一部の離島には生息していません。人間が住み始めるとスズメも生息し始め、人間が離れるとスズメもいなくなるという特徴があります。

スズメは留鳥で、同じ場所に留まると考えられています。しかし、最近では越冬するために、エサを求めて大移動する個体がいることも判明しました。

さらに、古くから稲作への食害を与えるため、地域によっては食用とするところもあります。おもに海外でよく見られますが、日本でも京都・伏見稲荷大社の名物として食べられます。

そのほかにも、おとぎ話や芸能、家紋にも使われているので、日本人にとって昔からなじみ深い鳥であることがわかりますね。

スズメ Q&A

スズメ
スズメの名前の由来は何?

スズメは昔から存在しており、古くは平安時代や室町時代の書物にも登場します。

当時はスズメのことを「ススミ」や「ススメ」と表記していました。

「スス」は鳴き声が転じたもの、または小ささを表すもの、「メ」はツバメやカモメなどの鳥を表す接尾語であるとされています。

現代でスズメの鳴き声を「ちゅんちゅん」と表すことが多いですが、当時の日本では「シウシウ」と表記されていました。この鳴き声の「シウシウ」が「スス」に変化したという説があります。また、「小さい」を意味する「ササ」が変化したともされます。

スズメ
スズメはどうしてそこに住んでいるの?

スズメは野生でありながら、森などの自然地帯ではほとんど活動しません。

私たち人間の生活に密着して暮らしています。おもな理由は人間のまわりのほうが、エサを簡単にとれるからです。

田んぼに生えている稲や、その周辺に発生する昆虫などスズメにとってはエサの宝庫と言えます。

また、エサを取りやすい環境であるうえ、天敵が少ない点もスズメのメリットです。

ネコやカラスは存在しますが、他の猛禽類は人間の生活圏では少なく、襲われる危険性は低いので安全と言えます。

人間とスズメの関係性が強いため、人がいなくなった村ではスズメもいなくなると言われるほどです。

スズメ
スズメは何を食べているの?

スズメは雑食性で、イネ科の植物の種子や虫を食べます。

また、田んぼが少ない都市圏に生息するスズメは、パンくずや生ゴミなども貴重な食料です。

したがって、人間の生活圏に生息する限り、スズメにとっての食料は豊富なので、いたるところでスズメの繁殖が可能になったと考えられています。

主食はイネ科の種で、農家にとって夏から秋は害鳥として嫌われます。しかし、春から夏はイネにたかる害虫を食べるため、駆除するわけにもいきません。バランスよく付き合っていくのが重要と言えます。

スズメがピョンピョンと跳ねるように歩くのはなぜ?

スズメはピョンピョンと飛び跳ねるように歩き、この歩き方を「ホッピング」と呼びます。

一方で、ハトは左右の足を交互に出す「ウォーキング」と呼ばれる歩き方です。ウォーキングは私たち人間と同じ歩き方ですね。

ホッピングをする鳥は、樹上での生活がメインだったり、体の小さい種類が多いです。樹上で生活している鳥は枝から枝へ移動しますが、歩幅内で移動するのは簡単ではありません。そこで両足を使って飛び移る方法をするようになり、地上でも両足で歩くようになりました。

また、体の大きな鳥はホッピングをしません。ホッピングは着地の際に体重がかかるため、足に負担がかかります。そもそも普通に地上を歩くなら、ホッピングよりウォーキングのほうが楽です。

したがって、ホッピングは体の小さなスズメのような鳥ができる特別な歩き方と言えるでしょう。

スズメ
スズメの天敵は?

スズメは小柄なうえ、どちらかというと弱者なので、天敵は多く存在します。人間がたくさん生活する都市部では、ネコやカラス、小型の猛禽類などです。

少し田舎に目を向けると、上記に加えフクロウなど大型の猛禽類も対象となります。

世界的に見るとスズメを食用とする人種もいるため、スズメにとって安息の地はあまりないのかもしれません。

スズメ
スズメをペットとして飼育できる?

