デグー

出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/11532193/

ペットとして飼いやすく、飼い主にもよくなつくので日本でも人気が高まっているデグー。
頭がよくて、好奇心旺盛(こうきしんおうせい)。でも、本当はとてもさみしがり屋な一面もあります。
そんなかわいいデグーは野生ではどんな暮らしをしているのか、また、おうちで飼うための準備や気をつけることをまとめて紹介します。

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~基本情報~

ネズミ目(げっ歯目)ーデグー科ーデグー属
分布地(ぶんぷち)ーチリのアンデス地方西部
原産地ーチリ中央部の西側
生息環境ー高く険しい山の岩場、標高(ひょうこう)1,200~2,000m
体長ー12~20cm
しっぽの長さー10~17cm
体重ー170~300g
毛の色ー背中と頭は黄土色(おうどいろ)で、足の裏と足はクリーム色。

出典:https://pixabay.com/images/id-3693607/

デグーを飼ってみたい!

ヨーロッパでは昔からペットとして親しまれていたデグー。ハムスターやリスよりも人になつき、飼育しやすいため、日本でもペットとして人気が高まっています。
デグーは、小動物を扱うペットショップで購入することができます。うさぎやハムスターなどが展示されているコーナーを探してみてください。

元気なデグーの見分け方

①しっぽの様子
しっぽが切れていない、毛並みがよい、しっぽの先がふさふさしている子を選びます。
②歯
白っぽくなっていなくて、黄色っぽい方が正常です。
③年齢
飼育初心者は、生後3ヶ月未満の飼育は難しいので、小さすぎる個体を選ぶのはやめましょう。

デグーをお迎えする前に用意しよう

・ケージ
・えさ入れ、給水器
・砂浴び用の砂場と砂
・寝床(ねどこ)、かくれ家
・とまり木、かじり木
・回し車
・ペット用ヒーター
・床材

デグーは元気いっぱいで運動が大好きな動物です。ケージの中でも動き回れるように大きめのケージを用意してあげましょう。回し車や止まり木、ステージも設置してあげると、ケージの中でも楽しく動き回ることができます。デグーが新しい環境や飼い主さんに慣れてきたら、部屋の中をお散歩させてあげても喜びます。ケージから出すときは、危険なものがないようにじゅうぶんに確認してからにしましょう。
また、デグー1週間に3回くらい砂浴びをさせることが必要です。砂浴びする意味は、人間のお風呂と同じで、からだにたまった油分をきれいにして、雑菌(ざっきん)やデグーの健康に悪さをする寄生虫(きせいちゅう)からからだを守ります。砂浴び用の砂もペットショップに売っていますので一緒に用意しましょう。

デグーをお迎えするために注意すること

①コミュニケーションをとる
デグーはたくさんコミュニケーションをとるほど、飼い主さんのことを大好きになってくれる動物です。両手でやさしくだっこして、たくさん話しかけてあげてくださいね。

②砂浴びは週3回から始めよう
砂浴びはケージの中でさせると後片付けが大変です。飼い主さんの負担にならないように、週3~5回、ケージから出して砂浴びタイムを作ってあげましょう。砂浴びの砂は、1週間に1回新しいものに取り換えてあげてください。

③しっぽはデリケート
デグーのケガや事故で多いのが、「尾抜(おぬ)け、尾切(おき)れ」です。しっぽの皮が裂(さ)けたり切れたりすると、骨がむき出しになってしまいます。
間違えても、しっぽをつかんだり、引っ張ったりしないようにしましょう。

④温度・湿度管理
デグーを飼育するケージの中は、温度25℃、湿度約50%が理想です。暑すぎたり、寒すぎたりしないよう、ケージの中に温度湿度計を設置してこまめにチェックしてあげましょう。

⑤コードカバーをつける
デグーが何かをかじるという行動は、デグーの本能です。ケージから出して部屋の中で遊ばせるときに、テレビや冷蔵庫のコードをかじってしまうことがあります。感電(かんでん)して死んでしまうこともありますので、コード類はカバーをつけてから部屋遊びをさせてあげましょう。

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デグーのQ&A

デグーの名前の由来は?

デグー属は科学的にはOctodon(オクトドン)と呼ばれています。
奥歯がかみ合う面の模様(もよう)が数字の8に似ていることから、ラテン語で「8」をあらわす「オクト」が由来です。

出典:https://pixabay.com/images/id-4583049/

デグーはどうしてそこに住んでいるの?

野生のデグーが暮らす場所は、一年中あたたかく、夏は乾燥しています。デグーは暑さや寒さに弱いので、巣穴で隠れる場所が多い岩場に暮らしています。

出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Degú.jpg

デグーは何を食べているの?

野生のデグーは、草やサボテン、木の皮などを食べます。山脈や岩肌には川や湖が少ないので、草についた雨水などを飲んでいます。
食べる草や花の種類は、ロゼットビオラ、スミレ。サボテンは、エリシオケ属のサボテンが多く生えているのでよく食べているようです。
木の皮は、チリ―パイン、アラウカリア、フサナンヨウスギ、ナンヨウスギ科ナンヨウスギ属の木の皮を食べています。

出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Octodon_degus_-Artis_Zoo,_Netherlands-8a.jpg

家で飼うときは何を食べさせればいいの?

デグーを家で飼うときは、主食(しゅしょく)は牧草です。イネ科の「チモシー」という牧草がペットショップで売っています。
さらに、栄養バランスを考えてデグー用に作られたペレットもあげるようにしましょう。

出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Gewöhnlicher_Degu.JPG

野生のデグーの天敵はだれ?

