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アイリッシュ・テリア

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皆さんは「アイリッシュ・テリア」という犬種を知っていますか?日本でペットとして飼われている数は少なく、ペットショップなどで見かけることはないので知らない方が多いかもしれません。「テリア種の中で最もテリアらしいテリア」と言われているアイリッシュ・テリアのことを紹介していきます!

アイリッシュ・テリア 基本情報

〜基本情報〜

原産国:アイルランド 体高:オス 43〜46cm    メス 41〜46cm 体重:オス 12.25kg    メス 11.4kg 「最もテリアらしいテリア」と呼ばれている様に、テリア種の中では大型で、スクエア型の筋肉質な体に、小さい頭とスラリと伸びた脚で、優雅に歩く姿は、力強く生き生きとしています。 毛色は単色で、レッドや赤色っぽい小麦色のレッド・ウィートン、黄色っぽい赤色のイエロー・レッドなどがあります。胸に白い模様のある子がいますが珍しいです。子犬の中にはブラックの毛を持って生まれる子もいますが、成長するにつれてブラックは消えていくんです。 毛は硬く、針金のようにまっすぐ生えていて密集しています。子犬の時は、毛が細かく柔らかいですが、プラッキングと呼ばれる毛を間引く作業をすると、硬くゴワゴワした毛に変化していきます。テリア種といえば、口ひげと眉毛が長いのが特徴ですね。 一般的には垂れ耳ですが、耳がピンッと立っている子もいますよ。 伝統としては尾を断尾して短くしますが、最近では法律で禁止している国もあるので、断尾されることが少なくなっています。

アイリッシュ・テリアの歴史

アイリッシュ・テリアはアイルランドのテリア種のなかで、最も古い犬種と言われていて、1700年台の絵画に描かれているほど、昔から人間の側で暮らしてきました。 アイルランドでは身分関係なく、ほとんどの家庭で飼われていて、農場で害獣を退治していたり、家畜を管理する牧畜犬をしていたり、狩猟犬としてハンターと一緒に仕事をし、泳ぎも得意なので水の中でも狩猟するなど、いろんな仕事をしていました。それだけでなく、主人のお供をしていろんな場所に旅に出たり、子どもの遊び相手になるなど、狩猟犬や番犬としてだけではなく、家族と過ごす場合にも役割を果たしてくれていました。 そんなアイリッシュ・テリアが最も活躍したと言われているのは、第一次世界大戦です。戦争中は仲間の中で情報交換をすることが大事になってきますが、砲弾が飛び交っている中では伝達する方法がありません。そんな中で、どんな状況でも物怖じせず、主人の言うことに従い賢いアイリッシュ・テリアが伝令役として重宝されていました。危険や怪我を恐れない強い心で伝令役として活躍し、アイリッシュ・テリアの名前は瞬く間に広まっていきました。もしかしたら怖くても仕事を果たすために頑張っていたのかもしれませんね。 ドッグショーに出るようになったアイリッシュ・テリアは、そのたくましい体と優雅に歩く姿で人気が出ていきます。1875年、「キルニー」と「エリン」と言う名前のアイリッシュ・テリアがドッグショーで優勝しました。「アイリッシュ・テリアの父と母」と言われていてこの2匹から優秀な子孫が産まれていき、現在のアイリッシュ・テリアの形が作られました。昔のままの姿で今でも人気があるんですね。

アイリッシュ・テリア Q&A

アイリッシュ・テリア
アイリッシュ・テリアの名前の由来は?

アイリッシュ・テリアの名前の由来は、分けて考えるとわかりやすくなります。 まず「アイリッシュ」は「アイルランドの」という意味です。 「テリア」というのは英語で「Terrier」と書きます。これはラテン語が由来になっていて、「土」や「地面」という意味の「terra」から付けられているそうです。土を掘る能力があり、ネズミやアナグマを狩猟していたことから「テリア」と名付けられました。 繋げると「アイルランドのテリア」という意味になります。 アイリッシュ・テリアは気性が荒い部分があるので「レッドデビル」と呼ばれていたり、後先考えずにとにかく敵に飛びついていくので「向こう見ず」という異名を持っているほどなんです。

アイリッシュ・テリア
アイリッシュ・テリアは断尾や断耳(だんじ)されているの?

