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ウェルシュ・コーギー・カーディガン

ウェルシュ・コーギー・カーディガン

ウェルシュ・コーギー・カーディガン

皆さんは「コーギー」というイヌを思い浮かべてください。と質問されたとき、どんなイメージをしますか? 足が短くて、毛色がきな粉もちみたいで、しっぽがないプリプリのお尻のイヌかな?もちろん、それも正解です! 実は上記の特徴をもったイヌは「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」といい、日本で一番有名なコーギーです。 ですが今回このページでご紹介するのは「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」という種類で、実はこのコーギー、一番の特徴はなんと「しっぽ」が長いんです! 一体なぜ、しっぽの長いコーギーが生まれたのでしょうか?不思議ですよね!早速、その秘密を解いてみましょう!

ウェルシュ・コーギー・カーディガン 基本情報

原産国 イギリス

体高 27~32cm

体重 オス:14~17kg メス:約11~15kg

ウェルシュ・コーギー・カーディガンの歴史をたどっていく前に、まずコーギーには「ペンブローク」と「カーディガン」の2種類がいます。

今回ご紹介するカーディガンはペンブロークよりも先に誕生したと考えられ、約4,000年以上も前にケルト人がイギリスに渡った際、一緒に連れてきたイヌといわれています。

1934年頃までは、ペンブロークと同じ犬種として考えられていたため、ペンブロークとカーディガンの交配を行なったこともありました。

しかし、体の大きさやしっぽの有り無し、毛色などペンブロークと同じ犬種にするのは段々難しくなっていき、その結果1943年にカーディガンとペンブロークは同じコーギーであるものの、別々の種類として品種登録されました。 ちなみに、ペンブロークはイギリス王室でたくさん飼育されてきた歴史がありますが、カーディガンも王室のお気に入りだったそうです。

ウェルシュ・コーギー・カーディガン Q&A

ウェルシュ・コーギー・カーディガン
ウェルシュ・コーギー・カーディガンの名前の由来は?

イギリスのウェールズ出身(ウェルシュ)、ウェールズ語でコーギーは「小さいイヌ」という意味があります。そしてカーディガンはウェールズにある「カーディガンという町名」からきているといわれています。

ウェルシュ・コーギー・カーディガン
ウェルシュ・コーギー・カーディガンのカラーバリエーションは?

レッド、ブラック、ホワイト、セーブル、ブリンドル、ブルーマール、セーブルマール、トライカラーがあります。

ウェルシュ・コーギー・カーディガン
ウェルシュ・コーギー・カーディガンは何グループ?

JKC(ジャパンケネルクラブ)やFCI(国際畜犬協会)のルールに従った分け方の場合、「第1グループ」になります。

家畜を誘導させ、ときには保護を手伝ってきた犬たち、いわゆる牧羊犬(ぼくようけん)や牧畜犬(ぼくちくけん)と呼ばれていたイヌが所属しています。

第1グループの犬種は、人間の代わりに散らばった家畜をまとめる役割を担っていたためとても賢く、とっさの判断能力にも優れているのが特徴的です。

その一方、家畜を守る役割も担っていたことから、警戒心が強く、飼い主以外の知らない人には強く吠えてしまうこともあります。無駄吠えゼロを目指すのは難しいですが、ある程度成長した時期を見計らって、吠え癖がつかないようにしつけを行ないましょう。

ウェルシュ・コーギー・カーディガン
ウェルシュ・コーギー・カーディガンの外見はどんな感じ?

筒状(つつじょう)の胴長体型にどっしりとした足。立ち耳で顔は大きめ。耳の先は丸みを帯びており、ふさふさの長い「垂れ尾」が特徴的です。

基本情報でも少しご紹介したとおり、コーギーにはもうひとつペンブロークという種類がいますが、ウェルシュ・コーギー・カーディガンはペンブロークよりも背が低く、耳と耳の間もより離れています。また、カラーバリエーションもペンブロークより豊富です。

ウェルシュ・コーギー・カーディガン
ウェルシュ・コーギー・カーディガンのしっぽが長いのはなぜ?

日本でコーギーといえばペンブロークが主流となっていますが、このペンブロークはしっぽが短いことでも有名なイヌです。では同じコーギーでも、一体どうしてウェルシュ・コーギー・カーディガンのしっぽは長いのでしょうか?

結論からいうと「断尾(だんび、しっぽを短くきること)」をされたか、されていないかの違いです。

実はペンブロークもカーディガンも原産国は同じイギリスなのですが、ペンブロークは「ペンブローク州」で、カーディガンは「カーディガン町」で誕生しました。

原産国が同じでも育った場所が違うことから、ペンブロークは断尾を求められたのに対し(※断尾理由は諸説あります。詳しくはウェルシュ・コーギ・ーペンブロークの記事をご覧ください。)カーディガンは、しっぽを残して種の保存することが基準になっているからです。

ウェルシュ・コーギー・カーディガン
ウェルシュ・コーギー・カーディガンは人の足を咬んじゃうって本当?

