ラブラドール・レトリーバー
ラブラドール・レトリーバー
ラブラドール・レトリーバー
皆さんは「ラブラドール・レトリーバー」と聞いたとき、最初になにを思い浮かべますか?やっぱり盲導犬(もうどうけん)のイヌ!と考えた方も多いはず。 映画だと「クイール」や数々のドラマやバラエティ番組にも出演することもあるので、日本ではとっても有名なイヌのひとつだと思われます。 だけど実際、どうしてラブラドール・レトリーバーといえば盲導犬のイメージが定着したのか?不思議ですよね。 今回はそんな不思議も含めたラブラドール・レトリーバーの世界、このページで覗いてみましょう!
ラブラドール・レトリーバー 基本情報
原産国 イギリス
体高 オス: 57~62cm メス: 55~60cm
体重 オス: 29~36kg メス: 25~32kg
ラブラドール・レトリーバーには祖先と呼ばれている犬がおり、それがニューファンドランド半島出身の「セント・ジョンズレトリーバー」と考えられています。
その後1800年代に入ると、カナダの漁師や猟師(りょうし)に重宝されている姿を見たイギリス人が「この犬は猟犬(りょうけん)として活躍できるかも知れない!」という素質を見出し、イギリスへセント・ジョンズレトリーバーを持ち帰りました。
帰国後、セント・ジョンズレトリーバーは選択交配と繁殖を重ね、その結果19世紀には現在のラブラドール・レトリーバーにちかいイヌが誕生したといわれています。
そして現代のラブラドール・レトリーバーは、皆さんも既にご存知のとおり、「補助犬(ほじょけん)」をはじめ、「麻薬探知犬(まやくたんちけん)」や「災害救助犬(さいがいきゅうじょけん)」といったさまざまな現場で活躍しています。
ラブラドール・レトリーバー Q&A
ラブラドール・レトリーバーの名前の由来は?
カナダのニューファンドランド・ラブラドル州原産のため、ラブラードルと名づけられました。また、ラブラドール・レトリーバーの「レトリーバー(レトリーブ)」には英語で「回収する」という意味があります。鳥猟犬(ちょうりょうけん)、別名ガンドッグとして人間がしとめた獲物(えもの)を回収する役割を担当していたことも、名前の由来になっています。
ラブラドール・レトリーバーのカラーバリエーションは?
ブラック、チョコレート、イエローがあります。
ラブラドール・レトリーバーは何グループ?
JKC(ジャパンケネルクラブ)やFCI(国際畜犬協会)のルールに従った分け方の場合、「第8グループ」になります。
撃ち落とした獲物を回収するレトリーバー、水の中に落ちた獲物を回収したり水中作業が得意なウォータードッグ、隠れている鳥を追い立てるブラッシング・ドッグが所属しています。
第8グループの犬種は自分で獲物を狩るスタイルではなく、人間の指示に従って行動する性格のため、基本的に人懐っこい子が多いといわれています。
ラブラドール・レトリーバーの外見はどんな感じ?
ラブラドール・レトリーバーは大きく分けて2種類存在します。
それが「アメリカンタイプのラブラドール・レトリーバー」と「イングリッシュタイプのラブラドール・レトリーバー」です。
■アメリカンタイプ
頭部が細めでマズル(口のまわりから鼻先にかけた部分)が長め、基本的にしなやかな体格をしているのが特徴です。盲導犬といった、人間と一緒に労働して活動できるよう訓練することも多いので、見た目よりも賢さが重視されます。日本でラブラドール・レトリーバーといえば、このアメリカンタイプといえるでしょう。
■イングリッシュタイプ
頭部の横幅が広くマズルは長め、全体的にがっしりとした体格が特徴です。イングリッシュタイプはドッグショーに出場することが多いため、外見を重視される場合が多いです。
ラブラドール・レトリーバーを購入するにはどれくらいかかるの?
