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烏骨鶏(ウコッケイ)

烏骨鶏(ウコッケイ)

烏骨鶏(ウコッケイ)

皆さんは「ウコッケイ」という鳥を知っていますか?ニワトリの品種の1つで、名前は聞いたことのある人もいるのではないでしょうか。ただ、どんな姿をしているのか、どんな歴史があるのかなど、知らない人もいるかと思います。そんなウコッケイのことを紹介していきます!

烏骨鶏(ウコッケイ) 基本情報

項目名内容
科学名Gallus gallus domesticus
分類地位ACCEPTED
ランクSUBSPECIES
動物界
脊索動物門
鳥綱
キジ目
キジ科
ニワトリ属
一般名
保全状況
生息地
記述

鳥綱(ちょうこう)キジ目キジ科ヤケイ科 ニワトリの一品種

体高:約40cm

体重:1〜1.5kg

烏骨鶏の原産は中国やインド、ベトナムなどの東南アジアと言われています。日本には17世紀にやってきました。そんなに昔から日本にいたんですね。

ウコッケイは皮膚、内臓、骨、肉、全てが黒色、黒紫色をしています。地球上に存在する生物の中でこんなにも黒いのはウコッケイだけと言われているそうです。

羽毛は白色と黒色がいて、絹糸のように綺麗な羽を持っています。ニワトリの一種なのでちゃんと冠も付いていて、それも黒色や黒紫色をしています。

普通のニワトリは足の指が前に3本、後ろに1本の4本ありますが、ウコッケイは、前に3本、後ろに2本の5本あるんです。指が5本あるのはニワトリだけではなく、鳥の中でも珍しいことなんです。

オスとメスと判断する方法は、体の大きさと頭の毛羽、鳴き方です。体はオスの方がメスよりも一回り大きく、オスは頭の羽が逆立っていて、メスは丸くふわふわとしています。ニワトリの鳴き方で想像するのは「コケコッコー」ですよね。ウコッケイも同じ鳴き方をするのですが、「コケコッコー」というのはオスだけで、メスは小さい声で「コッコッコ」と鳴きます。よく観察すると判別できますね。

烏骨鶏(ウコッケイ) Q&A

烏骨鶏(ウコッケイ)
ウコッケイの名前の由来は?

ウコッケイは漢字で「烏骨鶏」と書きます。分けて見てみると「烏(カラス)骨(ほね)鶏(ニワトリ)」です。これは特徴である皮、肉、骨など全てが黒いことからカラスみたいだとして「カラスのように真っ黒なニワトリ」という意味で「烏骨鶏(ウコッケイ)」となったそうです。

たまに「鵜骨鶏」や「烏滑稽」、「鵜滑稽」、「鵜コッケイ」と書かれていることがあるそうですが、ウコッケイの漢字は「烏骨鶏」だけなので気をつけてくださいね。

烏骨鶏(ウコッケイ)
ウコッケイの卵はとても栄養があるって本当?

ウコッケイは産む回数も数も、普通のニワトリに比べるととても少ないです。その分、一個の卵に栄養がつまっているんです。

普通のニワトリは年間300個以上産みますが、ウコッケイは年間50〜80個しか産みません。とても少ないですね。卵もニワトリに比べると小さく、ニワトリの卵が約60g、ウコッケイの卵が約40gなんです。

ただ、ニワトリの卵よりも、卵黄が大きくしっかりしているので箸で卵黄を摘むことができるんです。よくテレビで美味しい卵を紹介するときに箸で摘んで見せてくれますよね。それだけしっかり栄養が入っているということなんです。

卵にはビタミンA、B2、B12、D、E、鉄分、亜鉛、カルシウム、ミネラルが含まれていて完全栄養食と言われているのですが、ウコッケイの卵はこれらの栄養がニワトリよりも、はるかに多く含まれているんです。記憶力を高めると言われている「ホスファチジルコリン」という成分はニワトリのほぼ倍も含まれています。

これらの栄養の高さから動脈硬化予防や認知症予防、コレステロールの正常化、糖尿病予防など様々な病気の予防につながると言われています。

ただ、貴重な分とても値段が高いです。普通のニワトリの卵が10個で250〜300円ほどですが、ウコッケイの卵は1個で約500円もするんです。それだけ貴重で栄養があるということなので、毎日はさすがに食べられないかもしれませんが、買える量で食卓に少し取り入れてみるのもいいかもしれませんね。

烏骨鶏(ウコッケイ)
ウコッケイは中国で不老不死の食材だったって本当?

