ドワーフホト

出典:https://unsplash.com/photos/fLj1a73qCB0

目の周りにあるアイラインがエキゾチックであり、気品あふれるウサギのドワーフホトです!
ペットショップで見かけることはほとんどないのでこんなウサギいるんだ!と驚いた人も多いはず。
ちょっとめずらしいドワーフホトについて、ひみつをのぞいてみませんか?

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~基本情報~

原産国 東西ドイツ

シニア/オス・メス 
6ヶ月以上1.36kg 理想体重 1.13kg

ジュニア/オス・メス 
6ヶ月未満 最高体重1.13kg 最低体重0.57kg
※アメリカウサギ協会(ARBA)基準

西ドイツと東ドイツに住んでいてたブリーダーが、おたがい似たような品種のウサギを作り出したのがきっかけといわれています。

西ドイツのブリーダーは、まず①ホトマーキングのネザーランドドワーフ×②ブランドゥホト×③体は白く、目の赤いネザーランドドワーフの3羽を交配させました。

次に、その産まれてきた子どもに対して、体の黒いネザーランドドワーフとの交配をおこないました。そうして、とても小さなドワーフホトを生み出すことに成功したのです。

その一方、東ドイツのブリーダーは、①ブランドゥホト×体は白く、目の赤いネザーランドドワーフの2羽を交配させました。

後にこのウサギたちはお互いかけあわせることとなり、最終的には現在のドワーフホトが誕生したといわれています。

そして1981年にアメリカへ渡り、1983年にはアメリカウサギ協会(ARBA)で正式に品種登録されました。

このように、色々なウサギの品種をかけあわせたドワーフホトですが、目元はブランドゥホト、小さな体つきはネザーランドドワーフの体型を受け継いだため、両方の良いとこ取りをしたウサギとなっています。

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ドワーフホトのQ&A

ドワーフホトの名前の由来は?

小さいという意味の「ドワーフ」と、フランスにある「ホト」という町からとって名づけられたといわれています。ですが、一方でホトマーキング種の小さいウサギという意味ではないか?ともいわれています。

ちなみにホトマーキングについてですが、現存する写真が残っていないため、具体的にどんな模様だったかは、今でもよく分かっていないようです。



ドワーフホトのカラーバリエーションは?

■ボディカラーの種類

ホワイト一色のみです。

■アイカラーの種類

ブラウン、ブルーがあります。

■毛種

ドワーフホトは短毛種(たんもうしゅ)のみです。

出典:https://pixabay.com/images/id-4953146/



ドワーフホトの外見はどんな感じ?

頭部は丸みがあり、顔と首の境目がほとんど見られません。体型はコンパクトとよばれています。短めの耳と短めの脚をしているのも可愛らしいポイントです。

そして一番の特徴は何といっても、目の周りにあるくっきりとしたアイライン模様の「アイバンド」です。カラーはブラックとチョコレート、ルビーレッドがあります。

このアイバンドの位置はラビットショーに出る場合、アメリカウサギ協会の基準におさまっていないと失格になってしまうぐらいの厳しいルールがあるようで、ドワーフホトにとっては重要ポイントといえるでしょう。

ですがお家で飼育する場合なら何も問題ないですし、むしろその子のチャームポイントとにもなります。

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ドワーフホトはドイツ生まれなのに、フランスの地名が名前になっているのはどうして?

基本情報ではドイツのブリーダーによって誕生したウサギ、名前の由来ではフランスの町名がついていると紹介しましたが、この2つの因果関係は今でもよく分かっていません。

もしかしたらフランスは本当は何も関係なく、ウサギのホトマーキング種という由来が正しいのかも知れないですし、ドイツとフランスはお隣同士の国なので、何かの縁があった可能性も否定できないようです。

ドワーフホトを購入するにはどれくらいかかるの?

