グレート・デーン
グレート・デーン
グレート・デーン
別名「優しい巨人」ともいわれ、2022年には世界一背の高いイヌとしてギネス記録になったというイヌ。それが今回ご紹介する「グレート・デーン」です! ギネス記録に認定されるくらいなので、とにかく体が大きい!という印象で有名なグレート・デーン。 遠目だと小型のウマっぽく見えるため、「なんだか背中に乗れそう!」なんていわれたり、いわれなかったりするそうです。 もちろん危ないので乗ることはできませんが、大きい!大きい!といわれ続けているグレート・デーンには、他にどんな秘密が隠れているのでしょう? 一緒に探ってみましょう!
グレート・デーン 基本情報
原産国 ドイツ
体高 オス:76~81cm メス:71~76cm
体重 オス:64~79kg メス:50~64kg
グレート・デーンはイングリッシュ・マスティフ、そして今では絶滅(ぜつめつ)してしまったブレンバイザーと、同じく絶滅してしまった何らかのブルドッグ種との交雑(こうざつ)によって誕生したと考えられています。
グレート・デーンは持ち前の大きな体格を活かして、猟犬(りょうけん)や害獣(がいじゅう)対策の番犬として活躍し、自分と同じぐらい、あるいは自分より大きい害獣に対しても怯えることなく立ち向かって行きました。
その大きな体と強くて頼りがいのある性格から、上流階級(じょうりゅうかいきゅう)の人々にも愛され、グレート・デーンを飼うことが一つのステータスにもなっていたそうです。 現在では原産国であるドイツの他、広い庭と家を持つ人が多いアメリカでもグレート・デーンを飼う人が増えているようです。
グレート・デーン Q&A
グレート・デーンの名前の由来は?
「グレート」は大きい、「デーン」は直訳するとデンマークという意味になります。しかし原産国はドイツなのに、なぜデンマークの地名が使われているのでしょうか?
一説によるとデンマークを訪れたある学者が、まだ決まった名前がなかったこのイヌをグレート・デーンと紹介したのがきっかけで、この名前が広まったと考えられています。ちなみに原産国のドイツではドイチェン・ドッゲと呼ばれています。
グレート・デーンのカラーバリエーションは?
ブラック、ブルー、フォーン、ブリンドル、ハールクイン(ホワイトベースの被毛にまだら模様に似た黒色が入っている)があります。
グレート・デーンは何グループ?
JKC(ジャパンケネルクラブ)やFCI(国際畜犬協会)のルールに従った分け方の場合、「第2グループ」になります。
番犬や警察犬、また人間と一緒に作業を行なう「使役犬(しえきけん)」として活躍しているイヌが所属しています。
第2グループの犬種は、番犬としての役割を担うことが多いため、大きくて強靭(きょうじん)、そしてたくましい体をもつ犬が多いのが特徴的です。
基本的に警戒心(けいかいしん)が強く、攻撃性も強い性格の持ち主ですが、自分の家族や飼い主に対しては愛情深く接し、従順で忠誠心(ちゅうせいしん)が高い一面もあります。 そのため飼育の際は、飼い主さんが第一位のリーダーであることを認識させる必要がありますが、しっかりと信頼関係を築ければ、とても頼りがいのあるパートナーになってくれることでしょう。
グレート・デーンの外見はどんな感じ?
まず第一印象は「とっても大きい体!」といった感じのグレート・デーン。それもそのはずで、まず体高は平均80cmでこれは1歳ぐらいの子どもとほぼ同じ身長であり、体重は平均70kg前後と、成人男性1人分ぐらいに相当します。
グレート・デーンはただ大きいだけでなく、引き締まった筋肉のボディラインはスタイルの良さを引き立てているため美しくもあり、どことなく感じる優雅(ゆうが)さに目を奪われる人も多いそうです。 顔つきは長頭種(ちょうとうしゅ)なのでマズル(口まわりから鼻先にかけて)が長く、マズルの長いイヌは中頭種(ちゅうとうしゅ)や短頭種(たんとうしゅ)に比べて、臭いの物質を吸着する器官面積が広いため、マズルの長いグレート・デーンは他のイヌよりもより嗅覚(きゅうかく)に優れているそうです。
グレート・デーンの耳はなぜ2種類あるの?