ラブラドール・レトリーバーはペットショップだと20万円前後、ブリーダーから購入する場合は30~50万円ほどかかります。購入を検討する際、お気に入りの子が見つかったら、一度見学に行くのが良いでしょう。
さらに、ブリーダーの上段資格である「シリアスブリーダー」から購入する場合、一般ブリーダーよりも高値になることがあります。日本には約2万犬舎があるといわれていますが、そのなかでもシリアスブリーダーはわずか5%にも満たないそうです。そのためシリアスブリーダーの信頼度は非常に高く、付加価値がつくといえるでしょう。高値の理由は、信頼の証という訳です。
シリアスブリーダーと出会うにはいろいろな方法がありますが、「日本ブリーダーガイド(JBC)」という仲介サイトを利用するのがオススメです。利用料は無料なので、ご興味のある方は一度相談してみるのも良いでしょう。
それ以外にも、値段に幅が出てしまう条件について、何点か紹介します。
・家庭用ではなくドッグショー向けとして育てられたこと ・子イヌであること ・血統が優秀であること ・珍しいカラーであること
他に条件はあるものの、特に上記条件に当てはまると高額になるようです。
ラブラドール・レトリーバーの性格や特徴は?
①穏やかで温和な性格
基本的に優しい性格で平和主義者のイヌです。温和で優しく、他の動物や飼い主さん以外の人でもフレンドリーに接してくれるので、家庭犬にピッタリなのですが、ひとつ注意点があります。落ち着きがあり、穏やかな性格に変わっていくのは生後2歳を超えたころなので、子イヌの時期は成長するまでかなりやんちゃな部分が見られます。
②遊ぶの大好き!運動大好き!
成犬(せいけん)になると少しずつ落ち着き始めるラブラドール・レトリーバーですが、大人になっても遊ぶことや運動は大好き。ウォータードッグとして活躍していた歴史もあるので、結構活発なのです。
特に2歳までは驚くほどのパワーとやんちゃっぷりを見せてきます。そのため、散歩のみだと遊びたい欲が満たされないこともあるので、時間を見つけてはおもちゃを使って遊んであげましょう。定番のボールやフリスビー遊び以外にも、噛んでも良いぬいぐるみやロープを使って引っ張りっこゲームをするのも良いでしょう。
③しつけは子イヌのときから行ないましょう!
まずはじめに、イヌには「社会化期(しゃかいかき)」という時期があります。生後3週~12週齢がイヌの社会化期といわれており、この時期に行なうしつけは今後愛犬と楽しく暮らしていくためにも必ず必要なトレーニングといえるでしょう。
温和なラブラドール・レトリーバーでも、最低限のしつけはとても大切です。もともと頭が良いのでしつけがしやすいといわれていますが、ここでは覚えさせたい基本的なしつけについてご紹介します。
⑴トイレトレーニング
トイレは指定の場所で上手にできたとき、褒めて覚えさせましょう。
⑵甘噛みをやめさせる
子イヌのときは良いのですが、成犬で甘噛みされるとケガのもとになってしまいます。
人の手の代わりに噛んでも良いおもちゃを与え、もし飼い主さんの手を甘噛みしてきたら怒鳴らず低い声で「痛い」と一喝(いっかつ)した方が良いでしょう。
⑶人に触られることに慣れされる
体調不良になったときはどうしても動物病院へ行かなければなりません。そのとき知らない人に体を触られても暴れないよう、普段から飼い主さんがたくさん愛犬とスキンシップをとって、人との触れ合いに慣れさせるのがベストです。
⑷クレートに入っても怖くないことを覚えさせる
動物病院に行くとき、あるいは災害が起きたときはどうしてもクレートの中へ愛犬に入ってもらう必要があります。ラブラドール・レトリーバーは体が大きいので、自分から入ってくれるようしつけるのが大切です。飼い主さんの指示で上手に入ってくれたら、おやつのご褒美をあげて、クレートの中は怖くないんだ!と認識させるのがコツです。
⑸散歩で外の世界に慣れさせる
散歩はイヌを飼うにあたって、必要不可欠なことです。そのため生後3ヶ月頃までは飼い主さんが抱っこして外に連れ出すことから始めてみましょう。少しずつ外の世界に慣れてきたら、リードを繋いで自分の足で歩いてもらうことを覚えさせます。歩くときもただ引っ張れば良いのではなく、最初は飼い主さんが愛犬の歩調にあわせてあげることからスタートさせるのがベストです。
その他「コマンドトレーニング(お座りや待てといった指示に従わせること)」や「お留守番に慣れてもらう」といったことも大切なのですが、社会化期が過ぎてからでも覚えさせることができますので、子イヌのうちにやるべきことから始めていきましょう。
盲導犬として一番活躍しているのはラブラドール・レトリーバーって本当?
