オールド・イングリッシュ・シープドッグ
オールド・イングリッシュ・シープドッグ
オールド・イングリッシュ・シープドッグ
ふわふわの毛並みを携え、まるで大きな毛玉のような犬。愛らしいその姿で人気を集めているのがオールド・イングリッシュ・シープドッグです。 特徴的な姿からドラマや映画でも登場する機会が多く、名前から姿を連想できなくても実際に見ると「あぁ、この犬種か!」となる人も多いのではないでしょうか。 今回はそんな人気の犬種、オールド・イングリッシュ・シープドッグの特徴や形態などを探っていきましょう!
オールド・イングリッシュ・シープドッグ 基本情報
食肉目(しょくにくもく)イヌ科イヌ属
▼体高
オス:58〜61cmほど
メス:56〜58cmほど
▼体重
オス:38〜41kgほど
メス:35〜38kgほど
まずは、外見の特徴について見ていきましょう!
冒頭でも触れたように、オールド・イングリッシュ・シープドッグ最大の特徴は、巨大なぬいぐるみのようなふわふわとした愛らしさです。大型犬に分類される犬種ですが、ゴールデンレトリーバーやシベリアンハスキーと比較しても毛が長いことがよくわかります。
体格としては、体長と体高がほぼ同じ。肩より腰のほうが高く、足長のフォルムを持っています。上から見るとまるで西洋なしのような形です。また、その外見からは想像しづらいですが、かなりの筋肉質。ふさふさの毛のなかに手をいれて体を触ってみると、意外とがっしりしていることがわかります。
ふわふわの毛はいわゆるダブルコート(二重構造)。防水性に優れたアンダーコートは雨風に強く、寒さをしのぐことに適しています。オーバーコートは普段から見るふわふわの毛。毛量が豊富で意外と硬めの質感です。
子犬の頃は白黒の毛色ですが、大人に成長するにつれて銀色や灰色にかわり、毛質もボサボサしたものに生え換わります。
成犬の胴体色は、おもにグレーやグリズル、ブルーです。頭部や胸部、首、手足などはホワイトが広がり、オールド・イングリッシュ・シープドッグらしいカラーリングといえます。
目は被毛(ひもう)で見えない場合が多いです。この顔つきもオールド・イングリッシュ・シープドッグのかわいさの象徴ですね。耳は常に垂れているため、頭部全体が毛で覆われているような状態です。
一方で、声に特徴があります。外見の愛らしさとは裏腹に太く、よく響きます。低音でもあるため、初めて聞く方はビックリするのではないでしょうか。
ペットとして人気が高い
オールド・イングリッシュ・シープドッグは日本でも人気の犬種で、ペットとして人気があります。
しかし、ペットショップでの取り扱いは比較的少なく、その分費用が高くなりがちです。一般的には20〜50万円ほどで取引されています。
食事について
食事は一般的なドッグフードで問題ありません。ただし、1日複数回にわけて、ゆっくりと食べさせましょう。
一度にたくさん食べたり早食いしたりすると、胃がねじれる「胃捻転(いねんてん)」という病気の発症リスクが高まります。大型犬に発症しやすいと言われているため、特に気をつけなければなりません。
しっかりとした運動が必要
オールド・イングリッシュ・シープドッグは、もともと牧羊犬として活躍していた犬種です。そのため、しっかりと運動させる必要があります。具体的には1日に2回以上の散歩、それぞれ1時間以上が欠かせません。
また、たまにボール遊びをしてあげたり、ドッグランのような広い場所でのびのびと走らせてあげたりすることも重要です。
屋外飼育(しいく)はNG
オールド・イングリッシュ・シープドッグは暑さに弱い犬種なので、エアコンによる温度管理が絶対条件です。大型犬なので屋内飼育に難色を示す人もいるかもしれませんが、必ず守りましょう。また、さみしがりな性格なので、孤独にさせない意味でも屋外飼育はNGです。
オールド・イングリッシュ・シープドッグ Q&A
オールド・イングリッシュ・シープドッグの名前の由来は何?