本当です。牧畜犬として活躍していたウェルシュ・コーギー・カーディガンは、牛などの家畜の脚を咬んで動きをコントロールして、追い立てて誘導していた歴史があるため、その名残からか、人間の足を見つけると気になって咬んでしまう子もいます。

成犬(せいけん)になるとケガやトラブルの原因にもなりかねないので、子イヌのときから足に咬みつかないようしつけをすることが大切です。

ウェルシュ・コーギー・カーディガン
ウェルシュ・コーギー・カーディガンを購入するにはどれくらいかかるの?

ウェルシュ・コーギー・カーディガンはペットショップだと10~20万円、ブリーダーから購入する場合は15万円前後です。購入を検討する際、お気に入りの子が見つかったら、一度見学に行くのが良いでしょう。

さらに、ブリーダーには上段資格をもつ「シリアスブリーダー」と呼ばれている方たちがいます。日本には約2万犬舎があるといわれていますが、そのなかでもシリアスブリーダーはわずか5%にも満たないそうです。そのため一般ブリーダーから購入するよりも、シリアスブリーダーから購入する方が高額になります。

ウェルシュ・コーギー・カーディガン
ウェルシュ・コーギー・カーディガンの性格や特徴は?

①元気いっぱいで陽気な性格!

基本的に明るい性格のウェルシュ・コーギー・カーディガン。飼い主さんにも忠実で、家族ならばお子さんにも優しいです。

ですがその一方、初対面の人には警戒心(けいかいしん)むき出しになる場合もあるので、そういった意味では番犬にも向いています。遊びにとことん夢中になると興奮し過ぎてしまうこともありますが、少し時間が経つとすぐ冷静に戻るので、まるで瞬間湯沸かし器のような部分もみられます。

②活動的で遊ぶのが大好き!

短い足が特徴的なウェルシュ・コーギー・カーディガンですが、牧畜犬として広い敷地を走り回っていた歴史があるため、見た目以上に体力がありスタミナも兼ね備えています。

賢くて訓練能力も高く、ドッグスポーツの選手になれる可能性も秘めていますが、胴長体型なので高いジャンプをする競技だと背骨に負担がかかってしまいます。愛犬にあったドッグスポーツで飼い主さんも一緒に楽しみましょう。

③しつけは子イヌのときから行ないましょう!

まずはじめに、イヌには「社会化期(しゃかいかき)」という時期があります。生後3週~12週齢がイヌの社会化期といわれており、この時期に行なうしつけは今後愛犬と楽しく暮らしていくためにも必ず必要なトレーニングといえるでしょう。

実は、ウェルシュ・コーギー・カーディガンのしつけは比較的大変といわれています。良くいえば活発ですが、悪くいうと自己主張が強いので、しつけを行なう際「リーダーは飼い主だ!」と強く覚えさせるのが大切です。ここでは覚えさせたい基本的なしつけについてご紹介します。

⑴トイレトレーニング

トイレは指定の場所で上手にできたとき、褒めて覚えさせましょう。

⑵甘噛みをやめさせる

子イヌのときは良いのですが、成犬で甘噛みされるとケガのもとになってしまいます。人の手の代わりに噛んでも良いおもちゃを与え、もし飼い主さんの手を甘噛みしてきたら怒鳴らず低い声で「痛い」と一喝(いっかつ)した方が良いでしょう。

⑶人に触られることに慣れされる

体調不良になったときはどうしても動物病院へ行かなければなりません。そのとき知らない人に体を触られても暴れないよう、普段から飼い主さんがたくさん愛犬とスキンシップをとって、人との触れ合いに慣れさせるのがベストです。

⑷クレートに入っても怖くないことを覚えさせる

動物病院に行くとき、あるいは災害が起きたときはどうしてもクレートの中へ愛犬に入ってもらう必要があります。ウェルシュ・コーギー・カーディガンは中型犬なので、飼い主さんが抱っこしつつクレートに入れることも可能ですが、嫌がって噛みつく場合があります。

ですので、なるべく自分から入ってくれるようしつけるのが大切です。飼い主さんの指示で上手に入ってくれたら、おやつのご褒美をあげて、クレートの中は怖くないんだ!と認識させるのがコツです。

⑸散歩で外の世界に慣れさせる

散歩はイヌを飼うにあたって、必要不可欠なことです。そのため生後3ヶ月頃までは飼い主さんが抱っこして外に連れ出すことから始めてみましょう。少しずつ外の世界に慣れてきたら、リードを繋いで自分の足で歩いてもらうことを覚えさせます。