本来グレート・デーンの赤ちゃんは、全て垂れ耳で生まれてきます。ところが、ピンと耳が立っている「立ち耳」のグレート・デーンも実は存在します。
ではこの違いは一体何なのか?結論からいうと、「断耳(だんじ、耳の先が立つように短く切ること)をしたか、していないか」の違いです。
そもそも断耳を行なう目的は、敵に耳を噛まれてケガをしないようにする、また獲物(えもの)を追いかけるとき耳を踏まれないようにするためといった理由があります。
ところがこれは昔の話で、今は番犬としてだけではなく、ペットとして飼う家庭も増えています。つまり、断耳をする理由が昔より薄れてきているのですが、昔からの名残や見た目がカッコイイから。という理由で現在でもグレート・デーンの断耳は行なわれています。
国によってはこの断耳を禁止していますが、日本での断耳は法律違反になりません。断耳は必ず動物病院で行ないますが、断耳はイヌにとっても苦痛を伴うため、病院よっては動物愛護の観点(かんてん)により断る場合もあるそうです。
本来の目的で断耳をするのではなく、見た目がカッコイイから!といった飼い主さんの都合で本当に断耳をして良いのだろうか?愛犬に痛くて辛い思いをさせてまで断耳をする理由があるのだろうか?
もしグレート・デーンを飼いたいと考えた方は、断耳についてもよく考えてみてください。
グレート・デーンは特定危険犬種に指定されているって本当?
本当です。日本の法律では定められていませんが、自治体(じちたい)によってグレート・デーンは特定危険犬種に指定されています。実際、日本でもグレート・デーンが噛みついて赤ちゃんが亡くなってしまうという、とても悲しい事故が起きてしまいました。
ですが、特定危険犬種は飼育禁止という訳ではなく、もし飼う場合は決められた県条例にそって飼育してくださいということです。
2022年時点このような県条例を定めているのは、茨城県と佐賀県、札幌市でした。
例を挙げると、
①上下四方(じょうげしほう)で囲んだ高強度のおりで飼うこと
②特定犬と書かれたステッカーを見やすい位置に貼ること
③万が一脱走したときは警察や保健所に連絡すること
④イヌはくさりやワイヤーなど丈夫なもので係留(けいりゅう、つないでおくこと)すること
⑤散歩のとき噛み癖のあるイヌは口輪をかけること
などがあります。自治体によってはルールが他にも存在する可能性があるので、もしグレート・デーンを飼いたい場合はお住まいの自治体へ、あるいはすでに飼っていて別の都道府県に引っ越しする場合、引っ越し先で特定危険犬種の条例があるかどうか確認した方が良いでしょう。
グレート・デーンを購入するにはどれくらいかかるの?
グレート・デーンをペットショップで見かけることは、ほぼありません。ですので基本的にブリーダーから購入することになりますが、グレート・デーン専門のブリーダーは少ないので、価格も20~45万円ほどです。購入を検討する際、お気に入りの子が見つかったら、一度見学に行くのが良いでしょう。
さらに、ブリーダーには上段資格をもつ「シリアスブリーダー」と呼ばれている方たちがいます。日本には約2万犬舎があるといわれていますが、そのなかでもシリアスブリーダーはわずか5%にも満たないそうです。そのため一般ブリーダーから購入するよりも、シリアスブリーダーから購入する方が高額になります。
グレート・デーンの性格や特徴は?
①温和で優しい性格!
大きな体にちょっとビックリしてしまうかも知れませんが、基本的に穏やかな性格のグレート・デーン。忠誠心も強く飼い主さんや家族など、信頼している人に対しては優しく接してくれます。ときには甘えん坊な姿を見せてくれる場合もあるようです。初対面の人には一歩引いて様子を伺うこともありますが、心を許してくれれば一緒に遊ぶこともできます。
②超大型犬なので飼うときは複数人がオススメ
グレート・デーンは生後1ヶ月の子イヌでも、すでに体重が8kgあるといわれています。2~3年かけてゆっくりと成長していきますが、「グレート・デーンの外見はどんな感じ?」のQ&Aでもご紹介したとおり、あらゆる超大型犬のなかでも体高、体重ともにトップクラスの大きさです。
そのため、病院へ連れていくときや災害で避難するときなど有事(ゆうじ)の際に、1人暮らしだと愛犬を運ぶのも一苦労なので、できれば家族といった複数人で飼うことをオススメします。
③しつけは子イヌのときから行ないましょう!