オールド・イングリッシュ・シープドッグの名前の由来は、2つの要素から考えられます。「イングリッシュ」はイギリスで「シープドッグ」は羊を追う犬という意味ですね。つまり「イギリス生まれの牛や羊の群れを追う犬」ということです。
ちなみに「オールド」については、判明していません。古い犬種なのかと思いきや、初めて文献で姿を現したのは18世紀後半から19世紀頃。比較的新しい犬種なのです。
オールド・イングリッシュ・シープドッグにはほかの名前もあるの?
オールド・イングリッシュ・シープドッグには、複数の愛称があります。正式名称が長いため、いろいろと呼ばれてきたのかもしれませんね。
たとえば、名前の最初の部分だけを取って「オールド」や、単語の頭文字を取って「OES」、短い尻尾を意味する「ボブテイル」などです。
オールド・イングリッシュ・シープドッグの尻尾は生まれつき短いの?
オールド・イングリッシュ・シープドッグの尻尾は、生まれつき短いわけではありません。ほとんどが「断尾(だんび)」といって、尻尾を切断されているのです。断尾される犬種の多くは「猟犬(りょうけん)が作業中にケガをしないため」、または「闘犬(とうけん)が相手の犬に食いちぎられないため」に断尾されます。
一方で、オールド・イングリッシュ・シープドッグは、税金対策のために断尾されてきました。19世紀のイギリスでは「犬の飼育は贅沢な行動」とし、税金をかけていたのです。しかし、オールド・イングリッシュ・シープドッグのような仕事に必要な犬はペットとしてみなされず、課税対象になりませんでした。そのため、ペット犬と見分けるために、断尾されてきたのです。
現在は動物愛護(どうぶつあいご)精神の高まりもあって、北欧諸国やヨーロッパ数カ国で断尾が禁止されています。そのため、断尾されていないオールド・イングリッシュ・シープドッグも見かけるようになりました。人間の都合で断尾されるなんて、オールド・イングリッシュ・シープドッグにとっては、うれしくない話ですね。
オールド・イングリッシュ・シープドッグのルーツは?
オールド・イングリッシュ・シープドッグはイギリス原産の犬種ですが、そのルーツにはさまざまな説があり、しっかりと判明していません。
現在は、下記のように複数の犬種が交雑(こうざつ)したと考えられています。
たしかにペアデット・コリーやオフチャルカは似た部分もあるので、ルーツとしては納得できるところですね。
オールド・イングリッシュ・シープドッグはどんな役割の犬種だったの?
オールド・イングリッシュ・シープドッグは牧羊犬です。つまり、牛や羊などの家畜(かちく)を管理するために、牧場主のパートナーとして暮らしていました。
牧羊犬というと、牧場の家畜を建屋に追い立てるシーンをイメージする人が多いと思いますが、オールド・イングリッシュ・シープドッグはおもに牧場から市場へ移動させる役割を担っていたと言われています。
羊の群れのうしろについて追い立てることもあったようですが、おもな仕事は警護だったそうです。
オールド・イングリッシュ・シープドッグはどんな性格?
家畜を警護したり追い立てたりするため、厳しい性格をしているのかと思いきや、オールド・イングリッシュ・シープドッグは温厚で陽気な性格をしています。さらに、社交的で人なつっこく、さみしがりで甘えん坊。番犬には不向きとさえ言われているのです。
家族やほかの犬に対しても友好的なので、小さな子どもやお年寄り、ほかの犬を飼育している家庭でも問題なく溶け込んでくれます。特に、小さな子どもと献身的に遊んでくれるため、アメリカではナニードッグ(子守犬)とも呼ばれているほどです。
とても賢く、飼い主の求めていることを理解したり、飼い主にあわせて行動したりします。一方で、子犬の頃はやんちゃで遊ぶことが大好きです。
また、オスは特に甘えん坊な性格をしています。メスも甘えん坊ですが、オスよりは独立心があります。
オールド・イングリッシュ・シープドッグに似た犬種はいるの?
オールド・イングリッシュ・シープドッグのルーツに関係していると言われる、ビアデッド・コリーによく似ています。
ふさふさの毛を持っており、牧羊犬として活躍した経歴。さらに、陽気で友好的な性格など、あらゆる面でオールド・イングリッシュ・シープドッグとそっくりです。
16世紀頃から存在が確認されているため、オールド・イングリッシュ・シープドッグのルーツといわれている理由がよくわかりますね。
あなたも『動物完全大百科』の一員になりませんか?
