
ことわざといえば、猿も木から落ちるや犬も歩けば棒に当たるなど、ちょっとした文章になっているものが多いですよね。
でも実はとても分かりやすく、体の部位をあわらしているだけのものもあるって知っていましたか?それが「猫の目」です。
簡単で覚えやすく、ちょっとした会話のなかにも取り入れやすいので、是非今日から一緒に覚えてみませんか?
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ことわざ情報
猫の目ってどういう意味なの?
物事や状況、人間の気持ちなどが次から次へと目まぐるしく変わっていくことです。

このことわざの成り立ちは?
ここでいう猫の目とは瞳孔(どうこう)、つまり瞳(ひとみ)のことを指しています。猫の目は明るい場所だと瞳が細く縦長になりますが、暗い場所だと大きくて丸い瞳に変化します。
猫はその時の環境や精神状態にあわせて瞳の形をコロコロ変えるため、この変わりやすい性質を人間の揺らぎやすい気持ちに比喩(ひゆ)として使用し、結果このようなことわざが生まれたといわれています。
※比喩とは例えたい何かを、別の何かに置きかえて表現することです。

猫の目を現代風にアレンジしてみよう!
試しに、猫の目をちょっとだけ今風に言い換えてみましょう。
・猫のキャットフード
・猫のおもちゃ
こんな感じになります!

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この動物について
参考文献
故事ことわざ辞典
http://kotowaza-allguide.com/ne/nekonome.html
ねこちゃんホンポ
https://nekochan.jp/
コトバンク
デジタル大辞泉
https://kotobank.jp/word/猫の目-594841
コトバンク
精選版 日本国語大辞典
https://kotobank.jp/word/猫の目-594841
アイキャッチ画像
https://pixabay.com/images/id-1652880/