まずはじめに、イヌには「社会化期(しゃかいかき)」という時期があります。生後3週~12週齢がイヌの社会化期といわれており、この時期に行なうしつけは今後愛犬と楽しく暮らしていくためにも必ず必要なトレーニングといえるでしょう。
特にグレート・デーンの場合、飼い主さんのいうことを聞いてくれないと、事故やトラブルに発展する可能性が高いです。また、大きくて力の強いグレート・デーンのしつけはしっかりと愛犬をコントロールできるよう、力のある男性に任せた方が良いでしょう。イヌの力は思っている以上に強いので、女性や子どもだと逆にグレート・デーンに引っ張られてしまうことになり、中途半端なしつけで終わってしまうことがあります。
超大型犬の場合、成犬(せいけん)になってからしつけの再教育をするのはとても大変です。ですので、子イヌのうちにやるべきことから始めていきましょう。ここでは覚えさせたい基本的なしつけについてご紹介します。
⑴トイレトレーニング
トイレは指定の場所で上手にできたとき、褒めて覚えさせましょう。
⑵甘噛みをやめさせる
子イヌのときは良いのですが、成犬で甘噛みされるとケガのもとになってしまいます。人の手の代わりに噛んでも良いおもちゃを与え、もし飼い主さんの手を甘噛みしてきたら怒鳴らず低い声で「痛い」と一喝(いっかつ)した方が良いでしょう。
⑶人に触られることに慣れされる
体調不良になったときはどうしても動物病院へ行かなければなりません。そのとき知らない人に体を触られても暴れないよう、普段から飼い主さんがたくさん愛犬とスキンシップをとって、人との触れ合いに慣れさせるのがベストです。
⑷クレートに入っても怖くないことを覚えさせる
動物病院に行くとき、あるいは災害が起きたときはどうしてもクレートの中へ愛犬に入ってもらう必要があります。グレート・デーンは体が大きいので、自分から入ってくれるようしつけるのが大切です。飼い主さんの指示で上手に入ってくれたら、おやつのご褒美をあげて、クレートの中は怖くないんだ!と認識させるのがコツです。
⑸散歩で外の世界に慣れさせる
散歩はイヌを飼うにあたって、必要不可欠なことです。そのため生後3ヶ月頃までは飼い主さんが抱っこして外に連れ出すことから始めてみましょう。少しずつ外の世界に慣れてきたら、リードを繋いで自分の足で歩いてもらうことを覚えさせます。歩くときもただ引っ張れば良いのではなく、最初は飼い主さんが愛犬の歩調にあわせてあげることからスタートさせるのがベストです。
その他「コマンドトレーニング(お座りや待てといった指示に従わせること)」や「お留守番に慣れてもらう」といったことも大切なのですが、社会化期が過ぎてからでも覚えさせることができますので、子イヌのうちにやるべきことから始めていきましょう。
グレート・デーンに必要な運動量やお手入れ方法は?
イヌは犬種を問わず、散歩を必要とする動物です。犬種によって散歩時間や回数は異なりますが、グレート・デーンは時間を分けて60分を1回ずつ、合計2時間の散歩が必要です。
グレート・デーンの被毛は短いので、獣毛(じゅうもう)ブラシを使ってブラッシングを行ない、固く絞ったタオルで体を拭いてあげましょう。できれば毎日行なうのがベストですが、短毛なので週1回でも大丈夫です。シャンプーは月1~2回の頻度で行ないましょう。
グレート・デーンのかかりやすい病気ってなに?
グレート・デーンに限らず、ほとんどの犬種でイヌは人間よりも体毛が多く、その分皮膚がデリケートなため「皮膚病(ひふびょう)」になりやすいといわれています。
また顔の作りから眼球が人間よりも前に出ていることも多いため、目を怪我してしまう、もしくは遺伝的な理由が原因で「眼疾患(がんしっかん)」にもなりすいです。
上記の特徴を踏まえた上で、ここではグレート・デーンが注意したい病気について詳しく見ていきましょう。
まずグレート・デーンは皮膚病である「甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)」、眼疾患である「白内障(はくないしょう)」、そして「胃捻転(いねんてん)」にかかりやすいといわれています。
①甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモンの分泌が低下してしまい、さまざまな身体症状を引き起こす病気です。具体的には1日をとおして元気がない、寝ている時間が増えた、エサが少ない割に体重が増えているなどといった症状が見られます。
皮膚にも脱毛やベタつき、色素沈着(しきそちんちゃく)や肌の乾燥といった異常も出てくる場合があるようです。
具体的な予防方法はまだ見つかっていないものの、治療方法としては甲状腺ホルモンの直接投与や、進行状況によっては外科的治療による方法が行なわれます。
②白内障