あなたの知識をQAにして、全世界に発信しましょう。 ※掲載は購入後に有効となります。 さあ、私たちと一緒に情報を共有しましょう!
オールド・イングリッシュ・シープドッグ 種類
アーフェンピンシャー
アーフェンピンシャーは日本ではあまり見かけませんがとても歴史のある犬です。 鼻が低く、猿のような顔立ちをしているアーフェンピンシャーは愛嬌があり、国内でもファンが多いのです。 そんなアーフェンピンシャーを紹介していきます!
アイスランド・シープドッグ
アイスランド・シープドッグという犬を知っていますか? 名前を聞いたことがない方もいるのではないでしょうか。 日本ではブリーダーがいないのでその姿もほとんど見られません。ですが日本犬に似ているので馴染みがあるような見た目です。 そんなアイスランド・シープドッグを紹介します。
アイリッシュ・ウォーター・スパニエル
皆さんは「アイリッシュ・ウォーター・スパニエル」という犬種を知っていますか?日本では飼っている人も少ないので、名前を初めて聞いた方も多いのではないでしょうか。特徴的な毛としっぽを持っているアイリッシュ・ウォーター・スパニエルを紹介していきます!
アイリッシュ・ウルフハウンド
皆さんは「アイリッシュ・ウルフハウンド」という犬種を知っていますか?すべての犬種の中で1番大きい体を持っている犬なんです。そのため日本でも飼われていることはありますが、あまり多くありません。見たことがないという方も多いと思うので、アイリッシュ・ウルフハウンドのことを紹介していきます!
アイリッシュ・セター
皆さんは「アイリッシュ・セター」という犬種を知っていますか?引き締まった体に、気品を感じさせる美しい赤い毛、かと思えば母性本能をくすぐられる子どものような性格と、さまざまな面を持ち合わせている犬なんです。そんなアイリッシュ・セターのことを紹介していきます!
アイリッシュ・ソフトコーテッド・ウィートン・テリア
皆さんは「アイリッシュ・ソフトコーテッド・ウィートン・テリア」という犬種を知っていますか?とても長い名前なので「ウィートン」と呼ばれることもあります。日本ではほとんど見られない犬種なので知っている方は少ないかもしれません。そんなアイリッシュ・ソフトコーテッド・ウィートン・テリアのことを紹介していきます!
アイリッシュ・テリア
皆さんは「アイリッシュ・テリア」という犬種を知っていますか?日本でペットとして飼われている数は少なく、ペットショップなどで見かけることはないので知らない方が多いかもしれません。「テリア種の中で最もテリアらしいテリア」と言われているアイリッシュ・テリアのことを紹介していきます!
アザワク
皆さんは「アザワク」という犬種を知っていますか?日本で飼っている人はとても少なく、ペットショップなどでも見かけないので、聞いたことも見たこともないという方が多いと思います。スリムでかっこいい印象のアザワクを紹介していきます!
アッペンツェラー・キャトル・ドッグ
皆さんは「アッペンツェラー・キャトル・ドッグ」という犬種を知っていますか?昔から牧羊犬として、人間の側で仕事をしてきた犬種です。ただ、とても数が少なく、日本でも飼われていないので知っている方は少ないと思います。そんなアッペンツェラー・キャトル・ドッグを紹介していきます!
アナトリアン・シェパード・ドッグ
皆さんは「アナトリアン・シェパード・ドッグ」という犬種を知っていますか?超大型犬で家畜を守る仕事をしているので、威厳(いげん)があり頼れる存在なんです。そんな大きな体をしたアナトリアン・シェパード・ドッグの歴史や性格などを紹介していきます!
アフガン・ハウンド
皆さんは「アフガン・ハウンド」という犬種を知っていますか?日本でも飼われていて、ロングヘアが特徴的で、エレガントな美しさと威厳(いげん)のあるたたずまいは1度みたら忘れられないですよね。そんなアフガン・ハウンドを紹介していきます!
アメリカン・アキタ
皆さんは「アメリカン・アキタ」という犬種を知っていますか?「アキタ」と聞くと日本の「秋田犬」が浮かびますよね。そうなんです。アメリカン・アキタは日本の秋田犬と深く関係しているんですよ。そんなアメリカン・アキタを紹介していきます!
