気になる動物を探してみよう!

あいうえお順で探そう!

あいうえお順で探そう!

分類順で探そう!

分類順で探そう!

動物ことわざを探そう!

動物ことわざを探そう!

動物記念日を探そう!

動物記念日を探そう!

動物グッズを探そう!

動物グッズを探そう!

動物園に行こう!

動物園に行こう!

検索

検索

好きな動物を見よう!

人類最古の友「イヌ」特集!

人類最古の友「イヌ」特集!

可愛い、愛らしい「ネコ」特集!

可愛い、愛らしい「ネコ」特集!

動物完全大百科について

わたしたちの想い

わたしたちの想い

あなたも動物完全大百科に参加しませんか?

あなたも動物完全大百科に参加しませんか?

翻訳

翻訳

Animalbook.jp Logo

クスクス

クスクス

クスクス

あなたは珍獣と言われているクスクスという動物を知っていますか?おもしろい名前ですよね。クスクスと笑うからクスクスという名前になった訳ではありません。ではなぜクスクスという名前なのでしょう?名前の由来とともに、クスクスのことを紹介していきます!

クスクス 基本情報

哺乳綱(ほにゅうこう)有袋目(ゆうたいもく)双前歯目(そうぜんしもく)クスクス科クスクス亜科に含まれる動物の総称

体長:27〜70cm 尾の長さ:24〜48cm 体重5kg前後

クスクスはオーストラリアの北端部(ほくたんぶ)のヨーク岬半島やニューギニア島の熱帯林、インドネシアのマルク島やスラウェシ島、ソロモン諸島、モルッカ諸島などに生息していて、主に雨の多い森林や、木の密度があまりない森林、ユーカリ林で生活しています。

カンガルーと同じくお腹に袋がついています。それを有袋類(ゆうたいるい)と言い、その中では比較的大きいと言われています。

その体は密に体毛が生えていますが尻尾には毛が生えていません。それは枝などに尻尾を巻き付けるためです。

前足の指にはフックのように折れ曲がった爪が生えていて、木を登るのに適した形をしています。後ろ足の第1趾、人間でいう親指には爪がついていません。爪が一本ないことで他の指と対向させて枝を掴むことができるからです。チンパンジーの足を想像すると分かりやすいですね。

ちなみに足の人差し指と中指がくっついています。

頭は丸くて小さく、目が種類によってさまざまな色をしています。その瞳孔はへびや猫と同じように縦に細くなっています。耳はとても短く体毛に隠れていてあまり見えません。

植物なども食べるクスクスの盲腸は長く、葉っぱを消化するのに適しています。

クスクス Q&A

クスクス
クスクスの名前の由来は?

さあ、由来が一番気になるところですね!どうしてこんな名前なのでしょうか?

クスクスは「おなら」、またアボリジニの言葉で「悪臭」という意味があるそうです。

強烈な匂いを発していることから付けられたとされています。

臭いと言われるとつい嗅いでみたくなってしまいますね。

他にもクスクスは別名、「カスカス」や「ユビムスビ」とも呼ばれています。足の人差し指と中指がくっついていて、指を結んでいるように見えることから「ユビムスビ」と言われているそうです。

こちらは可愛いくてなんだか縁起の良さそうな別名の由来でしたね。

クスクス
どうしてそこに住んでいるの?

先ほどもお話しした通り、木がある場所に生息しています。

基本的には木の上で暮らしていますが、「セスジクスクス」という種類は半分木の上、半分地上で暮らしています。夜行性(やこうせい)で動きは遅いです。

群れでは行動せず、単独で生活しています。少し寂しい気もしますね。

他のクスクスに巣を取られないように糞尿(ふんにょう)で匂いをつけたり、遭遇してしまった時には鳴き声を上げて、自分の存在を知らせます。時には争ってでも自分の場所を守るのです。

自分を守れるのは自分しかいない、そういう世界で生きているんですね。すごいです。

クスクス
クスクスは何を食べているの?

クスクスは主に木の葉っぱを食べています。他にも果実や木の皮なども食べています。

ですがクスクスが食べているのはこれらだけではありません。

なんと卵や小さい哺乳類(ほにゅうるい)、無脊椎動物(むせきついどうぶつ)、昆虫類までも食べてしまいます。幅広い雑食(ざっしょく)だったんですね。

クスクス
クスクスはどうやって子育てしてるの?

クスクスは妊娠期間が13日ととても短いです。生まれるのは1頭〜3頭ですが、そのうち育つのは1頭しかいないと言われています。子どもはお腹の袋の中で育てられます。これもカンガルーと同じですね。

クスクス
クスクスにはどこで会えるの?

世界では森林伐採によって生息地が破壊されたり、狩猟などにもより数が減少しています。

そんな貴重なクスクス、日本では見ることができるのでしょうか?