眼の中には水晶体(すいしょうたい)というものがありますが、この水晶体が白くにごってしまい目が見えにくくなってしまう病気です。白内障になってしまう原因は多く、遺伝性や老化によるもの、糖尿病や怪我による目の損傷によっても引き起こされます。
初期の場合、目薬を使って病気の進行を遅らせることもできますが、場合によっては手術でにごった水晶体を取りのぞくという方法もあります。
白内障になると水晶体が白く見えるので目視でも確認できますが、散歩中や家にいるときなど、前と比べて壁や物にぶつかることが増えた。という状態が見られたら、一度動物病院で検査を、そして白内障にかかっていたら獣医さんとの治療方針相談をオススメします。
③胃捻転
捻転とは「ねじれて向きが変わる」という意味があります。つまり、胃捻転とは胃がねじれてしまう病気のことです。何らかの原因で胃がねじれてしまうと、食べたエサや空気が腸に送られなくなり、胃がパンパンに膨らんでしまいます。
胃が膨らみ過ぎると周りの臓器や血管などを圧迫(あっぱく)し始め、最悪の場合死んでしまうこともある大変恐ろしい病気です。また、胃捻転は大型犬や、胸が深いイヌに発症することが多いといわれています。(※胸が深いとは、胸の縦幅が横幅よりも大きいことです)
最初にお話しした何らかの原因についてですが、残念ながらはっきりしたことは分かっていません。胃捻転の具体的な予防法は、食後すぐに運動させない、一気にたくさんのエサや水を与えない、など胃に負担がかかる行為を避けるのが重要となります。
お腹が異常に膨らんでいる、吐きたそうなのに上手く吐き出せていない、普段よりもよだれが大量に出ている、といった症状が表われたら急いで動物病院に連れて行きましょう。
グレート・デーンの寿命は?
グレート・デーンの寿命は7~10年といわれています。小型犬~大型犬までを含めたイヌ全体の平均寿命はおよそ14年なので、平均より短いといえるでしょう。
あなたも『動物完全大百科』の一員になりませんか?
あなたの知識をQAにして、全世界に発信しましょう。 ※掲載は購入後に有効となります。 さあ、私たちと一緒に情報を共有しましょう!
グレート・デーン 種類
アーフェンピンシャー
アーフェンピンシャーは日本ではあまり見かけませんがとても歴史のある犬です。 鼻が低く、猿のような顔立ちをしているアーフェンピンシャーは愛嬌があり、国内でもファンが多いのです。 そんなアーフェンピンシャーを紹介していきます!
アイスランド・シープドッグ
アイスランド・シープドッグという犬を知っていますか? 名前を聞いたことがない方もいるのではないでしょうか。 日本ではブリーダーがいないのでその姿もほとんど見られません。ですが日本犬に似ているので馴染みがあるような見た目です。 そんなアイスランド・シープドッグを紹介します。
アイリッシュ・ウォーター・スパニエル
皆さんは「アイリッシュ・ウォーター・スパニエル」という犬種を知っていますか?日本では飼っている人も少ないので、名前を初めて聞いた方も多いのではないでしょうか。特徴的な毛としっぽを持っているアイリッシュ・ウォーター・スパニエルを紹介していきます!
アイリッシュ・ウルフハウンド
皆さんは「アイリッシュ・ウルフハウンド」という犬種を知っていますか?すべての犬種の中で1番大きい体を持っている犬なんです。そのため日本でも飼われていることはありますが、あまり多くありません。見たことがないという方も多いと思うので、アイリッシュ・ウルフハウンドのことを紹介していきます!
アイリッシュ・セター
皆さんは「アイリッシュ・セター」という犬種を知っていますか?引き締まった体に、気品を感じさせる美しい赤い毛、かと思えば母性本能をくすぐられる子どものような性格と、さまざまな面を持ち合わせている犬なんです。そんなアイリッシュ・セターのことを紹介していきます!
アイリッシュ・ソフトコーテッド・ウィートン・テリア
皆さんは「アイリッシュ・ソフトコーテッド・ウィートン・テリア」という犬種を知っていますか?とても長い名前なので「ウィートン」と呼ばれることもあります。日本ではほとんど見られない犬種なので知っている方は少ないかもしれません。そんなアイリッシュ・ソフトコーテッド・ウィートン・テリアのことを紹介していきます!
アイリッシュ・テリア
皆さんは「アイリッシュ・テリア」という犬種を知っていますか?日本でペットとして飼われている数は少なく、ペットショップなどで見かけることはないので知らない方が多いかもしれません。「テリア種の中で最もテリアらしいテリア」と言われているアイリッシュ・テリアのことを紹介していきます!
アザワク
皆さんは「アザワク」という犬種を知っていますか?日本で飼っている人はとても少なく、ペットショップなどでも見かけないので、聞いたことも見たこともないという方が多いと思います。スリムでかっこいい印象のアザワクを紹介していきます!