アメリカン・コッカー・スパニエル
皆さんは「アメリカン・コッカー・スパニエル」というイヌをご存知でしょうか? ひとことでいうなら、どこか優雅(ゆうが)さを感じるゴージャスなワンちゃん!といった感じでしょう。 ボリューミーな毛並みなのでトリミングのやりがいもあり、飼い主さんと一緒におしゃれを楽しめる見た目も特徴的です。 ところで、このアメリカン・コッカー・スパニエルという犬種。どこかで見た覚えはありませんか? 実は、あの有名なキャラクターのモデルになったともいわれているんです。その気になる秘密を、早速覗いてみましょう!
アラスカンマラミュート
モノトーンの柄を持ち、体が大きく、寒冷地生まれで力が強い犬といえば何を思い浮かべますか? ほとんどの人は、シベリアンハスキーを思い浮かべたのではないでしょうか。 しかし、今回ピックアップしたいのは「アラスカンマラミュート」です。外見もよく似ているのですが、名前もなんだか似ていますね。 日本ではシベリアンハスキーほどの知名度はありませんが、魅力いっぱいのアラスカンマラミュート。どんな犬なのか一緒に見ていきましょう!
イタリアン・グレーハウンド
日本では「イタグレ」と略して呼ぶことも多いですが、姿を思い浮かべることができない方も多いのではないでしょうか。凛とした美しい佇まいをしている高貴なイタリアン・グレーハウンドを見てみましょう!
イヌ
あなたは「太古の昔から人間と協力しながら一緒に暮らしている動物は?」と聞かれたら、何と答えますか? この質問の答えは…そう、私たちにとって非常に身近な動物である「イヌ」です。 イヌの姿は街を歩いている時はもちろん、テレビやSNSなどのメディアでもよく見かけますが、意外とその歴史や背景について詳しく知らないという人も多いのではないでしょうか。 この記事でイヌにはどんな特徴や秘密があるのか、一緒にその暮らしをのぞいていきましょう!
イングリッシュ・コッカー・スパニエル
初めてそのイヌを見る人は、一瞬「まるで大きなモップ!?」と思ってしまう人もいるとか、いないとか。 日本では「インギー」の愛称(あいしょう)で親しまれている、そのイヌの正体は「イングリッシュ・コッカー・スパニエル」です! 実は同じコッカー・スパニエルでアメリカン・コッカー・スパニエル(アメコカ)という犬種も存在していますが、日本では住宅事情も重なって、アメコカの方に人気があるようです。 ですが、インギーにもアメコカに負けないぐらい、たくさんの魅力がつまっていますよ! 一緒に、その魅力を覗いてみませんか?
ウェルシュ・コーギー・カーディガン
皆さんは「コーギー」というイヌを思い浮かべてください。と質問されたとき、どんなイメージをしますか? 足が短くて、毛色がきな粉もちみたいで、しっぽがないプリプリのお尻のイヌかな?もちろん、それも正解です! 実は上記の特徴をもったイヌは「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」といい、日本で一番有名なコーギーです。 ですが今回このページでご紹介するのは「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」という種類で、実はこのコーギー、一番の特徴はなんと「しっぽ」が長いんです! 一体なぜ、しっぽの長いコーギーが生まれたのでしょうか?不思議ですよね!早速、その秘密を解いてみましょう!
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
突然ですが皆さんは「コギ尻」という言葉を聞いたことがありますか? 実は「コーギーのお尻」という意味なのです。 最近ではSNSなどでコーギーのお尻が「もふもふの食パンみたいで可愛い!」、「ふわふわのぷりケツがキュート!」といわれ、コーギーの人気が高まっています。 今回ご紹介するのは、日本で一番よく見かける「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」という種類です。 どんな秘密が隠れているのか?早速、覗いていましょう!
グレート・デーン
別名「優しい巨人」ともいわれ、2022年には世界一背の高いイヌとしてギネス記録になったというイヌ。それが今回ご紹介する「グレート・デーン」です! ギネス記録に認定されるくらいなので、とにかく体が大きい!という印象で有名なグレート・デーン。 遠目だと小型のウマっぽく見えるため、「なんだか背中に乗れそう!」なんていわれたり、いわれなかったりするそうです。 もちろん危ないので乗ることはできませんが、大きい!大きい!といわれ続けているグレート・デーンには、他にどんな秘密が隠れているのでしょう? 一緒に探ってみましょう!