1800年代までアイリッシュ・テリアの毛色や姿はあまり固定されておらずブラックなどもいたそうです。毛色をレッドに統一する努力が行われ、今のアイリッシュ・テリアになったそうです。 この頃は「断耳(だんじ)」と呼ばれる、耳を切る手術をして見た目をスタンダードに合わせることをしていましたが、1889年にはイギリス・ケネル・クラブが断耳(だんじ)を禁止にしました。 実際、断耳(だんじ)や断尾は狩猟犬や番犬としての仕事をする場合に、耳やしっぽが長いと噛まれたり掴まれたりして不利になってしまうので、行われていた手術です。その姿でドッグショーに出て、それがスタンダードな姿だとされた為に、断耳(だんじ)や断尾が行われてきました。ただ、今では家庭犬として飼われることが多いのでわざわざ手術する必要がないので、法律で禁止されている国もあります。 耳やしっぽを切ったりしなくても、可愛い姿は変わらないですよね。

アイリッシュ・テリア
アイリッシュ・テリアはどんな性格をしているの?

アイリッシュ・テリアは「命知らず」と言われるほど勇敢で、どんな危険が迫ってきても立ち向かっていきます。ただ、飼い主さんや家族に対しては忠実で愛情深く、優しい性格をしています。遊ぶのも大好きで、子どもの遊び相手にもなってくれるんです。そんな自分が愛している家族を守ろうとしてくれる強さを持っています。 ただ、そんな気の強さや勇敢さは時にトラブルを招いてしまうこともあります。家族以外の人間や犬、小動物に対して警戒心を持っていて攻撃的になります。勝つまでやめないという闘争心もあるので、他の犬と喧嘩になると怪我をさせてしまうこともあります。動くものを追いかける狩猟本能もあるので、急に動いてしまうこともあります。テリア種によく見られることなのですが、アイリッシュ・テリアもオスとメスで性格が違ってきます。特にオスは闘争心が高く、オス同士だと大喧嘩になってしまうこともあり、他の犬に向かっていくこともオスの方が多いです。 また、アイリッシュ・テリアは嫌なことを記憶する能力があるので、怖い思いをしたことや飼い主さんに怒られたことをよく覚えているんです。そんな経験を子犬の時にしていると、神経質な性格になることが多いので、幸せな子犬時代を過ごさせてあげるといいかもしれませんね。

アイリッシュ・テリア
アイリッシュ・テリアはどうやって飼うの?

アイリッシュ・テリアは、かつてイギリスやアメリカで人気があり、たくさんの人が飼っていましたが、今はあまり見られなくなったそうです。日本でも飼っている人はほぼおらず、ペットショップはもちろんブリーダーもいないので、輸入することになります。 もしも輸入することができて、無事に家族に迎え入れることになったら、基本的には室内で飼うことになるかと思います。原産国がアイルランドで、日本の高温多湿の気候はあまり得意ではありません。暑すぎるのも寒すぎるのも苦手なんです。なので、一定の気温と湿度にできる室内の方が快適に過ごせるようになるかと思います。 室内にはケージを用意してあげて、屋根がついているものの方が良いと思います。アイリッシュ・テリアはジャンプ力があるので屋根がないものだと簡単に飛び越えてしまうからです。滑りやすい床も気をつけてあげてください。脚を悪くしてしまう可能性があるので、マットを敷くなどして滑らないようにしてあげてくださいね。

アイリッシュ・テリア
アイリッシュ・テリアはたくさん運動をするの?

アイリッシュ・テリアは狩猟犬だったので運動量が多いです。毎日2回、それぞれ30分以上の散歩をしてあげてください。それだけではなく、ドッグランで走らせたりジョギングをしたり、ハイキングなど自然が豊かな場所に連れていくのもいいかもしれません。フリスビーやボールなど追いかける遊びなどで運動をするのもいいと思います。余りあるエネルギーを発散させてあげて、運動欲求を満たしてあげてください。 運動量が足りていれば、家の中で大人しく行儀良くしてくれるのですが、運動量が足りていないと、その運動欲求を家の中で発散させようと動き回ったり、ストレスが溜まって攻撃的になったり、太って病気になってしまう可能性もあります。 愛犬の心と体の健康のためにも、たくさん運動させてあげましょう。

アイリッシュ・テリア
アイリッシュ・テリアは何を食べるの?