アッペンツェラー・キャトル・ドッグ
皆さんは「アッペンツェラー・キャトル・ドッグ」という犬種を知っていますか?昔から牧羊犬として、人間の側で仕事をしてきた犬種です。ただ、とても数が少なく、日本でも飼われていないので知っている方は少ないと思います。そんなアッペンツェラー・キャトル・ドッグを紹介していきます!
アナトリアン・シェパード・ドッグ
皆さんは「アナトリアン・シェパード・ドッグ」という犬種を知っていますか?超大型犬で家畜を守る仕事をしているので、威厳(いげん)があり頼れる存在なんです。そんな大きな体をしたアナトリアン・シェパード・ドッグの歴史や性格などを紹介していきます!
アフガン・ハウンド
皆さんは「アフガン・ハウンド」という犬種を知っていますか?日本でも飼われていて、ロングヘアが特徴的で、エレガントな美しさと威厳(いげん)のあるたたずまいは1度みたら忘れられないですよね。そんなアフガン・ハウンドを紹介していきます!
アメリカン・アキタ
皆さんは「アメリカン・アキタ」という犬種を知っていますか?「アキタ」と聞くと日本の「秋田犬」が浮かびますよね。そうなんです。アメリカン・アキタは日本の秋田犬と深く関係しているんですよ。そんなアメリカン・アキタを紹介していきます!
アメリカン・コッカー・スパニエル
皆さんは「アメリカン・コッカー・スパニエル」というイヌをご存知でしょうか? ひとことでいうなら、どこか優雅(ゆうが)さを感じるゴージャスなワンちゃん!といった感じでしょう。 ボリューミーな毛並みなのでトリミングのやりがいもあり、飼い主さんと一緒におしゃれを楽しめる見た目も特徴的です。 ところで、このアメリカン・コッカー・スパニエルという犬種。どこかで見た覚えはありませんか? 実は、あの有名なキャラクターのモデルになったともいわれているんです。その気になる秘密を、早速覗いてみましょう!
アラスカンマラミュート
モノトーンの柄を持ち、体が大きく、寒冷地生まれで力が強い犬といえば何を思い浮かべますか? ほとんどの人は、シベリアンハスキーを思い浮かべたのではないでしょうか。 しかし、今回ピックアップしたいのは「アラスカンマラミュート」です。外見もよく似ているのですが、名前もなんだか似ていますね。 日本ではシベリアンハスキーほどの知名度はありませんが、魅力いっぱいのアラスカンマラミュート。どんな犬なのか一緒に見ていきましょう!
イタリアン・グレーハウンド
日本では「イタグレ」と略して呼ぶことも多いですが、姿を思い浮かべることができない方も多いのではないでしょうか。凛とした美しい佇まいをしている高貴なイタリアン・グレーハウンドを見てみましょう!
イヌ
あなたは「太古の昔から人間と協力しながら一緒に暮らしている動物は?」と聞かれたら、何と答えますか? この質問の答えは…そう、私たちにとって非常に身近な動物である「イヌ」です。 イヌの姿は街を歩いている時はもちろん、テレビやSNSなどのメディアでもよく見かけますが、意外とその歴史や背景について詳しく知らないという人も多いのではないでしょうか。 この記事でイヌにはどんな特徴や秘密があるのか、一緒にその暮らしをのぞいていきましょう!
イングリッシュ・コッカー・スパニエル
初めてそのイヌを見る人は、一瞬「まるで大きなモップ!?」と思ってしまう人もいるとか、いないとか。 日本では「インギー」の愛称(あいしょう)で親しまれている、そのイヌの正体は「イングリッシュ・コッカー・スパニエル」です! 実は同じコッカー・スパニエルでアメリカン・コッカー・スパニエル(アメコカ)という犬種も存在していますが、日本では住宅事情も重なって、アメコカの方に人気があるようです。 ですが、インギーにもアメコカに負けないぐらい、たくさんの魅力がつまっていますよ! 一緒に、その魅力を覗いてみませんか?
ウェルシュ・コーギー・カーディガン
皆さんは「コーギー」というイヌを思い浮かべてください。と質問されたとき、どんなイメージをしますか? 足が短くて、毛色がきな粉もちみたいで、しっぽがないプリプリのお尻のイヌかな?もちろん、それも正解です! 実は上記の特徴をもったイヌは「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」といい、日本で一番有名なコーギーです。 ですが今回このページでご紹介するのは「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」という種類で、実はこのコーギー、一番の特徴はなんと「しっぽ」が長いんです! 一体なぜ、しっぽの長いコーギーが生まれたのでしょうか?不思議ですよね!早速、その秘密を解いてみましょう!