グレート・ピレニーズ
突然ですが「アルプス村の少年と犬」、「名犬ジョリィ」、「ベル&セバスチャン」この3つに共通することは何でしょう? 答えは作中(さくちゅう)に「グレート・ピレニーズ」というイヌが登場することなんです! グレート・ピレニーズの第一印象は、とにかく大きい!白いモフモフ!といった感じです。 日本では2022年、あの有名なスパイ漫画に出てくるイヌのモチーフになっているとか、いないとか・・・ いろいろな作中のモデルになるグレート・ピレニーズの秘密、ここで一緒に覗いてみませんか?
ゴールデン・レトリーバー
ゴールデン・レトリーバーと聞いて、その名前を知らない人はいないはず!といっても過言ではない大型犬。 人気犬種ランキングの大型犬部門上位にいつもランクインしているほど人気の高いイヌですよね。 「そもそもなんでゴールデン・レトリーバーっていうの?」、「盲導犬(もうどうけん)として見たことあるけど、どうしてそんなことができるの?」 今回はそんな疑問を深掘りしてご紹介します。早速、その秘密を覗いてみましょう!
サモエド
ふわふわな白い毛が特徴的なサモエド。口角をキュッとあげた「サモエドスマイル」は、こちらまでつられて笑顔になってしまうぐらいの愛らしさがあります。極寒の地・シベリアで誕生し、被毛が多く寒さに強い犬種です。 サモエドの歴史や特徴、飼い方について徹底解説していきます!
シベリアン・ハスキー
シベリアン・ハスキーといえば、オオカミのようなかっこいい顔つきと大きな体を持つ犬種です。世界中で人気があり、日本では1980年代後半から1990年代にかけてブームが巻き起こりました。しかし、現在はブームも落ち着き、街中で見かけることは少なくなりましたね。「かっこいい犬」の代名詞のひとつですが、シベリアン・ハスキーはそもそもどういう犬なのでしょうか?その生態を詳しくみていきましょう。
ジャーマン・シェパード・ドッグ
ジャーマン・シェパード・ドッグといえば、日本では警察犬として有名。ふとしたときにテレビで見かけることもよくあります。 精悍(せいかん)な顔つきで犯人に立ち向かっていく姿は勇敢(ゆうかん)そのもの。かっこよさに憧れる人も多いのではないでしょうか。 一方で、家庭犬としても人気があるため、身近に感じる人も多いと思います。そこで今回は、警察犬としても家庭犬としても人気のあるジャーマン・シェパード・ドッグについて、特徴や性格を見ていきましょう!
ダルメシアン
ダルメシアンは、黒と白の皮毛が特徴な犬種。おしゃれな斑点模様がファッションに取り入れられたり、映画のキャラクターになったりしています。 そこで本記事では、ダルメシアンの歴史や特徴、家族になった時の注意点などをお伝えしていきます。一緒にダルメシアンの世界を覗きにいきましょう。
チャウチャウ
チャウチャウは、中国で2000年以上前からいたとされています。体全体のモコモコの被毛と、クシャッとした笑顔がチャームポイントです。 また、他の犬種にはあまり見られない青黒い舌を持っています。そんなチャウチャウについて紹介していきます。
バーニーズ・マウンテン・ドッグ
皆さんは「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」というイヌの名前を聞いたことがありますか? マウンテン、英語で山というぐらいですから、なんだか山犬っぽくて強そうなイヌを思い浮かべますね! 確かにこの犬種は、山岳地帯(さんがくちたい)で暮らしていた歴史のある大型犬なので、たくましいイヌだということは間違いありません。 その一方、顔が愛くるしいというギャップもあるため、人気大型犬のひとつにも数えられています。 そんなバーニーズ・マウンテン・ドッグについて、もっと知りたくありませんか? では、一緒にこのページで秘密を覗いてみましょう!