小さなからだのデグーは野生で生きるには天敵がたくさんいます。ワシ、フクロウ、ミミズク、きつねなど、他の動物の肉を食べて生きている肉食獣(にくしょくじゅう)が天敵です。野生で生きていると、これらの天敵が空から飛んできてわしづかみにされて捕まってしまいます。

ペットとして飼うときも、本能的に上から人の手が近づいてくることを怖がるので、抱っこするときは注意しましょう。

デグーはどんな性格?

デグーはかしこくて人にもなつきやすいのが特徴です。
ケージの中でも外でも色々なことに興味(きょうみ)をもち、チャレンジしようとします。
かしこさや人なつっこさは、個体によって差があるので、トイレやかみつかないようにしつけができる子、できない子がいます
また、集団生活をする動物なので、とてもさみしがり屋です。1匹しか飼えない場合は、飼い主さんがたくさん触れ合う時間を作ってあげる必要があります。

出典:https://pixabay.com/images/id-1758657/

デグーは何年くらい生きるの?

野生のデグーは、5~8年ほど生きますが、4歳になるともう大人で、8歳を超えるデグーはとても長生きしているといえます。ペットとしてお迎えしたデグーは、飼育環境や健康管理に気をつけて、ストレスを与えずに過ごすことができれば、長生きできるでしょう。

出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/11532192/

デグーにしつけはできるの?

デグーは頭がよいので、名前を覚えて、飼い主に呼ばれて返事をする子もいます。名前を呼んだときに反応できるようになれば、ケージから出して遊ばせているときも、呼び戻すことができます。
さらにかしこい子になると、トイレの場所やトイレで排泄(はいせつ)をできるようになります。何度もくりかえし教えることで、少しずつトイレですることを覚えます。

出典:https://unsplash.com/photos/Z2_Lbf7Dovc

デグーは鳴くの?

デグーは5~10匹の家族や仲間と一緒に暮らしています。仲間とのコミュニケーションに15~20種類もの鳴き声を使いわけているそうです。

嬉しいとき…「ピーピー」「チイチイ」
怒っているとき…「ジージー」「ビービー」
怖がっているとき…「ジョンジョン」
痛いところがあるとき…「ジュ―」「ジジッ」
プロポーズしているとき…「ピルピル」「ピコピコ」

出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Octodon_degus_(Wroclaw_zoo).JPG

デグーは病気になるの?

デグーは基本的には病気になりにくいといわれていますが、糖尿病(とうにょうびょう)や不正咬合(ふせいこうごう)などの病気になることがあります。
糖尿病(とうにょうびょう):ドライフルーツや果物などを多くあげすぎるとかかってしまう病気です。
不正咬合(ふせいこうごう):上の歯と下の歯がきれいにかみ合っていない状態です。かみ合わせがうまくできないと、エサを食べづらくなり、かみ合っていない方の歯だけがのびすぎてしまうことがあります。

出典:https://pixabay.com/images/id-1758641/

デグーはどうすればなついてくれるの?

デグーは、毎日お世話してくれる人のことを覚えて、好きになります。デグーは食べることが大好きなので、スキンシップをとるにはごはんをあげる時間がチャンスです。
小動物用に販売されているおやつを手渡しであげてみましょう。
最初は新しい環境での暮らしにびくびくしているので、お迎えしてから1週間はそっとしておいてあげてくださいね。

出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/11532196/

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デグーの色の種類と値段

・アグーチ(ノーマル)
毛はこげ茶色
値段:約3,000~1万3,000円
・ブルー
毛はグレーに近く、ノーマルよりも毛色が薄い
値段:約4,000~1万5,000円
・パイド系(ブルーパイド、シルバーパイドなど)
まだら模様でいくつかの毛色が混ざっている
値段:約4,000~3万円
・サンド
うすい黄色い毛色。珍しい種類で入手しづらい
値段:約3万円
・ホワイト
しっぽ、耳、顔以外は白色。珍しい種類で入手しづらい
値段:約3万円
・クリーム
淡いクリーム色の毛色。珍しい種類で入手しづらい
値段:約3万円
・イエロー
黄色い毛色。滅多に手に入らない。
約2~6万円

参考文献

Private Zoo Garden
https://pz-garden.stardust31.com/gessi-moku/kapi-kapuro-tenjiku-paka-ka/degu.html#:~:text=巣穴は、地面に,粗食にもよく耐える。

Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/デグー

Dr.ツルのエキゾチックアニマル情報室
https://exoroom.jp/degu/2019/05/03/seitai/

ホームセンターを選び倒すメディアとなりのカインズさん
https://magazine.cainz.com/article/74367

TenTen’s room
http://tentenroom.blog64.fc2.com/blog-entry-618.html

はじめてのデグー
https://www.degu-lifestyle.com/entry/2018/08/09

PET RIBBON
https://petribbon.com/magazine/pictorial/270

MOFFME
https://hoken-room.jp/pet/7915

フクロモモンガ・ハリネズミの専門店ピュアアニマル
https://pure-animal.com/exoticanimals/degu-rearing.html#:~:text=・どのような環境で,かじるのが大好きです。

peco
https://peco-japan.com/52625#:~:text=デグーは完全な草食,を食べさせています。

デグーと共にデグー情報サイト
https://degulove.com/degu-yasei-kurashi/#index_id3

アイキャッチ画像
https://pixabay.com/images/id-3303715/