結論から言うと、「クスクス」と言う名前がついた動物は今現在、日本の動物園では飼育されていません。

少し難しい言い方をしましたが、クスクスの仲間である、「フクロギツネ」が飼育されている動物園はあるということです。

「フクロギツネ」が見られる動物園は東京都日野市の多摩動物公園です。

以前は北海道や群馬県、千葉県、東京都台東区、静岡県、愛知県、福岡県などのいろんな都道府県の動物園でクスクス、またはクスクスの仲間のフクロギツネが飼育されていました。

そして、2012年に国内最後のブチクスクスが熊本県の熊本市動物園で亡くなりました。人間の年齢でいうと90歳以上という大往生でした。

クスクスの数も減少していますが、仲間であるフクロギツネの数も減少してきています。現地では毛皮や食用のお肉を目的に捕獲されてしまっているそうです。

私たち人間の手で、間接的にも守れる動物は守っていきたいですね。

フクロギツネは現在でも見られるので、気になる方は是非行ってみてください!

クスクス
クスクスは人間が狩って食べてしまうって本当?

クスクスは保護の対象として登録されているほど、貴重な動物です。狩ってはいけないと法律で禁止されているのですが、それを破ってまで狩りをしている人々がいます。

彼らはクスクスを狩り、肉を食べ、毛皮を帽子などに利用しています。では一体なぜなのでしょうか。

森の奥などに住む彼らは、たんぱく質を確保することがとても難しいのです。生きていく上でたんぱく質は大事なものなのでそれをクスクスから摂取しています。

また他の種族ではたんぱく質の摂取でもあり、動物を狩ることが男性の強さの象徴とされていてその為にクスクスが標的になっているとも言われています。

ですが彼らはクスクスを見かけなくなると、森の資源を守るためにクスクスを含めた全ての狩猟を禁止にします。破ると災いが起こると言われていて、彼らは自分たちで決めた「狩猟禁止期間」を法律よりも守っています。

森が豊かになり回復してくると、解除してまた狩りを始めます。

彼らは生きるために狩りをし、森と共に生きているということがわかった今、狩りをやめさせなければいけないと簡単には言えませんね。

Animalbook.jp Logo
あなたも『動物完全大百科』の一員になりませんか?

あなたの知識をQAにして、全世界に発信しましょう。 ※掲載は購入後に有効となります。 さあ、私たちと一緒に情報を共有しましょう!

クスクス 種類

・クロミミクロクスクス

・クロクスクス

・ゲベクスクス

・ヤマクスクス

・セスジクスクス

・スタインクスクス

・ウッドラーククスクス

・アオメクスクス

・テレフォンミンクスクス

・ミナミクスクス

・ハイイロクスクス

・カザリクスクス

・オビクスクス

・ワタゲクスクス

・キヌゲクスクス

・アドミラルティブチクスクス

・ブチクスクス

・ワイゲオブチクスクス

・クロフクスクス

・ヒメクスクス

・バンガイヒメクスクス

ここからは「クスクス」という名前はついていませんがクスクスの仲間なのでこちらも紹介していきます。

・キタフクロギツネ

・コミミフクロギツネ

・ヤマフクロギツネ

・アカフクロギツネ

・フクロギツネ

・オポッサムモドキ

コメントしませんか?

動物完全大百科

おめでとうございます! あなたが初めてのコメンテーターです!

Animalbook.jp Logo
あなたの“好き”リストを作ろう!

クスクス

気になる動物をお気に入りに登録!後からすぐに見返せる、あなただけのリストを作りましょう。

Animalbook.jp Logo
コメントしませんか?

※ご注意:記事内に掲載するコメント権の購入になります。

Animalbook.jp Shop Item
あなたの好きを見つけよう!

当ショップでは、様々な動物をテーマにしたユニークで魅力的なグッズを取り揃えております。

クスクス 参考文献

クスクス 使用メディア紹介

Animalbook.jp Add Media
動物完全大百科をあなたのメディアで豊かにしよう!

動物完全大百科では、動物の素晴らしい写真や動画を常に募集しています。もしあなたが共有したいメディアがあれば、ぜひご提供ください。あなたの投稿はクレジット付きで動物完全大百科に掲載され、多くの動物愛好家に届けられます。動物の魅力と多様性を一緒に伝えましょう。

知らない動物を探そう!




気になる動物を探してみよう!

あいうえお順で探そう!

分類順で探そう!

動物ことわざを探そう!

動物記念日を探そう!

動物グッズを探そう!

動物園に行こう!

好きな動物を見よう!

人類最古の友「イヌ」特集!

可愛い、愛らしい「ネコ」特集!


© Animalbook.jp. All Rights Reserved.

動物完全大百科(animalbook.jp)コンテンツまたはその一部を、許可なく転載することを禁止します。 © since 2020 - 2024