スズメは原則として、ペットでの飼育はできません。

そもそもペットショップにはインコや文鳥などの鳥類もいるのに、身近なスズメがいないのは不思議に感じる人もいるのではないでしょうか。

それは狩猟方法や期間など、さまざまな要素に法律上の制限がかかっているからです。したがって、合法に狩猟して、しかるべきところに許可を得られれば飼育できます。

ただし、それらをすべてクリアしてペットとして飼育するのは非常に難易度が高いので、一般的なペットにならないのです。

ちなみに、明らかに弱っている個体を保護することも、基本的には違法となります。もし見つけた場合は、そのままの状態で自治体に連絡するといいでしょう。

スズメ
スズメの数は減っているの?

スズメの数は年々減少していると言われています。研究者によると、50年前に比べて約10分の1になっていると推定されました。

数が減った原因は明確になっていませんが、エサや営巣場所の減少が推測されています。

農作方法が進化し、モミが減少したことで冬のエサがなくなったり、自然がなくなることで虫がいなくなったりしたと考えられています。

また、スズメは樹木の洞や建築物の隙間に営巣していますが、自然の減少や気密性の高い住宅の開発で営巣する場所も少なくなったとも。自然界に生きる生物と人間の共存は、これから先も大きな課題となりそうです。

スズメ
スズメは群れて生活するの?

スズメは、数十から数百が集まって群れを形成すると言われています。ただし、群れを形成するのは基本的に若鳥が多いとされ、一部を除き成鳥は群れから離れるそうです。

群れを形成する理由として、体温の維持、エサの探しやすさ、睡眠時の安全性が挙げられます。

また、群れから離れた成鳥は、それぞれの好みの場所に定住するようです。ちなみにスズメの研究はあまり進んでおらず、これらの理由ははっきりとわかっていません。

スズメ
スズメの寿命はどれくらい?

スズメの寿命について調査が盛んではないこともあり、寿命ははっきりとわかっていません。

現代社会では天敵の存在だけではなく、さまざまな要因があって、死亡率は非常に高いと言われています。

ただし、日本で確認された最長寿命は約2,300日(約6年)なので、高い死亡率から考えると貴重な例でしょう。

スズメ
スズメが砂場でバタバタしているのはどういう意味?

スズメだけではなく、一部の鳥類は砂場でバタバタと動きます。この行動は砂浴びと言って、人間の行動だとお風呂と同じ意味です。

羽や体についた寄生虫やゴミを落とすために、砂場でバタついています。

また、砂浴びではなく、水浴びをして体を洗う鳥類もいます。

通常は砂浴びか水浴びを行うのですが、スズメはどちらも行う珍しい種類です。1日に1度、体を洗うきれい好きな鳥と言えますね。

スズメ
ぷっくりしたスズメは別種のスズメなの?

通常のスズメはスマートで、ほっそりした体型をしています。しかし、冬になると丸々とふくらんで、愛らしい姿のスズメを見かけることはありませんか。

この状態のスズメは「ふくらスズメ」と言います。羽毛の中に空気を取り込みふくらませることで、寒さから身を守っているのです。

漢字で「福良雀」と書き、昔から縁起がいいとされてきました。特に着物との関係性が高く、柄になっているだけではなく、帯結びにも名前が残っています。幸福を願って、祝い事などのイベントに使われることが多いようです。

ふくらスズメをしっかりと見たことがない人は、ぜひ冬のスズメに注目してみてください。

スズメ
日本のスズメはみんな人間と生活圏が同じなの?

一般的にスズメは人間と同じ生活圏に生息していますが、森の中などで暮らす種類もいます。

スズメとは似て非なるその種類は、ニュウナイスズメ。スズメが留鳥であるのに対して、ニュウナイスズメは夏を北日本で過ごし、寒くなると南下する旅鳥です。

スズメとの見た目の違いは、頬の黒斑がない点。ちなみに、頬の黒斑は「にふ」と呼ばれ、「にふがない」が「にゅうない」に変化したとされます(諸説あります)。

たまにスズメの中に混じっていることもあるようなので、頬を見てみると判別できるかもしれませんね。

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