まず盲導犬とは、補助犬(ほじょけん)と呼ばれるグループのひとつであり、特に日本で活躍している盲導犬の80%以上がラブラドール・レトリーバーといわれています。
しかし実は最も早く盲導犬の育成を始めたのはドイツで、そのときはシェパードが使用されていたそうです。その後イギリスがラブラドール・レトリーバーを盲導犬として育成を始めたのがきっかけで、日本をはじめいろいろな国でラブラドール・レトリーバーが採用されていきました。
ラブラドール・レトリーバーは見た目が優しそうで柔らかい雰囲気がある。というのもひとつの理由ですが、盲導犬の仕事は、目の不自由な人が歩く際の誘導を行ない、飼い主さんの目の代わりになって日常生活を支えるという大切な役目をもっています。
そしてこの仕事はある程度の力が必要になるので、大型犬が向いているのですが、人に慣れやすかったり、温厚な性格、そして賢いことも盲導犬になれるかどうかのポイントになります。
「ラブラドール・レトリーバーの性格や特徴は?」でもご紹介したとおり、ラブラドール・レトリーバーは大型犬で頭も良く、温和な性格の犬種なので盲導犬になれる条件を満たしています。
また、ラブラドール・レトリーバーは短毛種なので被毛のお手入れも簡単に済ますことができます。目の不自由な方にとっては、これも非常に助かるポイントといえるでしょう。そのためラブラドール・レトリーバーは数ある犬種のなかでも、盲導犬として最も活躍することができるのです。
ラブラドール・レトリーバーには非公認カラーがいるって本当?
「ラブラドール・レトリーバーのカラーバリエーションは?」でもご紹介したとおり、ラブラドール・レトリーバーの公式カラーは、ブラック、イエロー、チョコレートの3色のみです。
でも実は公式には認められてはいないものの、実在するカラーがあります。それが、フォックスレッド、ホワイト、シルバー、チャコール、シャンパンの5色です。
非公認なのに販売しても問題ないの?という疑問が浮かびますが、非公認カラーでも繁殖&販売することは法律違反ではありません。ですが、遺伝子疾患(いでんししっかん)といった病気にかかりやすい可能性が高いので、安易(あんい)に珍しいカラーに飛びつくのはやめましょう。
ラブラドール・レトリーバーに必要な運動量やお手入れ方法は?
イヌは犬種を問わず、散歩を必要とする動物です。犬種によって散歩時間や回数は異なりますが、ラブラドール・レトリーバーは時間を分けて1時間を1回ずつ、合計2時間の散歩が必要です。
ラブラドール・レトリーバーは被毛が短めなので、獣毛(じゅうもう)ブラシを使ったブラッシングのみでOKです。毎日行なうのが理想ですが、週2~3回程度でも問題ありません。シャンプーは月1回の頻度で大丈夫でしょう。
ラブラドール・レトリーバーのかかりやすい病気ってなに?
ラブラドール・レトリーバーに限らず、ほとんどの犬種でイヌは人間よりも体毛が多く、その分皮膚がデリケートなため「皮膚病(ひふびょう)」になりやすいといわれています。
また顔の作りから眼球が人間よりも前に出ていることも多いため、目を怪我してしまう、もしくは遺伝的な理由が原因で「眼疾患(がんしっかん)」にもなりすいです。
上記の特徴を踏まえた上で、ここではラブラドール・レトリーバーが注意したい病気について詳しく見ていきましょう。
まずラブラドール・レトリーバーは皮膚病である「外耳炎(がいじえん)」、眼疾患である「白内障(はくないしょう)」、そして「甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)」や「股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)」にかかりやすいといわれています。
①外耳炎
耳の耳介や外耳道が赤くなってしまったり、黒い耳垢の発生あるいは悪臭などの症状が見られる病気です。見た目でもはっきりと異常が分かる病気ですが、耳に触れられるのを嫌がったり、頭を振ってかゆみをとろうとする、耳をこすりつけるといった行動が見られるようでしたら外耳炎にかかっている可能性があります。
この病気はアトピー性皮膚炎と併発しやすいため、もし飼っているワンちゃんが外耳炎になってしまったら、アトピー性皮膚炎にもなっていないか皮膚の状態をよくチェックしてあげてください。
②白内障
眼の中には水晶体というものがありますが、この水晶体が白くにごってしまい目が見えにくくなってしまう病気です。白内障になってしまう原因は多く、遺伝性や老化によるもの、糖尿病や怪我による目の損傷によっても引き起こされます。
初期の場合、目薬を使って病気の進行を遅らせることもできますが、場合によっては手術でにごった水晶体を取りのぞくという方法もあります。