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
突然ですが皆さんは「コギ尻」という言葉を聞いたことがありますか? 実は「コーギーのお尻」という意味なのです。 最近ではSNSなどでコーギーのお尻が「もふもふの食パンみたいで可愛い!」、「ふわふわのぷりケツがキュート!」といわれ、コーギーの人気が高まっています。 今回ご紹介するのは、日本で一番よく見かける「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」という種類です。 どんな秘密が隠れているのか?早速、覗いていましょう!
オールド・イングリッシュ・シープドッグ
ふわふわの毛並みを携え、まるで大きな毛玉のような犬。愛らしいその姿で人気を集めているのがオールド・イングリッシュ・シープドッグです。 特徴的な姿からドラマや映画でも登場する機会が多く、名前から姿を連想できなくても実際に見ると「あぁ、この犬種か!」となる人も多いのではないでしょうか。 今回はそんな人気の犬種、オールド・イングリッシュ・シープドッグの特徴や形態などを探っていきましょう!
グレート・ピレニーズ
突然ですが「アルプス村の少年と犬」、「名犬ジョリィ」、「ベル&セバスチャン」この3つに共通することは何でしょう? 答えは作中(さくちゅう)に「グレート・ピレニーズ」というイヌが登場することなんです! グレート・ピレニーズの第一印象は、とにかく大きい!白いモフモフ!といった感じです。 日本では2022年、あの有名なスパイ漫画に出てくるイヌのモチーフになっているとか、いないとか・・・ いろいろな作中のモデルになるグレート・ピレニーズの秘密、ここで一緒に覗いてみませんか?
ゴールデン・レトリーバー
ゴールデン・レトリーバーと聞いて、その名前を知らない人はいないはず!といっても過言ではない大型犬。 人気犬種ランキングの大型犬部門上位にいつもランクインしているほど人気の高いイヌですよね。 「そもそもなんでゴールデン・レトリーバーっていうの?」、「盲導犬(もうどうけん)として見たことあるけど、どうしてそんなことができるの?」 今回はそんな疑問を深掘りしてご紹介します。早速、その秘密を覗いてみましょう!
サモエド
ふわふわな白い毛が特徴的なサモエド。口角をキュッとあげた「サモエドスマイル」は、こちらまでつられて笑顔になってしまうぐらいの愛らしさがあります。極寒の地・シベリアで誕生し、被毛が多く寒さに強い犬種です。 サモエドの歴史や特徴、飼い方について徹底解説していきます!
シベリアン・ハスキー
シベリアン・ハスキーといえば、オオカミのようなかっこいい顔つきと大きな体を持つ犬種です。世界中で人気があり、日本では1980年代後半から1990年代にかけてブームが巻き起こりました。しかし、現在はブームも落ち着き、街中で見かけることは少なくなりましたね。「かっこいい犬」の代名詞のひとつですが、シベリアン・ハスキーはそもそもどういう犬なのでしょうか?その生態を詳しくみていきましょう。
ジャーマン・シェパード・ドッグ
ジャーマン・シェパード・ドッグといえば、日本では警察犬として有名。ふとしたときにテレビで見かけることもよくあります。 精悍(せいかん)な顔つきで犯人に立ち向かっていく姿は勇敢(ゆうかん)そのもの。かっこよさに憧れる人も多いのではないでしょうか。 一方で、家庭犬としても人気があるため、身近に感じる人も多いと思います。そこで今回は、警察犬としても家庭犬としても人気のあるジャーマン・シェパード・ドッグについて、特徴や性格を見ていきましょう!
ダルメシアン
ダルメシアンは、黒と白の皮毛が特徴な犬種。おしゃれな斑点模様がファッションに取り入れられたり、映画のキャラクターになったりしています。 そこで本記事では、ダルメシアンの歴史や特徴、家族になった時の注意点などをお伝えしていきます。一緒にダルメシアンの世界を覗きにいきましょう。
チャウチャウ
チャウチャウは、中国で2000年以上前からいたとされています。体全体のモコモコの被毛と、クシャッとした笑顔がチャームポイントです。 また、他の犬種にはあまり見られない青黒い舌を持っています。そんなチャウチャウについて紹介していきます。
バーニーズ・マウンテン・ドッグ
皆さんは「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」というイヌの名前を聞いたことがありますか? マウンテン、英語で山というぐらいですから、なんだか山犬っぽくて強そうなイヌを思い浮かべますね! 確かにこの犬種は、山岳地帯(さんがくちたい)で暮らしていた歴史のある大型犬なので、たくましいイヌだということは間違いありません。 その一方、顔が愛くるしいというギャップもあるため、人気大型犬のひとつにも数えられています。 そんなバーニーズ・マウンテン・ドッグについて、もっと知りたくありませんか? では、一緒にこのページで秘密を覗いてみましょう!