アイリッシュ・テリアには、フードと水だけで栄養が取れる「総合栄養食」と書かれているものを食べさせてあげましょう。筋肉が多い犬種なので、主原料が「肉類」のものを選ぶといいと思います。 量は書かれている量を守ってあげていれば大丈夫だと思います。おやつをあげることはいいと思いますが、可愛いからと言っておやつやご飯をあげ過ぎてしまうと、太って病気につながってしまうので、あげ過ぎないようにしましょうね。

アイリッシュ・テリア
アイリッシュ・テリアはすぐに喧嘩してしまうの?

アイリッシュ・テリアは狩猟本能が強く闘争心もあるので、すぐに他の犬と喧嘩になったり、知らない人に飛びかかってしまう可能性があります。ただ、これは可能性の話で、小さい頃からしっかりとしつけていれば抑えられることもあります。 アイリッシュ・テリアは、理解力と記憶力が高く賢いので、しつけをしっかり覚えてくれます。子犬の時から、飼い主さんのいうことは聞かなくてはならないと思ってもらえるように、毅然(きぜん)とした態度でしつけをした方がいいかもしれません。 散歩中に他の犬に危害を加えないように、社会を見せることが大事です。いろんな人間や動物、音がする社会に慣れさせてあげます。あとはしっかり「待て」ができるようにするといいと思います。すぐに興奮してしまうところがあるので、落ち着くまで「待て」をさせると、人間や他の犬に飛びつくことも防げると思います。 よく吠えることもあるので、無駄吠えをさせないように子犬の頃から訓練する必要もあります。あとは噛み癖です。力の強いアイリッシュ・テリアは、噛み癖がついているとトラブルになる可能性があります。甘噛み以上の強さにならないように教えてあげましょう。 力の強くなる成犬になる前に、子犬の頃からしつけをしておくと、トラブルを防ぐことができると思います。

アイリッシュ・テリア
アイリッシュ・テリアの毛は抜かなきゃいけないの?

アイリッシュ・テリアの毛は、密集しているので空気が通りにくくなっています。皮膚の健康を保つためにも、「プラッキング」という体全体の毛を抜いて間引く必要があるんです。ただ、これは素人だとなかなか難しいので、プロにお願いした方がいいと思います。2ヶ月に1回ほどのペースでプロにお願いしてトリミングと一緒にプラッキングもしてもらうといいかもしれません。 家でのお手入れは週に1〜2回ぐらいのペースで大丈夫なので、ブラッシングをしてあげましょう。シャンプーは月に1回ほどで大丈夫です。口周りの長い毛はご飯を食べると汚れやすいので、毎回拭き取ってあげてください。 耳が折れている犬種は通気性が悪く、耳の中が汚れてしまい病気になってしまう可能性があります。定期的に耳の掃除をしてあげてください。 毛や皮膚の健康も家で守ることができるので、しっかりケアしてあげてくださいね。

アイリッシュ・テリア
アイリッシュ・テリアはどんな病気になりやすいの?

アイリッシュ・テリアは体が丈夫で、先天性の病気が他の犬種と比べると少ないと言われていますが、それでもかかってしまう病気はあります。 「進行性網膜萎縮症(しんこうせいもうまくいしゅくしょう)」 目の網膜(もうまく)が悪くなり、視力が落ちてしまう病気です。完全に治すことはできず、進行を遅らせることしかできません。最終的には目が見えなくなってしまいます。これは遺伝性の病気なので、家族に迎え入れるときに親を確認する必要があります。 「股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)」 骨の形が変形してしまう病気で、大型犬に多いのですが、激しい運動や太ってしまうと股関節に負担をかけて病気になる可能性があります。運動量が必要な犬種ですが、やり過ぎは病気につながってしまいます。愛犬をよく観察して、運動量を調節してあげるのも大事になってきます。 「巨大食道症(きょだいしょくどうしょう)」 食道が広がってしまい、食べ物を吐き出すようになってしまう病気です。吐き戻した食べ物が気管に入ると炎症を起こすこともあるので、吐き出すことが多くなったら病院ですぐに見てもらってください。 アイリッシュ・テリアの平均寿命は13〜15年と言われています。人間より短く、一緒に過ごせる時間も決して長くはありません。一緒にいられる時間を大切にして、飼い主さんも愛犬も楽しく過ごすようにできるといいですね。

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