白内障になると水晶体が白く見えるので目視でも確認できますが、散歩中や家にいるときなど、前と比べて壁や物にぶつかることが増えた。という状態が見られたら、一度動物病院で検査を、そして白内障にかかっていたら獣医さんとの治療方針相談をオススメします。
③甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモンの分泌が低下してしまい、さまざまな身体症状を引き起こす病気です。具体的には1日をとおして元気がない、寝ている時間が増えた、エサが少ない割に体重が増えているなどといった症状が見られます。
皮膚にも脱毛やベタつき、色素沈着(しきそちんちゃく)や肌の乾燥といった異常も出てくる場合があるようです。
具体的な予防方法はまだ見つかっていないものの、治療方法としては甲状腺ホルモンの直接投与や、進行状況によっては外科的治療による方法が行なわれます。
④股関節形成不全
生まれつき股関節がゆるみやすくなってしまう病気で、生後4ヶ月~12ヶ月の子犬期に発症しやすいといわれていますが、なかには2~3歳頃になってから発症するケースもあります。また、セント・バーナードやレトリーバー種に見られることが多いです。
症状は、お尻や腰を振るようにして歩く、後ろ足を一緒にして引きずるようにして走る、高い所や階段の昇り降りなどといった運動を嫌がるなどといったものが見られます。
初期の場合、痛み止めの薬を服薬(ふくやく)、レーザー治療にて痛みを緩和する方法や運動制限などで治療を進めますが、症状が良くならない場合は外科的治療による手術を行ないます。手術方法は数種類あるため、手術後の生活やケア方法なども考えながら獣医さんと相談して決めるのが良いでしょう。
ラブラドール・レトリーバーの寿命は?
ラブラドール・レトリーバーの寿命は10~12年といわれています。小型犬~大型犬までを含めたイヌ全体の平均寿命はおよそ14年なので、平均より短いといえるでしょう。
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ラブラドール・レトリーバー 種類
アーフェンピンシャー
アーフェンピンシャーは日本ではあまり見かけませんがとても歴史のある犬です。 鼻が低く、猿のような顔立ちをしているアーフェンピンシャーは愛嬌があり、国内でもファンが多いのです。 そんなアーフェンピンシャーを紹介していきます!
アイスランド・シープドッグ
アイスランド・シープドッグという犬を知っていますか? 名前を聞いたことがない方もいるのではないでしょうか。 日本ではブリーダーがいないのでその姿もほとんど見られません。ですが日本犬に似ているので馴染みがあるような見た目です。 そんなアイスランド・シープドッグを紹介します。
アイリッシュ・ウォーター・スパニエル
皆さんは「アイリッシュ・ウォーター・スパニエル」という犬種を知っていますか?日本では飼っている人も少ないので、名前を初めて聞いた方も多いのではないでしょうか。特徴的な毛としっぽを持っているアイリッシュ・ウォーター・スパニエルを紹介していきます!
アイリッシュ・ウルフハウンド
皆さんは「アイリッシュ・ウルフハウンド」という犬種を知っていますか?すべての犬種の中で1番大きい体を持っている犬なんです。そのため日本でも飼われていることはありますが、あまり多くありません。見たことがないという方も多いと思うので、アイリッシュ・ウルフハウンドのことを紹介していきます!
アイリッシュ・セター
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アイリッシュ・ソフトコーテッド・ウィートン・テリア
皆さんは「アイリッシュ・ソフトコーテッド・ウィートン・テリア」という犬種を知っていますか?とても長い名前なので「ウィートン」と呼ばれることもあります。日本ではほとんど見られない犬種なので知っている方は少ないかもしれません。そんなアイリッシュ・ソフトコーテッド・ウィートン・テリアのことを紹介していきます!
アイリッシュ・テリア
皆さんは「アイリッシュ・テリア」という犬種を知っていますか?日本でペットとして飼われている数は少なく、ペットショップなどで見かけることはないので知らない方が多いかもしれません。「テリア種の中で最もテリアらしいテリア」と言われているアイリッシュ・テリアのことを紹介していきます!
アザワク
皆さんは「アザワク」という犬種を知っていますか?日本で飼っている人はとても少なく、ペットショップなどでも見かけないので、聞いたことも見たこともないという方が多いと思います。スリムでかっこいい印象のアザワクを紹介していきます!