ウコッケイは中国の原産国と言われている国でもあり、全身が黒く足の指が多いことから霊鳥として扱われていました。当時は皇帝など位の高い人たちしか手に入れることはできず、権力の象徴としても飼育されていました。全身の羽がふわふわとしていて、黒色や白色ととても気品のある姿なので観賞用としても飼育されていました。

「本草綱目(ほんぞうこうもく)」という昔の中国の医学書によれば、卵は肺病や鎮静剤(ちんせいざい)として、肉は不妊治療に効くと書いてあり、薬膳(やくぜん)料理にも使われていました。

料理だけではなく漢方にも使われていて、「烏骨鶏丸」という薬があり、本草綱目(ほんぞうこうもく)に書いてあったように、特に女性の病気に効き、子宝に恵まれると言われていました。嫁入り道具を用意するときには「タンスを忘れてもウコッケイは忘れるな」という言葉まであったそうです。

今では、中国料理でウコッケイを使った料理がたくさん出ています。貴族だけが食べるものではなくなりましたが、値段は高いので特別な日などに食べているのかもしれませんね。

健康で美しくありたいと思うその心が、ウコッケイ料理の素晴らしさを広めていったのかもしれませんね。

烏骨鶏(ウコッケイ)
ウコッケイは日本の天然記念物なの?

ウコッケイは17世紀に中国から日本にやってきたと言われています。そのとき漢方医学と共に日本にやってきたので、日本でも薬鳥として大切に扱われてきました。

ウコッケイはニワトリとは違い体が小さいので、肉も少なく卵も少ないので、ニワトリのように実用性がないと言われていましたが、やはり栄養価が高いのでウコッケイの肉や卵を求める人は多かったようです。

食べる量としては少ないかもしれませんが、体のほとんどに栄養があるのでスープにして飲むこともあったそうです。日本人からすると肉が黒く、料理にすると食べにくいこともあったのかもしれません。その点スープだと簡単に栄養を撮ることができますね。

ウコッケイが中国の貴族に観賞用として飼育されていたように、日本でも観賞用で飼育されているウコッケイがいます。ウコッケイの羽の美しさなどを競うコンテストも開かれるほどです。

ウコッケイは温厚でとてもおとなしく、人によく懐くので、可愛いペットとして人気もあるんです。

こうして日本でも知られるようになったウコッケイは1942年、日本の天然記念物に指定され、7月21日が「烏骨鶏の日」と制定されました。

天然記念物は保護されるべきものですが、食用として市場に出ているものを料理に使うことは問題ないので、興味のある方は買ってみてもいいかもしれませんね。

烏骨鶏(ウコッケイ)
ウコッケイはペットとして飼えるの?

先ほどお話ししたように、ウコッケイは温厚で人になつく性格から、ペットとして飼う人もいます。ニワトリよりも小さいので広いスペースも必要ありません。家の中でも外でもどちらでも飼うことができます。

飼う場合は、外でも中でもケージが必要です。中で飼う場合はウサギや犬のケージを、外で飼う場合は、ヘビやカラスなどの敵が来る可能性があるので、頑丈で網目の細かいケージを用意します。高さもあるとストレスにならないかもしれません。

ニワトリは飛べない鳥のイメージがあるかもしれませんが、飛び上がることはできます。なのでウコッケイも地面を歩いているだけではなく、飛び上がることもあるんです。そういうときに止まり木などがケージの中にあると、飛んだり歩いたりといろんなことができるのでいいかもしれません。

