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ダンゴムシ

ダンゴムシ

ダンゴムシ

ダンゴムシと言えば、手でつかもうとすると体を丸まらせてしまう虫のことですよね。触ると丸まって面白いし、捕まえるのも簡単なので子どもたちにも大人気です。 とても身近な虫ですが、ダンゴムシがどんな生態をしているのか、特徴についてよく知っている!という人は少ないのではないでしょうか? そこで今回は、ダンゴムシについて詳しく見ていきましょう!

ダンゴムシ 基本情報

節足動物(せっそくどうぶつ)門 甲殻類(こうかくるい)鋼 等脚目 ワラジムシ亜目

体長0.1mm~15cm 体重0.1g

日本で主に目にするダンゴムシは「オカダンゴムシ」という種類のダンゴムシです。

ダンゴムシはヨーロッパ原産で、広く世界に分布しています。

日本には明治初期に移入してきたと見られ、今では全国各地の庭や道路、落ち葉の下や、植木鉢の下など色々なところに生息しています。

石灰質の土壌を好むので、コンクリートなどの場所にも生息しています。

北海道ではあまり見かけませんが、全くいないというわけではないようです。

無人島など人間が住んでいないところではあまり生息していません。

人間が棲んでいない環境ではコシビロダンゴムシが生息していることが多く、これは土壌のpHなどが関係しているようです。

コシビロダンゴムシは含水率(がんすいりつ)が高くA₀層の暑い環境下を好み、オカダンゴムシは含水率(がんすいりつ)が低く土壌pHの高い環境を好むからだと言われています。

ダンゴムシ Q&A

ダンゴムシ
ダンゴムシの名前の由来は?

ダンゴムシの本当の名前は「オカダンゴムシ」です。

「ダンゴムシ」というのは、刺激を受けると体を丸めてまん丸の団子のような形になることから「団子虫」→「ダンゴムシ」と呼ばれるようになったと言われています。

ダンゴムシ
ダンゴムシはどうしてそこに住んでいるの?

ダンゴムシは湿った場所が好きなので落ち葉や枯草の下、植木鉢の下などのじめじめした場所で見つかることが多いです。

実はダンゴムシは、エビやカニなどに近い生態をしているので、水気のないところや乾燥しているところは苦手なのです。

ですから、湿気があってじめじめしているところに住んでいるというわけです。

ダンゴムシ
ダンゴムシは何を食べているの?

ダンゴムシは落ち葉や枯草や木、野菜のくずや小さい動物の死骸(しがい)などを食べて生きています。

そして、ダンゴムシはエサを食べるとすぐにフンをし、そのフンはミミズなどの生き物のエサになります。

ダンゴムシがエサを食べてフンをすることで、植物や小さな動物の死骸(しがい)は早く土に還ることができます。

ダンゴムシを飼育する場合には、フナムシや魚肉なども食べるようです。

さらに、木登りも得意なので植物の葉や茎をかじることもあります。

堅いものだと食べませんが、腐敗(ふはい)して柔らかくなったものなら食べます。

カルシウム補給のためにコンクリートの表面を食べることもあります。

ダンゴムシは小さいのにかなり色々なものを食べるという事が分かりますね。

ダンゴムシ
ダンゴムシの節(ふし)はいくつある?

ダンゴムシの体はいくつもの節(ふし)に分かれていることが分かります。

ダンゴムシの体の節は、14節(ふし)に分かれています。

14節(ふし)に分かれていることで体が丸めやすく、団子のように丸くなれるというわけです。

頭の後ろに12個の節(ふし)があり、頭には1組の目と2組の触覚があります。

足は頭の後ろの1番目から7番目の節(ふし)に1組ずつあります。

大きな触覚の付け根の間には口があり、目は頭の両端についています。

小さくて数えるのが大変ですが、こんなにたくさんの節(ふし)や足がついているんです。

ダンゴムシ
ダンゴムシはどうして丸まる?

ダンゴムシは捕まえようとして触ると、団子のようにくるんと丸くなってしまいます。

これは、敵に襲われたり眠るときに足を縮めて体を丸め、実を守るためです。

丸くなることで体全体が堅い殻に包まれて安全になるんです。

ダンゴムシ
ダンゴムシは虫ではない?

ダンゴムシはムシという名前がついていますが、実は昆虫の仲間ではありません。

昆虫というのは6本足がありますが、ダンゴムシには合計14本の足があります。

ダンゴムシはエビやカニと同じ仲間なんです。

ダンゴムシ
ダンゴムシのオスとメスの違いは?

ダンゴムシのオスとメスは、体の色や模様で見分けることができます。

オスは、模様がなく黒っぽい色をしています。

また、お腹には真ん中から下から2本のハリのようなものが突き出ているという特徴があるのも分かりやすいです。

また、メスは背中側が全体的に茶色っぽく、小さな黄色い模様がたくさんあります。

お腹側を見てみると、オスのように針のようなものもありません。

ダンゴムシ
ダンゴムシはどこに卵を生む?