アッペンツェラー・キャトル・ドッグ
皆さんは「アッペンツェラー・キャトル・ドッグ」という犬種を知っていますか?昔から牧羊犬として、人間の側で仕事をしてきた犬種です。ただ、とても数が少なく、日本でも飼われていないので知っている方は少ないと思います。そんなアッペンツェラー・キャトル・ドッグを紹介していきます!
アナトリアン・シェパード・ドッグ
皆さんは「アナトリアン・シェパード・ドッグ」という犬種を知っていますか?超大型犬で家畜を守る仕事をしているので、威厳(いげん)があり頼れる存在なんです。そんな大きな体をしたアナトリアン・シェパード・ドッグの歴史や性格などを紹介していきます!
アフガン・ハウンド
皆さんは「アフガン・ハウンド」という犬種を知っていますか?日本でも飼われていて、ロングヘアが特徴的で、エレガントな美しさと威厳(いげん)のあるたたずまいは1度みたら忘れられないですよね。そんなアフガン・ハウンドを紹介していきます!
アメリカン・アキタ
皆さんは「アメリカン・アキタ」という犬種を知っていますか?「アキタ」と聞くと日本の「秋田犬」が浮かびますよね。そうなんです。アメリカン・アキタは日本の秋田犬と深く関係しているんですよ。そんなアメリカン・アキタを紹介していきます!
アメリカン・コッカー・スパニエル
皆さんは「アメリカン・コッカー・スパニエル」というイヌをご存知でしょうか? ひとことでいうなら、どこか優雅(ゆうが)さを感じるゴージャスなワンちゃん!といった感じでしょう。 ボリューミーな毛並みなのでトリミングのやりがいもあり、飼い主さんと一緒におしゃれを楽しめる見た目も特徴的です。 ところで、このアメリカン・コッカー・スパニエルという犬種。どこかで見た覚えはありませんか? 実は、あの有名なキャラクターのモデルになったともいわれているんです。その気になる秘密を、早速覗いてみましょう!
アラスカンマラミュート
モノトーンの柄を持ち、体が大きく、寒冷地生まれで力が強い犬といえば何を思い浮かべますか? ほとんどの人は、シベリアンハスキーを思い浮かべたのではないでしょうか。 しかし、今回ピックアップしたいのは「アラスカンマラミュート」です。外見もよく似ているのですが、名前もなんだか似ていますね。 日本ではシベリアンハスキーほどの知名度はありませんが、魅力いっぱいのアラスカンマラミュート。どんな犬なのか一緒に見ていきましょう!
イタリアン・グレーハウンド
日本では「イタグレ」と略して呼ぶことも多いですが、姿を思い浮かべることができない方も多いのではないでしょうか。凛とした美しい佇まいをしている高貴なイタリアン・グレーハウンドを見てみましょう!
イヌ
あなたは「太古の昔から人間と協力しながら一緒に暮らしている動物は?」と聞かれたら、何と答えますか? この質問の答えは…そう、私たちにとって非常に身近な動物である「イヌ」です。 イヌの姿は街を歩いている時はもちろん、テレビやSNSなどのメディアでもよく見かけますが、意外とその歴史や背景について詳しく知らないという人も多いのではないでしょうか。 この記事でイヌにはどんな特徴や秘密があるのか、一緒にその暮らしをのぞいていきましょう!
イングリッシュ・コッカー・スパニエル
初めてそのイヌを見る人は、一瞬「まるで大きなモップ!?」と思ってしまう人もいるとか、いないとか。 日本では「インギー」の愛称(あいしょう)で親しまれている、そのイヌの正体は「イングリッシュ・コッカー・スパニエル」です! 実は同じコッカー・スパニエルでアメリカン・コッカー・スパニエル(アメコカ)という犬種も存在していますが、日本では住宅事情も重なって、アメコカの方に人気があるようです。 ですが、インギーにもアメコカに負けないぐらい、たくさんの魅力がつまっていますよ! 一緒に、その魅力を覗いてみませんか?
