ライオンヘッド

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皆さんはライオンヘッドというウサギを聞いたことがありますか?
直訳すると「ライオン?頭?」という意味ですが、名前からして何だか迫力ありそうな感じ!そう思った方もいるかも知れませんね。
でも実はその外見、小さなオスライオン!といった感じのかわいらしいウサギなんですよ。
日本では、見かけるチャンスがあまりないライオンヘッド。その隠された秘密をのぞいてみませんか?

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~基本情報~

原産国 ベルギー

シニア/オス・メス 6ヶ月以上1.7kg未満 理想体重 1.58kg

ジュニア/オス・メス 6ヶ月未満 最高体重1.47kg 最低体重0.68kg
※アメリカウサギ協会(ARBA)基準

ベルギーに住んでいたブリーダーが「スイスフォックス」という品種のウサギと、ネザーランドドワーフや小型のアンゴラ種を異種交配(いしゅこうはい)させ、突然変異によって生まれてきたウサギがライオンヘッドの始まりといわれています。

そう、あのたてがみのような被毛は、他の誰から受け継いだ訳でもなく、いきなり不思議な姿で生まれてきたのです。

その後、不思議な姿をしたウサギはイギリスに渡り、小型品種やウールタイプとの交配を繰り返し、ヨーロッパ版ライオンヘッドが誕生しました。

そして時は流れ、今度はそのヨーロッパ版ライオンヘッドがアメリカに渡り、そこでも品種改良を重ねた結果、ようやく今在のライオンヘッドが完成したといわれています。

2014年にアメリカウサギ協会(ARBA)で正式に品種登録されたばかりのため、まだ歴史は浅いライオンヘッドですが、今後はどのように成長していくのか・・・とても楽しみな品種といえるでしょう。

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ライオンヘッドのQ&A

ライオンヘッドの名前の由来は?

はっきりとした詳細は不明ですが、恐らく外見がまるでオスライオンのように見えたため、ライオンヘッドと名づけられたのでは?と考えられています。

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ライオンヘッドのカラーバリエーションは?

■ボディカラーの種類

・アグーチ(1本の毛が3色以上に分かれている)
チェスナットなど

・セルフ(全体の色がほぼ単色である)
ブラック、ブルー、チョコレートなど

・タン(2色の色が存在している)
ブラックオターなど

・シェイテッド(耳、鼻先、しっぽ、足先の色が濃くグラデーションになっている)
トータスなど

・ブロークン(ベースカラーがホワイトであり、ぶち模様が入っている)
ブロークンなど

・AOV(その他)

■アイカラーの種類

ブラウンなどがあります。

■毛種

ライオンヘッドは長毛種(ちょうもうしゅ)のみです。

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ライオンヘッドの外見はどんな感じ?

丸い頭、そして短めの耳を持ち、体型はコンパクトとよばれています。

そして最大の特徴ともいわれるのが、オスライオンのようなたてがみが首周りを中心に生えていることです。

この長い被毛は「メイン」とよばれ、まるで羊毛のようにふわふわとした触り心地です。メイン以外の短い毛はロールバックタイプになります。

小型のウサギですが、意外にも方と胸の肉づきがよく、がっしりとしています。

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ライオンヘッドのメインについてもっと教えて!

ライオンのたてがみのように見える「メイン」ですが、実は生え方も3種類あります。

・ダブルメイン(顔周りと横腹の周りに長い毛が生えている)
・シングルメイン(顔周りのみ長い毛が生えている)
・ノーメイン(顔周りにも横腹にも長い毛が生えていない)

この3つの中で1番理想的な生え方はシングルメインです。また、ノーメインはラビットショーに出場することができません。

ですが、ノーメインにも大切な役割があり「ダブルメインとノーメインが交配すると、子どもは高確率でシングルメインになる。」といわれているのです。

ちなみに長い毛の生え方は、たてがみ遺伝子の保有数(ほゆうすう)で決まります。

遺伝子2個ならダブルメイン、1個ならシングルメイン、0個ならノーメインという感じです。

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ライオンヘッドを購入するにはどれくらいかかるの?

およそ3~7万円です。ライオンヘッドの流通量は少ないため、他のウサギと比べると少し高めの値段になります。

また、ラビットショーで入賞できる可能性があるウサギを「ショータイプ」、お家で飼う分には何の問題もないウサギを「ペットタイプ」とよびますが、ショータイプのヒマラヤンになると、もう少し高額になる場合があります。


ライオンヘッドの性格について詳しく知りたい!

人懐っこくて活発(かっぱつ)な性格の持ち主です。少し臆病なところもありますが、甘えん坊なので飼い主さんを独り占めしたい!という感情表現をする場合もあります。

ウサギとたくさんスキンシップをとりたい!という方にはオススメの品種です。ライオンヘッドは賢いので、しつけもしやすく飼いやすいといえます。

比較的オスの方がマイペースで甘えん坊気質、そして縄張り意識も強いです。

一方メスは少し気分屋、いわゆるツンデレ気質なので、甘えたいときとそうでないときの差が多いようです。

もちろん性格には個体差があるので、あくまでも参考程度に覚えておくのがいいでしょう。

出典:https://unsplash.com/photos/z6pqrtD9WQo


ライオンヘッドのかかりやすい病気ってなに?

ライオンヘッドがかかりやすい病気として「ウサギ消化器症候群(うさぎしょうかきしょうこうぐん)RGIS」、「不正咬合(ふせいこうごう)」があります。

①ウサギ消化器症候群

以前は「毛球症(もうきゅうしょう)」とよばれていた病気でした。ウサギは毛づくろいの後、誤って抜け毛を飲み込んでしまうことがあります。

飲み込んだ毛がうんちと一緒に出てくれば問題ないのですが、大量の毛が消化管につまると食欲不振を引き起こしたり、排便が出来なくなってしまうことがあるのです。

当時は原因が被毛であることから、毛球症といわれ続けてきましたが、最近の研究によると消化管を詰まらせるのは被毛だけではないことが分かり、分かりやすくするため総称してウサギ消化器症候群とよばれるようになりました。

この病気はほとんどのウサギがかかる可能性があるといわれているため、予防法は繊維質のチモシー(牧草)を食べさせる、運動をさせる、水分不足にならないよう、水をしっかりと与える、そして飼い主さんが適度にブラッシングをしてあげることが大切なポイントになります。

②不正咬合

ウサギの歯は一生伸び続けるため、通常はかじり木や繊維が豊富なエサを食べることで歯の伸びすぎを予防できますが、何らかの原因で上手く歯が削られなくなり、噛み合わせが悪くなってしまうことがあります。

歯の調子が悪いと食欲不振になったり、鼻涙管狭窄(びるいかんきょうさく)といった病気を引き起こす可能性もあるので、歯のチェックやエサの食べ方で気になることがあれば、動物病院で相談するのもオススメです。

出典:https://unsplash.com/photos/Wmhtobhmvv0

ライオンヘッドの寿命は?

5~10年ほどといわれているので、一般的なウサギの平均寿命と同じぐらいです。

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参考文献

うさぎの品種大図鑑 監修:町田修

うさぎとの暮らし大百科
https://www.anicom-sompo.co.jp/usagi/

うさぎひもねす
https://usagi.fun/

うさぎタイムズ
https://www.ferret-link.com/usagitimes/

もねペットクリニック
http://www.mone-pet.com/

PetPdeia
https://petpedia.net/article/1021/lonehead_rabbit#toc-14

うさぎの鼻
https://usaginohana.com/breed/lionhead/

うさぎの丘
https://www.usaoka.com/index.html

アイキャッチ画像
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