ビーグル
ビーグル犬は漫画・スヌーピーのモデルとなった犬種。やんちゃで好奇心旺盛、垂れ耳で甘えん坊のビーグルは、家庭犬としても人気です。 クンクン臭いを嗅ぎながら歩く姿、耳をはためかせて走る姿は愛嬌たっぷり!家庭犬として人気のビーグルですが、実は昔から猟犬(りょうけん)として活躍してきた犬種でもあるんです。 魅力に満ちたビーグルの世界を覗いてみましょう。
フラットコーテッド・レトリーバー
さていきなりですが、問題です。「フラッティ」の愛称(あいしょう)で呼ばれているイヌといえば何でしょう? 答えは「フラットコーテッド・レトリーバー」です。 フラッティはゴールデン・レトリーバーやラブラドール・レトリーバーにそっくりなイヌですが、よく見ると微妙(びみょう)に違うところがあります。 それは性格だったり、外見だったり・・・。ちなみにフラッティは日本オリジナルの愛称なので、外国でフラッティと聞いても通じないためご注意を。 では早速いつものように、フラットコーテッド・レトリーバーの秘密について、一緒に覗いてみましょう!
ブルドッグ
皆さんはブルドッグと聞いたとき、どんなイヌを思い浮かべますか? トゲトゲのついた首輪をしている凶暴そうなイヌ?それともテレビでチンパンジーと一緒にお散歩していたイヌ?はたまた、調味料のソース?なんて方もいるかも知れませんね! 一度見たら忘れられない風貌の怖そうな顔をしたブルドッグ。 でも実はブルドッグには意外な性格、そしてブルドッグならではのある困ったこともあるんです。その秘密を一緒に覗いてみませんか?
ポメラニアン
愛らしい外見と明るい性格が魅力のポメラニアンは、多くの人々に愛されています。小さくても活動的で、家族に対する忠実さが心を打つ、完璧なコンパニオンドッグです。ポメラニアンとの生活は、その愛くるしさだけでなく、日常に活気をもたらしてくれます。一緒にこの魅力的な犬種についてもっと深く知る機会を楽しみましょう。
ミニチュア・シュナウザー
ふさふさとした眉毛に、立派な口ひげ。その外見はまるで可愛いおじいちゃん。 今回ご紹介するのは、ミニチュア・シュナウザーというイヌです。 名前を聞いても最初はピンとこないかも知れませんが、写真で見たとき「あぁ!あのイヌか!」と思い出す人も多いはず。 実際マルモリダンスで有名になったドラマ、「マルモのおきて」にも出演しています。そしてミニチュア・シュナウザーには独特な外見以外にも、秘密が隠れているのですよ! 早速、一緒に探ってみましょう!
ヤブイヌ
あなたはヤブイヌという、「最も原始的」といわれるイヌ科動物を知っていますか? ヤブイヌは中央~南アメリカに生息している動物で、イタチやダックスフントのような胴長短足の体型が特徴です。 日本の動物園ではあまり飼育されていないため、見たことがないという人も多いのではないでしょうか。 ヤブイヌを知っている人も知らない人も、この記事で彼らにどんな特徴や秘密があるのか一緒に見ていきましょう!
ラブラドール・レトリーバー
皆さんは「ラブラドール・レトリーバー」と聞いたとき、最初になにを思い浮かべますか?やっぱり盲導犬(もうどうけん)のイヌ!と考えた方も多いはず。 映画だと「クイール」や数々のドラマやバラエティ番組にも出演することもあるので、日本ではとっても有名なイヌのひとつだと思われます。 だけど実際、どうしてラブラドール・レトリーバーといえば盲導犬のイメージが定着したのか?不思議ですよね。 今回はそんな不思議も含めたラブラドール・レトリーバーの世界、このページで覗いてみましょう!