ウェルシュ・コーギー・カーディガン
皆さんは「コーギー」というイヌを思い浮かべてください。と質問されたとき、どんなイメージをしますか? 足が短くて、毛色がきな粉もちみたいで、しっぽがないプリプリのお尻のイヌかな?もちろん、それも正解です! 実は上記の特徴をもったイヌは「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」といい、日本で一番有名なコーギーです。 ですが今回このページでご紹介するのは「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」という種類で、実はこのコーギー、一番の特徴はなんと「しっぽ」が長いんです! 一体なぜ、しっぽの長いコーギーが生まれたのでしょうか?不思議ですよね!早速、その秘密を解いてみましょう!
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
突然ですが皆さんは「コギ尻」という言葉を聞いたことがありますか? 実は「コーギーのお尻」という意味なのです。 最近ではSNSなどでコーギーのお尻が「もふもふの食パンみたいで可愛い!」、「ふわふわのぷりケツがキュート!」といわれ、コーギーの人気が高まっています。 今回ご紹介するのは、日本で一番よく見かける「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」という種類です。 どんな秘密が隠れているのか?早速、覗いていましょう!
オールド・イングリッシュ・シープドッグ
ふわふわの毛並みを携え、まるで大きな毛玉のような犬。愛らしいその姿で人気を集めているのがオールド・イングリッシュ・シープドッグです。 特徴的な姿からドラマや映画でも登場する機会が多く、名前から姿を連想できなくても実際に見ると「あぁ、この犬種か!」となる人も多いのではないでしょうか。 今回はそんな人気の犬種、オールド・イングリッシュ・シープドッグの特徴や形態などを探っていきましょう!
グレート・デーン
別名「優しい巨人」ともいわれ、2022年には世界一背の高いイヌとしてギネス記録になったというイヌ。それが今回ご紹介する「グレート・デーン」です! ギネス記録に認定されるくらいなので、とにかく体が大きい!という印象で有名なグレート・デーン。 遠目だと小型のウマっぽく見えるため、「なんだか背中に乗れそう!」なんていわれたり、いわれなかったりするそうです。 もちろん危ないので乗ることはできませんが、大きい!大きい!といわれ続けているグレート・デーンには、他にどんな秘密が隠れているのでしょう? 一緒に探ってみましょう!
グレート・ピレニーズ
突然ですが「アルプス村の少年と犬」、「名犬ジョリィ」、「ベル&セバスチャン」この3つに共通することは何でしょう? 答えは作中(さくちゅう)に「グレート・ピレニーズ」というイヌが登場することなんです! グレート・ピレニーズの第一印象は、とにかく大きい!白いモフモフ!といった感じです。 日本では2022年、あの有名なスパイ漫画に出てくるイヌのモチーフになっているとか、いないとか・・・ いろいろな作中のモデルになるグレート・ピレニーズの秘密、ここで一緒に覗いてみませんか?
ゴールデン・レトリーバー
ゴールデン・レトリーバーと聞いて、その名前を知らない人はいないはず!といっても過言ではない大型犬。 人気犬種ランキングの大型犬部門上位にいつもランクインしているほど人気の高いイヌですよね。 「そもそもなんでゴールデン・レトリーバーっていうの?」、「盲導犬(もうどうけん)として見たことあるけど、どうしてそんなことができるの?」 今回はそんな疑問を深掘りしてご紹介します。早速、その秘密を覗いてみましょう!
サモエド
ふわふわな白い毛が特徴的なサモエド。口角をキュッとあげた「サモエドスマイル」は、こちらまでつられて笑顔になってしまうぐらいの愛らしさがあります。極寒の地・シベリアで誕生し、被毛が多く寒さに強い犬種です。 サモエドの歴史や特徴、飼い方について徹底解説していきます!
シベリアン・ハスキー
シベリアン・ハスキーといえば、オオカミのようなかっこいい顔つきと大きな体を持つ犬種です。世界中で人気があり、日本では1980年代後半から1990年代にかけてブームが巻き起こりました。しかし、現在はブームも落ち着き、街中で見かけることは少なくなりましたね。「かっこいい犬」の代名詞のひとつですが、シベリアン・ハスキーはそもそもどういう犬なのでしょうか?その生態を詳しくみていきましょう。
ジャーマン・シェパード・ドッグ
ジャーマン・シェパード・ドッグといえば、日本では警察犬として有名。ふとしたときにテレビで見かけることもよくあります。 精悍(せいかん)な顔つきで犯人に立ち向かっていく姿は勇敢(ゆうかん)そのもの。かっこよさに憧れる人も多いのではないでしょうか。 一方で、家庭犬としても人気があるため、身近に感じる人も多いと思います。そこで今回は、警察犬としても家庭犬としても人気のあるジャーマン・シェパード・ドッグについて、特徴や性格を見ていきましょう!