およそ4~7万円です。ヒマラヤンの流通量は少ないため、他のウサギと比べると少し高めの値段になります。

また、ラビットショーで入賞できる可能性があるウサギを「ショータイプ」、お家で飼う分には何の問題もないウサギを「ペットタイプ」とよびますが、ショータイプのヒマラヤンになると、もう少し高額になる場合があります。

ドワーフホトの性格について詳しく知りたい!

性格は人懐っこくて活発な性格です。好奇心旺盛(こうきしんおうせい)で、運動することが大好きなウサギです。

小型ウサギなので、部屋の中で運動させるだけでもストレス解消にはなるのですが、うさんぽ(ウサギの体にリードをつけて外を歩くこと)をさせてあげると喜びます。毎日は難しいと思いますが、できるだけ運動させる時間を取ってあげるのがベストです。

ちなみにオスの方が懐きやすいとのことですが、個体差があるので必ずしも全てのドワーフホトがそのような性格ではありません。

メスは特に妊娠すると気が荒っぽくなるとのことですがお腹の赤ちゃんを守るためなので、もし妊娠が分かった場合そっとしておいてあげた方が良さそうです。


ドワーフホトのかかりやすい病気ってなに?

ドワーフホトがかかりやすい病気として「ウサギ消化器症候群(うさぎしょうかきしょうこうぐん)RGIS」、「不正咬合(ふせいこうごう)」、「骨折(こっせつ)」があります。

①ウサギ消化器症候群

以前は「毛球症(もうきゅうしょう)」とよばれていた病気でした。ウサギは毛づくろいの後、誤って抜け毛を飲み込んでしまうことがあります。飲み込んだ毛がうんちと一緒に出てくれば問題ないのですが、大量の毛が消化管につまると食欲不振を引き起こしたり、排便が出来なくなってしまうことがあるのです。

当時は原因が被毛であることから、毛球症といわれ続けてきましたが、最近の研究によると消化管を詰まらせるのは被毛だけではないことが分かり、分かりやすくするため総称してウサギ消化器症候群とよばれるようになりました。

この病気はほとんどのウサギがかかる可能性があるといわれているため、予防法は繊維質のチモシー(牧草)を食べさせる、運動をさせる、水分不足にならないよう、水をしっかりと与える、そして飼い主さんが適度にブラッシングをしてあげることが大切なポイントになります。

②不正咬合

ウサギの歯は一生伸び続けるため、通常はかじり木や繊維が豊富なエサを食べることで歯の伸びすぎを予防できますが、何らかの原因で上手く歯が削られなくなり、噛み合わせが悪くなってしまうことがあります。

歯の調子が悪いと食欲不振になったり、鼻涙管狭窄(びるいかんきょうさく)といった病気を引き起こす可能性もあるので、歯のチェックやエサの食べ方で気になることがあれば、動物病院で相談するのもオススメです。

③骨折

ドワーフホトのように活発で元気いっぱいの小型ウサギは、あちこち走り回ります。それだけなら特に問題ないのですが、高いところへ登ったあと上手く着地出来ずに落下してしまったり、飼い主さんの腕をすり抜け床に落ちた衝撃で骨折してしまうことがあるようです。

最近は住宅事情により、フローリングのお家が増えているため、ウサギがケガをしないような環境作りも必要といえるでしょう。

ドワーフホトの寿命は?

7~9年ほどといわれているので、一般的なウサギの平均寿命と同じぐらいです。

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参考文献

うさぎの品種大図鑑 監修:町田修

うさぎとの暮らし大百科
https://www.anicom-sompo.co.jp/usagi/

うさぎ総合辞典
http://www.usagi-jiten.co.jp/

Pet Smile news for スマモル
http://psnews.jp/small/rabbit/

うさぎひもねす
https://usagi.fun/

うさぎタイムズ
https://www.ferret-link.com/usagitimes/

もねペットクリニック
http://www.mone-pet.com/blog/2016/06/post-869-1301542.html

うさぎの丘
https://www.usaoka.com/index.html

アイキャッチ画像
https://pixabay.com/images/id-346602/