歩くときもただ引っ張れば良いのではなく、最初は飼い主さんが愛犬の歩調にあわせてあげることからスタートさせるのがベストです。

信頼できる人間に対しては忠誠心(ちゅうせいしん)の高いウェルシュ・コーギー・カーディガンですが、自分より格下(かくした)だとみなされた場合、なかなかいうことを聞いてくれなくなります。成犬(せいけん)になってからしつけをやり直すのは大変なので、子イヌのうちにやるべきことから始めていきましょう。

ちなみに「コマンドトレーニング(お座りや待てといった指示に従わせること)」や「お留守番に慣れてもらう」といったことも大切なのですが、社会化期が過ぎてからでも覚えさせることができます。

ウェルシュ・コーギー・カーディガン
ウェルシュ・コーギー・カーディガンに必要な運動量やお手入れ方法は?

イヌは犬種を問わず、散歩を必要とする動物です。犬種によって散歩時間や回数は異なりますが、ウェルシュ・コーギー・カーディガンは時間を分けて30分を1回ずつ、合計1時間の散歩が必要です。

ウェルシュ・コーギー・カーディガンは被毛が短めですが意外と抜け毛が多いので、獣毛(じゅうもう)ブラシとコームを使って毎日ブラッシングをしてあげることが大切です。シャンプーは月1~2回の頻度で大丈夫でしょう。

ウェルシュ・コーギー・カーディガン
ウェルシュ・コーギー・カーディガンのかかりやすい病気ってなに?

ウェルシュ・コーギー・カーディガンに限らず、ほとんどの犬種でイヌは人間よりも体毛が多く、その分皮膚がデリケートなため「皮膚病(ひふびょう)」になりやすいといわれています。

また顔の作りから眼球が人間よりも前に出ていることも多いため、目を怪我してしまう、もしくは遺伝的な理由が原因で「眼疾患(がんしっかん)」にもなりすいです。

上記の特徴を踏まえた上で、ここではウェルシュ・コーギー・カーディガンが注意したい病気について詳しく見ていきましょう。

まずウェルシュ・コーギー・カーディガンは皮膚病である「外耳炎(がいじえん)」、眼疾患である「白内障(はくないしょう)」、そして「椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)」にかかりやすいといわれています。

①外耳炎

耳の耳介や外耳道が赤くなり、黒い耳垢の発生あるいは悪臭などの症状が見られる病気です。見た目でもはっきりと異常が分かる病気ですが、耳に触れられるのを嫌がる、頭を振ってかゆみをとろうとする、耳をこすりつけるといった行動が見られるようでしたら外耳炎にかかっている可能性があります。

この病気はアトピー性皮膚炎と併発しやすいため、もし飼っているワンちゃんが外耳炎になってしまったら、アトピー性皮膚炎にもなっていないか皮膚の状態をよくチェックしてあげてください。

②白内障

眼の中には水晶体(すいしょうたい)というものがありますが、この水晶体が白くにごってしまい目が見えにくくなってしまう病気です。白内障になってしまう原因は多く、遺伝性や老化によるもの、糖尿病や怪我による目の損傷によっても引き起こされます。

初期の場合、目薬を使って病気の進行を遅らせることもできますが、場合によっては手術でにごった水晶体を取りのぞくという方法もあります。

白内障になると水晶体が白く見えるので目視でも確認できますが、散歩中や家にいるときなど、前と比べて壁や物にぶつかることが増えた。という状態が見られたら、一度動物病院で検査を、そして白内障にかかっていたら獣医さんとの治療方針相談をオススメします。

③椎間板ヘルニア

胴長であるウェルシュ・コーギー・カーディガンは腰に負担がかかりやすく、そのため腰の椎間板ヘルニアになりやすいです。お尻を振って歩く、もしくは後ろ足を引きずって歩くような動作が見られると、椎間板ヘルニアの初期症状かも知れません。

軽症なら薬を与えるといった内科治療(ないかちりょう)で様子を見ますが、重症化してしまった場合、外科手術(げかしゅじゅつ)が必要です。ですが手術後、歩行のリハビリを行なうことで、また元気に歩けるようになる可能性も十分あります。

この病気を予防する方法は残念ながらまだ見つかっていないので、少しでも愛犬の動作がおかしいと思ったら動物病院へ診察に行くことをオススメします。

ウェルシュ・コーギー・カーディガン
ウェルシュ・コーギー・カーディガンの寿命は?

ウェルシュ・コーギー・カーディガンの寿命は12~15年といわれています。小型犬~大型犬までを含めたイヌ全体の平均寿命はおよそ14年なので、平均的な寿命といえるでしょう。

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