ダルメシアン
ダルメシアンは、黒と白の皮毛が特徴な犬種。おしゃれな斑点模様がファッションに取り入れられたり、映画のキャラクターになったりしています。 そこで本記事では、ダルメシアンの歴史や特徴、家族になった時の注意点などをお伝えしていきます。一緒にダルメシアンの世界を覗きにいきましょう。
チャウチャウ
チャウチャウは、中国で2000年以上前からいたとされています。体全体のモコモコの被毛と、クシャッとした笑顔がチャームポイントです。 また、他の犬種にはあまり見られない青黒い舌を持っています。そんなチャウチャウについて紹介していきます。
バーニーズ・マウンテン・ドッグ
皆さんは「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」というイヌの名前を聞いたことがありますか? マウンテン、英語で山というぐらいですから、なんだか山犬っぽくて強そうなイヌを思い浮かべますね! 確かにこの犬種は、山岳地帯(さんがくちたい)で暮らしていた歴史のある大型犬なので、たくましいイヌだということは間違いありません。 その一方、顔が愛くるしいというギャップもあるため、人気大型犬のひとつにも数えられています。 そんなバーニーズ・マウンテン・ドッグについて、もっと知りたくありませんか? では、一緒にこのページで秘密を覗いてみましょう!
ビーグル
ビーグル犬は漫画・スヌーピーのモデルとなった犬種。やんちゃで好奇心旺盛、垂れ耳で甘えん坊のビーグルは、家庭犬としても人気です。 クンクン臭いを嗅ぎながら歩く姿、耳をはためかせて走る姿は愛嬌たっぷり!家庭犬として人気のビーグルですが、実は昔から猟犬(りょうけん)として活躍してきた犬種でもあるんです。 魅力に満ちたビーグルの世界を覗いてみましょう。
フラットコーテッド・レトリーバー
さていきなりですが、問題です。「フラッティ」の愛称(あいしょう)で呼ばれているイヌといえば何でしょう? 答えは「フラットコーテッド・レトリーバー」です。 フラッティはゴールデン・レトリーバーやラブラドール・レトリーバーにそっくりなイヌですが、よく見ると微妙(びみょう)に違うところがあります。 それは性格だったり、外見だったり・・・。ちなみにフラッティは日本オリジナルの愛称なので、外国でフラッティと聞いても通じないためご注意を。 では早速いつものように、フラットコーテッド・レトリーバーの秘密について、一緒に覗いてみましょう!
ブルドッグ
皆さんはブルドッグと聞いたとき、どんなイヌを思い浮かべますか? トゲトゲのついた首輪をしている凶暴そうなイヌ?それともテレビでチンパンジーと一緒にお散歩していたイヌ?はたまた、調味料のソース?なんて方もいるかも知れませんね! 一度見たら忘れられない風貌の怖そうな顔をしたブルドッグ。 でも実はブルドッグには意外な性格、そしてブルドッグならではのある困ったこともあるんです。その秘密を一緒に覗いてみませんか?
ポメラニアン
愛らしい外見と明るい性格が魅力のポメラニアンは、多くの人々に愛されています。小さくても活動的で、家族に対する忠実さが心を打つ、完璧なコンパニオンドッグです。ポメラニアンとの生活は、その愛くるしさだけでなく、日常に活気をもたらしてくれます。一緒にこの魅力的な犬種についてもっと深く知る機会を楽しみましょう。
ミニチュア・シュナウザー
ふさふさとした眉毛に、立派な口ひげ。その外見はまるで可愛いおじいちゃん。 今回ご紹介するのは、ミニチュア・シュナウザーというイヌです。 名前を聞いても最初はピンとこないかも知れませんが、写真で見たとき「あぁ!あのイヌか!」と思い出す人も多いはず。 実際マルモリダンスで有名になったドラマ、「マルモのおきて」にも出演しています。そしてミニチュア・シュナウザーには独特な外見以外にも、秘密が隠れているのですよ! 早速、一緒に探ってみましょう!
ヤブイヌ
あなたはヤブイヌという、「最も原始的」といわれるイヌ科動物を知っていますか? ヤブイヌは中央~南アメリカに生息している動物で、イタチやダックスフントのような胴長短足の体型が特徴です。 日本の動物園ではあまり飼育されていないため、見たことがないという人も多いのではないでしょうか。 ヤブイヌを知っている人も知らない人も、この記事で彼らにどんな特徴や秘密があるのか一緒に見ていきましょう!