ビーグル
ビーグル犬は漫画・スヌーピーのモデルとなった犬種。やんちゃで好奇心旺盛、垂れ耳で甘えん坊のビーグルは、家庭犬としても人気です。 クンクン臭いを嗅ぎながら歩く姿、耳をはためかせて走る姿は愛嬌たっぷり!家庭犬として人気のビーグルですが、実は昔から猟犬(りょうけん)として活躍してきた犬種でもあるんです。 魅力に満ちたビーグルの世界を覗いてみましょう。
フラットコーテッド・レトリーバー
さていきなりですが、問題です。「フラッティ」の愛称(あいしょう)で呼ばれているイヌといえば何でしょう? 答えは「フラットコーテッド・レトリーバー」です。 フラッティはゴールデン・レトリーバーやラブラドール・レトリーバーにそっくりなイヌですが、よく見ると微妙(びみょう)に違うところがあります。 それは性格だったり、外見だったり・・・。ちなみにフラッティは日本オリジナルの愛称なので、外国でフラッティと聞いても通じないためご注意を。 では早速いつものように、フラットコーテッド・レトリーバーの秘密について、一緒に覗いてみましょう!
ブルドッグ
皆さんはブルドッグと聞いたとき、どんなイヌを思い浮かべますか? トゲトゲのついた首輪をしている凶暴そうなイヌ?それともテレビでチンパンジーと一緒にお散歩していたイヌ?はたまた、調味料のソース?なんて方もいるかも知れませんね! 一度見たら忘れられない風貌の怖そうな顔をしたブルドッグ。 でも実はブルドッグには意外な性格、そしてブルドッグならではのある困ったこともあるんです。その秘密を一緒に覗いてみませんか?
ポメラニアン
愛らしい外見と明るい性格が魅力のポメラニアンは、多くの人々に愛されています。小さくても活動的で、家族に対する忠実さが心を打つ、完璧なコンパニオンドッグです。ポメラニアンとの生活は、その愛くるしさだけでなく、日常に活気をもたらしてくれます。一緒にこの魅力的な犬種についてもっと深く知る機会を楽しみましょう。
ミニチュア・シュナウザー
ふさふさとした眉毛に、立派な口ひげ。その外見はまるで可愛いおじいちゃん。 今回ご紹介するのは、ミニチュア・シュナウザーというイヌです。 名前を聞いても最初はピンとこないかも知れませんが、写真で見たとき「あぁ!あのイヌか!」と思い出す人も多いはず。 実際マルモリダンスで有名になったドラマ、「マルモのおきて」にも出演しています。そしてミニチュア・シュナウザーには独特な外見以外にも、秘密が隠れているのですよ! 早速、一緒に探ってみましょう!
ヤブイヌ
あなたはヤブイヌという、「最も原始的」といわれるイヌ科動物を知っていますか? ヤブイヌは中央~南アメリカに生息している動物で、イタチやダックスフントのような胴長短足の体型が特徴です。 日本の動物園ではあまり飼育されていないため、見たことがないという人も多いのではないでしょうか。 ヤブイヌを知っている人も知らない人も、この記事で彼らにどんな特徴や秘密があるのか一緒に見ていきましょう!
ラブラドール・レトリーバー
皆さんは「ラブラドール・レトリーバー」と聞いたとき、最初になにを思い浮かべますか?やっぱり盲導犬(もうどうけん)のイヌ!と考えた方も多いはず。 映画だと「クイール」や数々のドラマやバラエティ番組にも出演することもあるので、日本ではとっても有名なイヌのひとつだと思われます。 だけど実際、どうしてラブラドール・レトリーバーといえば盲導犬のイメージが定着したのか?不思議ですよね。 今回はそんな不思議も含めたラブラドール・レトリーバーの世界、このページで覗いてみましょう!