ダンゴムシは初夏の季節である6月頃から繁殖(はんしょく)が始まります。

オスと交尾をするとメスの体内で卵が作られます。

卵は、夏の初め頃になるとお腹側にある「保育嚢(ほいくのう)」という袋に生み落とされ、保育嚢(ほいくのう)の中には50個~120個もの卵で一杯になってしまいます

卵は保育嚢(ほいくのう)の中で育ち、1ヶ月ぐらいすると保育嚢(ほいくのう)は破れて幼虫が出てくるのです。

幼虫は、親のダンゴムシと同じような形をしていますが、サイズはとても小さく0.1mmほどで、ボールペンの先にあるボールぐらいの大きさしかありません。

一度に100匹ぐらいの赤ちゃんを生みますが、生存率はそこまで高くないようです。

ダンゴムシの赤ちゃんはとても小さく、色も透明なので目で見つけるのはとても大変です。

ダンゴムシ
ダンゴムシは何回脱皮する?

ダンゴムシの幼虫は生まれると脱皮を繰り返してどんどん大きくなります。

実は、ダンゴムシが脱皮をする回数というのは決まっていません。

小さいうちには1週間に1回脱皮をすることもあれば、大きくなってくると1ヶ月に1回ぐらいのペースになってくることもあります。

だいたい大きくなるまでに7回ぐらい脱皮をすることが多いようです。

ダンゴムシ
ダンゴムシはどうやって脱皮するの?

ダンゴムシの脱皮の方法は、体の前側と後ろ側を別々に脱いでいきます。

ダンゴムシの脱皮にはかなりの体力を消耗するので、2回に分けて脱皮をするのです。

体の後ろ側から殻を脱ぎ、その殻を食べてから前側の殻を脱ぎます。

ダンゴムシの殻にはカルシウムが豊富なので、ダンゴムシは脱皮すると殻を食べてしまうんです。

脱皮してすぐの体はとてもやわらかいですが、空気に触れるとだんだん固くなっていきます。

ダンゴムシ
ダンゴムシの寿命は?

ダンゴムシは冬眠します。

冬の寒い時期には落ち葉の下や土の中などで丸まってじっとしながら春が来るのを待ちます。

その間ずっと何も食べずに冬を越すことになります。

春になって気温が上がると動き始めます。

冬眠を繰り返し、長いものであれば3~5年程度生きるものもいるようです。

ダンゴムシってかなり長生きなんですね。

ダンゴムシ
丸まらないダンゴムシもいる?

ダンゴムシだ!と思って触ってみても、丸まらないものがたまにいます。

丸まらないダンゴムシもいるのかな?と思うかもしれませんが、実は丸まらないものはダンゴムシではなく「ワラジムシ」という違う生き物なんです。

ダンゴムシに近い仲間ですが、ダンゴムシではありません。

丸くなることもできないので、触ってみて丸まらなければワラジムシだということを覚えておくといいですね。

ダンゴムシ
ダンゴムシは木登りが得意?

ダンゴムシの足の先にはとがった爪があります。

この爪にひっかけて木を登ったり石にしがみついたりするんです。

足の先にはかたい毛が生えていて、ざらざらしています。

つるつるしたところではこの爪や毛をひっかけるところがないので滑ってしまい、登ることができません。

ダンゴムシ
ダンゴムシは迷路が得意?

動物実験の中には、迷路実験と言って動物に迷路を通り抜けさせるものがあります。

これは、何度も繰り返し迷路を通り抜けさせることによって道を覚えさせることを目的としているものですが、ダンゴムシは一発で迷路をクリアすることができる場合があるんです。

これは、ダンゴムシの性質によるものです。

ダンゴムシというのは、歩いていて壁にぶつかると左に行き、次に右に行く、というように交互に曲がる習性があります。

この習性を「交替性転向反応(こうたいせいてんこうはんのう)」と言います。

左右交互に動くことによって天敵から逃げる確率を上げると言われています。

この性質を利用することで、短くて単純な迷路であれば学習なしでもダンゴムシはクリアできてしまうというわけです。

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ダンゴムシ 種類

・オカダンゴムシ

・ハナダカダンゴムシ

・トウキョウコシビロダンゴムシ

・ハマダンゴムシ

・タマコシビロダンゴムシ

・コブコシビロダンゴムシ

・ネッタイコシビロダンゴムシ

・フチゾリネッタイコシビロダンゴムシ

・ゼブラダンゴムシ

・モンテネグロダンゴムシ

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ダンゴムシ 参考文献

ダンゴムシ 使用メディア紹介

カニ
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出典:https://pixabay.com/images/id-7520956/
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