紀州犬(きしゅうけん)
静かで落ち着いた性格の紀州犬(きしゅうけん)は、真面目な性格を持っている犬種です。そのため、他の日本犬よりもがっちりとしています。 生まれは、和歌山県、三重県付近の山岳地帯でウサギやたぬき、鹿・イノシシを狩る狩猟犬(しゅりょうけん)でもありました。 土地によって呼び名が変わり、「那智犬(なちいぬ)」「太地犬(たいじいぬ)」「熊野犬(くまのいぬ)」「奥吉野犬(おくよしのいぬ)」とも呼ばれていたそうです。 現在は、「紀州犬」に統一されており数少ない犬種となっています。真っ白い毛色に、きりりとした美人顔の紀州犬。 早速、紀州犬の世界を覗いていきましょう。
甲斐犬(かいけん)
甲斐犬(かいけん)は、しっかりとした脚と体格を持つ中型の日本犬です。耳は立ち耳でしっぽは、巻き尾または差尾(さしお)が特徴です。 毛色は、黒虎毛・赤虎毛・虎毛の3種類。全て縞模様(しまもよう)で、黒虎毛は黒がベースの赤茶の模様(もよう)、赤虎毛は赤みを帯びた茶色で黒の模様がはいっています。中には、虎毛ではない単色の子も生まれるようですが、公式の甲斐犬とは認められてないようです。 舌の色は、北方起源(ほっぽうきげん)のスピッツ同様(チャウチャウや北海道犬など)、青黒い個体の甲斐犬も存在しています。 性格は、「冷静」「勇敢」「一代一主(いちだいいっしゅ)」。気が荒いイメージもある甲斐犬ですが、じつは温厚で愛される家庭犬としても人気です。さっそく、甲斐犬の世界を覗いてみましょう!
柴犬(しばいぬ)
柴犬は、日本犬の中でもっとも人気があるといわれます。凛々しさと可愛らしさを兼ね備えたルックスで、今や海外でも柴犬を飼う人は増加中です。犬らしい忠実な性格で、とても賢い犬種でもあります。歴史の古い犬種で、1936年に天然記念物に認定されている日本を代表する犬です。 柴犬の歴史や特徴、飼い方について徹底解説していきます!
秋田犬(あきたいぬ)
秋田犬(あきたいぬ)といえば「忠犬ハチ公の物語」を思い出す人も多いですよね?渋谷駅の銅像になっている秋田犬が「忠犬ハチ公」です。 忠犬ハチ公こと、ハチは主人であった大学教授の上野英三郎が、講演の途中に倒れて帰らぬ人になってしまった後も、渋谷駅で主人を待ち続けていた犬として、有名になりました。新聞記事を掲載させたのは斎藤弘吉です。 忠実な性格の秋田犬の特徴を感じられ、物語や映画になったほど。 優しい顔に、どっしりとした体格。どんな特徴や性格なのでしょうか?早速、秋田犬の世界を覗いてみましょう!
日本スピッツ
白くて美しい被毛を持っていて、凛々しいルックスが魅力的な日本スピッツ。 日本では、昭和20年代から一般家庭で飼われるようになりました。少し頑固な性格ではありながらも、賢いうえにとても温厚な一面も持ってます。 凛とした賢い性格の犬、日本スピッツについて紹介していきます!
コメントしませんか?
おめでとうございます! あなたが初めてのコメンテーターです!
コメントしませんか?
※ご注意:記事内に掲載するコメント権の購入になります。
あなたの好きを見つけよう!
当ショップでは、様々な動物をテーマにしたユニークで魅力的なグッズを取り揃えております。
グレート・デーン 参考文献
- よくわかる犬種図鑑ベスト185 動物ジャーナリスト藤原直太朗
- まるごとわかる犬種大図鑑 監修 若山動物院院長 若山正之
- AMERICAN KENNEL CLUB https://www.akc.org/dog-breeds/great-dane/
- THE KENNEL CLUB https://www.thekennelclub.org.uk/search/breeds-a-to-z/breeds/working/great-dane/
- JAPAN KENNEL CLUB https://www.jkc.or.jp/archives/world_dogs/2759
- 犬との暮らし大百科 https://www.anicom-sompo.co.jp/inu/
- みんなの犬図鑑 https://www.min-inuzukan.com/
- Pet Smile news forワンちゃん https://psnews.jp/dog/
- 子犬のへや https://www.koinuno-heya.com/
- わんちゃんホンポ https://wanchan.jp/
グレート・デーン 使用メディア紹介
動物完全大百科をあなたのメディアで豊かにしよう!
動物完全大百科では、動物の素晴らしい写真や動画を常に募集しています。もしあなたが共有したいメディアがあれば、ぜひご提供ください。あなたの投稿はクレジット付きで動物完全大百科に掲載され、多くの動物愛好家に届けられます。動物の魅力と多様性を一緒に伝えましょう。