紀州犬(きしゅうけん)
静かで落ち着いた性格の紀州犬(きしゅうけん)は、真面目な性格を持っている犬種です。そのため、他の日本犬よりもがっちりとしています。 生まれは、和歌山県、三重県付近の山岳地帯でウサギやたぬき、鹿・イノシシを狩る狩猟犬(しゅりょうけん)でもありました。 土地によって呼び名が変わり、「那智犬(なちいぬ)」「太地犬(たいじいぬ)」「熊野犬(くまのいぬ)」「奥吉野犬(おくよしのいぬ)」とも呼ばれていたそうです。 現在は、「紀州犬」に統一されており数少ない犬種となっています。真っ白い毛色に、きりりとした美人顔の紀州犬。 早速、紀州犬の世界を覗いていきましょう。
甲斐犬(かいけん)
甲斐犬(かいけん)は、しっかりとした脚と体格を持つ中型の日本犬です。耳は立ち耳でしっぽは、巻き尾または差尾(さしお)が特徴です。 毛色は、黒虎毛・赤虎毛・虎毛の3種類。全て縞模様(しまもよう)で、黒虎毛は黒がベースの赤茶の模様(もよう)、赤虎毛は赤みを帯びた茶色で黒の模様がはいっています。中には、虎毛ではない単色の子も生まれるようですが、公式の甲斐犬とは認められてないようです。 舌の色は、北方起源(ほっぽうきげん)のスピッツ同様(チャウチャウや北海道犬など)、青黒い個体の甲斐犬も存在しています。 性格は、「冷静」「勇敢」「一代一主(いちだいいっしゅ)」。気が荒いイメージもある甲斐犬ですが、じつは温厚で愛される家庭犬としても人気です。さっそく、甲斐犬の世界を覗いてみましょう!
柴犬(しばいぬ)
柴犬は、日本犬の中でもっとも人気があるといわれます。凛々しさと可愛らしさを兼ね備えたルックスで、今や海外でも柴犬を飼う人は増加中です。犬らしい忠実な性格で、とても賢い犬種でもあります。歴史の古い犬種で、1936年に天然記念物に認定されている日本を代表する犬です。 柴犬の歴史や特徴、飼い方について徹底解説していきます!
秋田犬(あきたいぬ)
秋田犬(あきたいぬ)といえば「忠犬ハチ公の物語」を思い出す人も多いですよね?渋谷駅の銅像になっている秋田犬が「忠犬ハチ公」です。 忠犬ハチ公こと、ハチは主人であった大学教授の上野英三郎が、講演の途中に倒れて帰らぬ人になってしまった後も、渋谷駅で主人を待ち続けていた犬として、有名になりました。新聞記事を掲載させたのは斎藤弘吉です。 忠実な性格の秋田犬の特徴を感じられ、物語や映画になったほど。 優しい顔に、どっしりとした体格。どんな特徴や性格なのでしょうか?早速、秋田犬の世界を覗いてみましょう!
日本スピッツ
白くて美しい被毛を持っていて、凛々しいルックスが魅力的な日本スピッツ。 日本では、昭和20年代から一般家庭で飼われるようになりました。少し頑固な性格ではありながらも、賢いうえにとても温厚な一面も持ってます。 凛とした賢い性格の犬、日本スピッツについて紹介していきます!
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ラブラドール・レトリーバー 参考文献
- よくわかる犬種図鑑ベスト185 動物ジャーナリスト藤原直太朗
- まるごとわかる犬種大図鑑 監修 若山動物院院長 若山正之
- AMERICAN KENNEL CLUB https://www.akc.org/dog-breeds/labrador-retriever/
- THE KENNEL CLUB https://www.thekennelclub.org.uk/search/breeds-a-to-z/breeds/gundog/retriever-labrador/
- JAPAN KENNEL CLUB https://www.jkc.or.jp/archives/world_dogs/2006
- 犬との暮らし大百科 https://www.anicom-sompo.co.jp/inu/
- みんなの犬図鑑 https://www.min-inuzukan.com/
- Pet Smile news forワンちゃん https://psnews.jp/dog/
- 子犬のへや https://www.koinuno-heya.com/
- わんちゃんホンポ https://wanchan.jp/
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