紀州犬(きしゅうけん)
静かで落ち着いた性格の紀州犬(きしゅうけん)は、真面目な性格を持っている犬種です。そのため、他の日本犬よりもがっちりとしています。 生まれは、和歌山県、三重県付近の山岳地帯でウサギやたぬき、鹿・イノシシを狩る狩猟犬(しゅりょうけん)でもありました。 土地によって呼び名が変わり、「那智犬(なちいぬ)」「太地犬(たいじいぬ)」「熊野犬(くまのいぬ)」「奥吉野犬(おくよしのいぬ)」とも呼ばれていたそうです。 現在は、「紀州犬」に統一されており数少ない犬種となっています。真っ白い毛色に、きりりとした美人顔の紀州犬。 早速、紀州犬の世界を覗いていきましょう。
甲斐犬(かいけん)
甲斐犬(かいけん)は、しっかりとした脚と体格を持つ中型の日本犬です。耳は立ち耳でしっぽは、巻き尾または差尾(さしお)が特徴です。 毛色は、黒虎毛・赤虎毛・虎毛の3種類。全て縞模様(しまもよう)で、黒虎毛は黒がベースの赤茶の模様(もよう)、赤虎毛は赤みを帯びた茶色で黒の模様がはいっています。中には、虎毛ではない単色の子も生まれるようですが、公式の甲斐犬とは認められてないようです。 舌の色は、北方起源(ほっぽうきげん)のスピッツ同様(チャウチャウや北海道犬など)、青黒い個体の甲斐犬も存在しています。 性格は、「冷静」「勇敢」「一代一主(いちだいいっしゅ)」。気が荒いイメージもある甲斐犬ですが、じつは温厚で愛される家庭犬としても人気です。さっそく、甲斐犬の世界を覗いてみましょう!
柴犬(しばいぬ)
柴犬は、日本犬の中でもっとも人気があるといわれます。凛々しさと可愛らしさを兼ね備えたルックスで、今や海外でも柴犬を飼う人は増加中です。犬らしい忠実な性格で、とても賢い犬種でもあります。歴史の古い犬種で、1936年に天然記念物に認定されている日本を代表する犬です。 柴犬の歴史や特徴、飼い方について徹底解説していきます!
秋田犬(あきたいぬ)
秋田犬(あきたいぬ)といえば「忠犬ハチ公の物語」を思い出す人も多いですよね?渋谷駅の銅像になっている秋田犬が「忠犬ハチ公」です。 忠犬ハチ公こと、ハチは主人であった大学教授の上野英三郎が、講演の途中に倒れて帰らぬ人になってしまった後も、渋谷駅で主人を待ち続けていた犬として、有名になりました。新聞記事を掲載させたのは斎藤弘吉です。 忠実な性格の秋田犬の特徴を感じられ、物語や映画になったほど。 優しい顔に、どっしりとした体格。どんな特徴や性格なのでしょうか?早速、秋田犬の世界を覗いてみましょう!
日本スピッツ
白くて美しい被毛を持っていて、凛々しいルックスが魅力的な日本スピッツ。 日本では、昭和20年代から一般家庭で飼われるようになりました。少し頑固な性格ではありながらも、賢いうえにとても温厚な一面も持ってます。 凛とした賢い性格の犬、日本スピッツについて紹介していきます!
コメントしませんか?
おめでとうございます! あなたが初めてのコメンテーターです!
コメントしませんか?
※ご注意:記事内に掲載するコメント権の購入になります。
あなたの好きを見つけよう!
当ショップでは、様々な動物をテーマにしたユニークで魅力的なグッズを取り揃えております。
オールド・イングリッシュ・シープドッグ 参考文献
- pepy https://er-animal.jp/pepy/6966
- いぬのきもち https://dog.benesse.ne.jp/doglist/big/content/?id=13428
- みんなの大図鑑 https://www.min-inuzukan.com/old-english-sheepdog.html
- Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/オールド・イングリッシュ・シープドッグ
- 一般社団法人 ジャパン ケネル クラブ https://www.jkc.or.jp/archives/world_dogs/2828
- 犬の家&猫の里 https://dognoie.com/blog/dog-picturebook/about_oes/
- COO&RIKU https://www.pet-coo.com/zukan_dog/オールドイングリッシュシープドック/
- そらいろネット https://sorairo-net.com/aquarium/dog/oldenglish001.html
オールド・イングリッシュ・シープドッグ 使用メディア紹介
似ている動物
動物完全大百科をあなたのメディアで豊かにしよう!
動物完全大百科では、動物の素晴らしい写真や動画を常に募集しています。もしあなたが共有したいメディアがあれば、ぜひご提供ください。あなたの投稿はクレジット付きで動物完全大百科に掲載され、多くの動物愛好家に届けられます。動物の魅力と多様性を一緒に伝えましょう。