室内で飼う場合は、家の中だけを歩かせるのではなく、定期的に外に連れて行ってあげることが大切です。日光を浴びて皮膚から栄養を補給することも大切なんです。

ウコッケイは基本的には遠くに逃げることはあまりなく、飼い主さんに懐いていると後をついてきたりするので、外に出してもあまり心配がありません。ただ、飼い犬などと違ってイタチやカラスなどの動物に狙われてしまう危険もあるので、気をつけてお散歩するのが良さそうですね。

犬や猫と違ってトイレの場所を覚える事ができません。場所を選ばずに好きなところにしてしまいます。臭いがあるわけではないですが、乾燥すると粉になって舞ってしまいます。人間にもウコッケイにも良くないので、見つけたらすぐに処理するしかありません。

ただ、ウコッケイのフンは家庭菜園や花などの肥料になるので貴重かもしれませんね。ケージの中や家の中を綺麗に保ち、肥料としても使っていきたいですね。

犬などでも、吠える声などでご近所とトラブルになることがありますよね。それと同じようにウコッケイのオスも大きな声で「コケコッコー」と叫び、朝に鳴くイメージがありますが、あまり関係なく鳴くので、ご近所の迷惑にならないよう、またご近所に理解してもらえるようにしなければなりません。

それでもなつくと肩に乗ってきたり、名前を呼ぶと寄ってきてくれたりと可愛らしい姿を見られることもできるので、みんなが気持ちよく生活できるように工夫するといいかもしれませんね。

烏骨鶏(ウコッケイ)
ウコッケイのエサは何をあげたらいいの?

ウコッケイはとうもろこしや魚粉、穀物をブレンドしたエサが売ってあり、その中でも小粒タイプのものが食べやすいです。もし卵を産ませる場合はいつものエサに加えてカルシウムや、採卵用と書かれたエサを食べさせた方がいいかもしれません。

ただ、ウコッケイはくちばしの形や習性からエサを綺麗に食べることができません。これはしつけもできないので、エサを撒き散らしながら食べてしまいます。ケージの中を定期的に掃除して綺麗に保ってあげることも大切です。家族になると撒き散らしながら食べる姿も「しょうがないな〜」と言いながらも愛らしく感じるかもしれませんね。

野菜の屑や葉っぱ、果物も食べるのでおやつにぴったりです。他にも虫なども食べるのでミルワームというエサ用の虫が売ってあるのでそれもおやつなどにいいかもしれません。

ウコッケイやニワトリには砂嚢(さのう)という器官がついています。砂嚢(さのう)に砂を入れておくと、食べたエサをすりつぶして消化することができるんです。この砂は定期的に体に入れなければならないので、お散歩に出て砂を食べさせることも大事になってきます。

先ほどお話ししたお散歩は、日光にあたったり運動不足にならないようにしたり、砂を食べさせるということにおいても大事になってくるんですね。他にも小鳥用の砂を食べさせるのもいいそうです。

烏骨鶏(ウコッケイ)
ウコッケイはヒナの時から飼ったほうがいいの?

ペットとして迎え入れる動物はどれもそうなのですが、初めて飼う場合はわからないことも多いと思います。最初から大人のウコッケイを飼うよりは、ヒナやヒナから少し成長しているくらいから飼うほうが一緒に成長していけるかもしれません。

ただ、生まれたばかりのヒナから飼う場合は注意も必要です。ウコッケイは寒くても暑くても生きていけますが、ヒナは寒さにとても弱いです。鳥はよくお母さんの羽の中に入って寒さをしのいでいますよね。それと同じでヒナから飼う場合も温めてあげなければいけません。

ただ人間には羽がないので、ヒヨコ電球などを使って27〜30度の温度を保ってあげる必要があります。夏場だと人間が耐えられなくなってしまうかもしれないので、真夏以外の方がいいかもしれないですね。最初は難しいかもしれないですが、少しずつヒナと一緒に覚えていき、家族になっていけるといいですよね。

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